金の斧 銀の斧 誰の斧？

あるところに　それは真面目に仕事に励んでいる木こりがいました
ある時　手をすべらせて深い泉に斧を落としてしまいました
その泉に住む精霊が２本の斧を手に　働き者の木こりにこうたずねました

「お前の落とした斧は　この金の斧かい？
それとも銀の斧かい？」




「ふむふむ　なかなか正直な心を持った感心な木こりだ
そんなお前に　この金と銀の斧をあげよう」


















「・・・」
頑として受け取らない木こり…
そこへ　また斧を泉に落としてしまった木こりがあらわれました

「おいお前　斧を落としただろ
この金の斧かい？銀の斧かい？」



「そう斧」





「いや　だから　拾ってあげたからね…」





「いら…　金か銀か　選べるんだよっ」





「きいてる？」





「うさぎさんはいいから」





「そんな事　年末に話せばいいでしょ！」





そこへ通報を受けたぽんちゃん警部補が駆けつけました





「えっ！？ちがうちがう　ワシは泉の精でだね…」





「ええっ　そんな事言ってないし！！」





「アギョーーー（TДT●）」

世知辛い世の中になったと嘆く間もなく
ムショ送りになってしまった泉の精でした
めでたしめでたし(´∀｀；)





ムショへの差し入れお願いします（笑）
　　　　

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