虫送りの準備

昨日、今週の土曜日に行われる『虫送り』で使う、たいまつの準備！
午前中は竹を収集・・・と言っても伐ったばかりの竹では火もつきにくいので、
古い竹を保管（田んぼの「ハザ」用に）してあるお宅に頂きにまわり、古い物から、たいまつに使います。
やや新しい竹や、新たに伐った竹は来年以降のたいまつ用に、寝かしときます。
ちなみに去年の『虫送り』の風景です。。。

午後から壮年団や地元の有志の方々でたいまつの作成です。
竹を割って、先っぽに「スンバ」（杉の枯葉）を入れ、縄で縛ります。この縛り方が難しいんです！

ここで年配の方のレクチャーが始まります。
こ～やって～ここを殺してギュッと・・・さすがに年の功ですわ！年季が違います！
何人かに教わりましたが微妙に違うので、尚わからなくなります。
ようやく覚えた頃に終了～～～っ！

去年もたしか、こんな感じでした。来年もたぶんこんな感じなんでしょうか・・・
いいかげん覚えないと、いつまでも教えてもらうわけにはいけませんから。。。
その後、各家に配布にまわって・・・1日仕事でした。

以前は数本しか出ていなかった虫送り・・・このままでは継続は困難か？
との危機感から2年前、このように『虫送り』の為にたいまつを皆で作成し配り、
皆さんに参加してもらうようになりました。

能登の田舎の初夏の風物詩です。
たいまつはまだまだ余りがあります。興味のある方や参加希望の方は山下増改築工房まで