山下増改築工房BLOG

リフォームや増改築や色んな事・・・

七尾市 あったかリフォーム 浴室の窓

2018-02-16 19:37:07 | リフォームな事

先月から今月にかけての寒波で水道管の凍結や破裂などの災害が多くありました。
それに伴って水廻りも工事しなくてはならない状況となった・・・のご紹介です。
20年近く経った住宅の浴室はタイルのお風呂が多く、とにかく寒い。

そこでユニットバスにリフォームしましょう!
となるのですが、ユニットバスに変えるだけでも温かくなります。
が、工事とか予算とか色んなからみで窓は既存のままでいこうか・・・
という事も可能なのですが、窓が既存のままだと相変わらずス~ス~と風が入るとか、
気密が良くないのでせっかくあったかい仕様のユニットバスにしても効果半減・・・(おおげさですが)

それならば窓も変えましょう!
となるのですが、外壁がからんできます。
外壁材にもよりますが、浴室部分の外壁を解体し補修するとか、
窓廻りを部分的に補修となる事が多いです。
台所から洗面、浴室、トイレまでの工事でしたら、一気に窓も外壁もその一面はやり替えだと思い切れるのですが、
お風呂だけとかとなると、外壁はさわらず、窓は既存でいこうかな、となるのが大半です。

そこで既存の窓枠を残したまま、外壁をさわらず、新しい断熱サッシを取付ける方法があります。

 

 

浴室解体後の既存サッシ

 

 

既存サッシ枠を残して、新しい断熱サッシの取付。樹脂製。
既存サッシの内法に入れるので一回り小さくなります。

 

 

既存外観。

 

 

取付後。既存サッシにかぶせて取付けるかんじです。
外壁は既存のままです。

 

 

回りの額縁が大きくなりましたが、両サイドに同じ大きさの窓があるため、あまり気なりません。
あったかそうな感じです。
これからユニットバスの組立となります。

窓って重要な部位だと思うのですが、
水廻りの工事となるとその機器の機能やデザインに集中して窓は後回しとなる事が多々あります。
サッシは住宅の部材の中でも進化が早い部類で、寸法や構造も変わってきてます。

窓のリフォームにしても
取替えや、ガラスの入替えとか、内窓を付けて二重にするとか、今回のカバー工法とか
内装や外装がからんでくる事が多く、
既存が半外付けなのか、外付けか内付けかとか、単板かペアかとか、年代によっては寸法が違うとか、
知識や経験がけっこう必要です。

寒い日本の住宅の原因は古いサッシがその一つで、
重要な部位ですが、見た目があまり変わらないのでついコストカッターになりがちです。
気密、断熱を考えるとやはり重要視するところなんです。
日本の住宅が欧米に遅れているところです。

長くなりましたが今日はこの辺で・・・

うちのお風呂タイルだし寒いし原因はサッシ?
そろそろリフォームしたいわよね~お風呂に洗面、トイレに台所・・・
そんなご相談は山下増改築工房



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。