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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第25話 「ファイナル・リミット」

2007年09月26日 23時17分09秒 | 『リリカルなのは』
 
魔法少女リリカルなのはStrikerS 第25話 「ファイナル・リミット」





【プロローグ】

出会いは偶然
始めは何もわからなかった
ただ、目の前で泣かれると、私もなんだか悲しくて
行かないでって抱きつかれると、胸が切なくて
笑ってくれると嬉しくて
上手く言葉に出来ないけど、きっと大切な子
守れなかった約束を、今度はきっと守るから
だから待ってて・・・
ママが絶対、助けるから!




①今回の主なキーポイント

壊せない物は無い、ヴィータ渾身のリミットブレイク。
加速して行く事件解決。
なのはの戦略。
事件の終焉を告げるディバイン・バスター、スターライト・ブレイカー。
今度こそ約束を守れるね。




②7分



次元航行部隊が到着する前にゆりかごが軌道ポイントに到着してしまう時差は僅か7分。
今のままではゆりかごの方が有利。
それを縮めるにはヴィータは駆動路破壊、そしてなのはが玉座の間にいるヴィヴィオを何としても救う事にある。
全ては機動六課、なのはとヴィータの双肩にかかっている。
ヴィータはアイゼンのリミットブレイクで駆動路の破壊を試みるが、邪魔も入り中々進まない。
一方のなのはもヴィヴィオの攻撃により防戦を強いられていた。




③なのはの戦略




いくら相手がヴィヴィオとはいえ、ヴィヴィオの攻撃を受けてばかりでは何の解決にもならない。
戦中、なのははヴィヴィオを何度も拘束し、ヴィヴィオはそれを破るの繰り返し。
ブラスターモードでの持久戦ではなのはの方が不利なのは明らか。
WAS(why erea search)エリア2からエリア3へ・・・。
レイジングハートはブラスターモードを継続中ながらも別の仕事もしていた。
なのはが玉座の間に向かっている最中にばらまいた魔法球。
それはゆりかご内部に潜むクアットロの居場所を探る為であった。
サーチ範囲は残り僅か。
しかしヴィヴィオの攻撃を受け続けるにはブラスターモードのレベルを上げなければ耐えられない。
ブラスターⅡ、クリスタルゲージロック。
ヴィヴィオには戦って傷ついて欲しくない。
なのはの思う気持ちがヴィヴィオにより強力な拘束魔法をかけて行く。
しかしヴィヴィオはそれを破る。




④ブラスターモード




エクセリオンモードまでならなのはに負担をかけずにいられた。
ブラスターモードとは術者の生命力を犠牲にした、限度を越えた自己ブーストモード。
なのはの生命力、供給魔力の範囲を度外視する魔法高出力モード。
それは軽自動車にF1カーのエンジンを載せたようなもので、あまりもの出力に筐体(身体)がすぐに傷んでしまう。
ブラスターモードは一撃必殺に適したモードで、長時間使い続ければ術者の生命力が削られる諸刃の剣。
それをなのはは覚悟の上でヴィヴィオと相対していた。
よってクアットロの発見が急務となる。
こうしてなのはがブラスターモードを使えるのは、内部突入後も戦力を温存させてくれたヴィータの活躍によるもの。




⑤騎士の散り際





自分は自分のなすべき事をする。
ゼストは最後まで騎士の道を貫く事を選んだ。
それがどんな背景であろうとも、自分の選んだ道。
既にスカリエッティとルーテシアは確保されている。
ゼストはもう何もぜずとも良かった筈。
そこで武器を置いては騎士としての誇りも失いかねない。
騎士の最後は戦って死ぬ以外にはばからず。
ゼストは道を踏み外したとしても騎士としての最後を選んだ。
シグナムは全力でそれを迎え撃つ。
シグナムの紫電一閃はゼストの貫かんとした己の道を最後の花道として手向けた。
騎士として満足の行く終焉を。
ゼストは事件の全容データが詰まったリングをシグナムへ託し、ルーテシアとアギトの事も頼むと言い残し、息を引き取る。
レジアスと共に守れなかったあの空は君たちが・・・。
ゼストの遺志をシグナムはしめやかに受け取る。




⑥砕けない物なんかないんや





砕こうにも砕こうにも、一向に壊れる気配を見せないゆりかご駆動炉。
そして何度もリミットブレイクを酷使したアイゼンがとうとう粉々に砕けてしまった。
ガジェットの亜種に身体を貫かれながらも駆動炉の破壊を続けたヴィータ。
アイゼンに砕けない物は存在しない。
それを誇りに戦って来たヴィータだが、次第に絶望感が湧いて来る。
平然と立ち尽くす駆動炉を目の前に、アイゼンを失ったヴィータは自分の力不足に六課の隊員達に詫びるしかなかった。
自分が壊せばゆりかごは止まるかもしれないのに、7分差も埋められたかもしれないのに。
申し訳ない気持ちは主はやてへと向けられる。
尽き果て、墜落して行くヴィータ・・・。






落ちて行くヴィータを労うかのように、柔らかく包むものがヴィータを抱えあげた。
ヴィータが目を開いた先には10年間見馴れた優しい顔、八神はやての顔が映りこんだ。
はやてはゆりかご内部に突入しようとする際、アルトから大事な届け物があるから待って欲しいと言われていた。
それがリイン・フォースⅡ。
リインとユニゾンしたはやてはゆりかご内部に突入し、ヴィータを救った。
はやてがヴィータを優しく包み込む。
アイゼンに砕けない物は無いんや・・・。
はやての言葉が魔法の呪文であったかのように、駆動路の一点にヒビが入り、そこから駆動路は破壊を始めて行った。
ヴィータの執念が見事に駆動路を打ち抜いたのだった。




⑦ラボ崩壊



クアットロが生き残ればスカリエッティは甦る。
よってラボは放棄され、時限崩壊のタイムリミットのカウントダウンが始まった。
フェイト、ヴェロッサ、シャッハ。
スカリエッティと残されたナンバーズ。
スカリエッティは自分は用済みだと吐き捨てる。
ラボも戦闘機人も、コピーが必ず再生させる。
スカリエッティ自身も長年引き継がれて来たコピーらしい。
それが自身の命に関しても何も惜しまない。
目の前にいるフェイト達がラボの崩壊に巻き込まれれば管理局も痛手を被る。
クアットロさえ残れば・・・。
ラボが破棄される事は素体も助からない事になる。
治療を続けるチンクや、素体となったルーテシアの母メガーヌも。
フェイト達はただ脱出すればいいという状況では無くなった。
ラボ崩壊は防げるのだろうか。




⑧怒濤のディバイン・バスター





なのはが蒔いたWAS。
それがとうとうクアットロの居場所を突き止めた。
距離はなのはのいる場所よりも最深部。
ヴィヴィオを目の前に、クアットロのいる場所に向かう訳にもいかない。
忘れてはならない。
ブラスターモードとは膨大な魔力で一撃必殺攻撃を目的としたモード。
ヴィヴィオを何度も拘束させたのはクアットロの探査を目的とした時間稼ぎでもあった。
壁をブチ抜いてクアットロの居場所を目掛けて撃つ。
そんな芸当をやってのけるのが高町なのは。
踏み出す足音はみなぎる勇気の表れ。
全身全霊をかけてこの一撃を・・・。
ヴィヴィオを惑わした真の敵、クアットロ。
クアットロさえ抑えればスカリエッティの野望も潰える。
ブラスターモードⅢ。
渾身の一撃必殺、ディバイン・バスターがクアットロを目掛けて発射される。
クアットロの脳裏に空港大火災で見せた、なのはのスターライト・ブレイカーの威力風景が甦る。
スバルとギンガが巻き込まれた空港大火災を仕掛けたのがクアットロである事がここで判明する。
クアットロはその時、なのはの魔法に戦慄を覚えていたらしい。
そしてその上をはるかに越えるディバイン・バスターが自身に目掛けて飛んで来る。
抗いようの無い恐怖が自分に向かって襲って来る。
結局はクアットロも人。
あの狡猾で冷徹な彼女も成す術が無く、待っていたのは断末魔の叫びしか無かった。
ドクターの夢が完全に消える・・・。




⑨心が通った召喚虫



ハクテンオー、ジライオの混乱。
混乱して行く召喚虫の中、ガリューだけは我を取り戻していた。
エリオとの戦いで、本当の敵は何者かをガリューは悟ったのかもしれない。
ルーテシアの召喚虫達に伝える意思は本当の意思ではない。
ルーテシアと心を通わせていたガリューはそれに気付いたのかもしれない。
そしてエリオとの戦いが、ガリューをクアットロの呪縛からいち早く逃れさせたのだろう。
キャロ達を守ったのは、エリオとガリューの間にも心が通じ始めた証かもしれない。
なのはのディバイン・バスターにより、クアットロの呪縛から完全に解かれたハクテンオー、ジライオ達は我を取り戻して行く。
そしてルーテシアも目を覚ますことだろう。




⑩いつだって、どんな時だって




クアットロの呪縛から逃れたヴィヴィオ。
しかし聖王の鎧がヴィヴィオを嫌がおうにも戦いに駆り立たせる。
逃げて・・・止まらないから逃げて!
自分は昔の人間のコピーにすぎない生体兵器。
なのはやフェイトが本当のママじゃないのは解っていた。
わざと事件を起こしてデータ収集をする為に管理局に近付いただけで、優しくしてくれる人をママと呼んだだけだった。
だからこの世にいちゃいけないんだ。
今いる自分は全て偽者。
自分を否定するヴィヴィオ。
事態に対して自分の命で責任を取ろうとしているのだろうか。
そうやって自分を助けようとするなのはをゆりかごから逃がそうとしている。
それでもなのははヴィヴィオに自分の存在は確かなものだと説く。
こうして泣いているのもヴィヴィオが本物である証。
あの時落ち込んだ時に頭を撫でてくれたのもヴィヴィオだから。
すぐ泣くのも、ピーマンが嫌いなのもヴィヴィオの癖。
だからヴィヴィオは本物のヴィヴィオ。
生まれなんか関係無い。
こうして生きているから自分は常に本物。
フェイトだって、スバルだって、ギンガだって、エリオだって・・・。
生まれはどうであれ、今を生きていれば本物なのだから。







ヴィヴィオ、本当の事をママに教えて・・・。
なのはママが好き・・・。
ママ、助けてっ!!
その言葉をなのははどんなに待ち望んだ事か。
ママを返せと抗い襲い掛かり、何度も何度もヴィヴィオの心の叫びを受け止めて来た。
機動六課が襲撃されたあの日からようやく手に届いたヴィヴィオ。
聖王の鎧はまだヴィヴィオを戦わせようとするが、ヴィヴィオにはもう戦意が無い。
助けてと言ったら助けるよ、いつだってどんな時だって。
全力全開で放たれるスターライト・ブレイカー。
魔力攻撃によるダメージでヴィヴィオに埋め込まれたレリックを破壊する。
レリックは破壊され、瓦礫の中から横たわった元の幼いヴィヴィオの姿が表れる。
そしてヴィヴィオは自分で立ち上がる。
強くなるって約束したから・・・。
守れなかった約束を守る時が、守ってくれた約束が・・・。
もう離さないよ。
なのはの止めどない涙は2人の絆が親子よりも固く結ばれた事を表すには充分過ぎる程だった。




⑪隊長を迎えに




ヴィヴィオを取り戻したなのは。
しかしゆりかごはヴィヴィオ(聖王陛下)を失った事によりシステムダウンを始めてしまう。
魔力リンクのキャンセル。
艦内においての魔法が使えない状態に陥り、なのはとヴィヴィオ、なのはと合流したはやては取り残されてしまう。
スバルとティアナはヴァイスの手引きにより脱出支援と救助任務に当たる。
ヘリの中にはティアナが得意とするバイクも常備。
ギンガから託されたブリッツキャリバーを手にしたスバルとティアナはなのは救出に向かう。
魔法が使えない今、移動手段は魔法以外の動力源が頼りになる。





【次回予告 なのは・スバル】

事件が終わりを告げる時
そして機動六課がその役目を終える時
離れ離れになっても消えないもの、忘れないもの
次回魔法少女リリカルなのはStrikerS
最終話「約束の空へ」
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