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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第23話 「Stars Strike」

2007年09月12日 22時41分04秒 | 『リリカルなのは』

魔法少女リリカルなのはStrikerS 第23話 「Stars Strike」 





【プロローグ 語り:ティアナ】

地上でも空でも分断されたままの絶望的な状況。
だけど、ずっと側にいてくれたあの子の、バカみたいな優しさと・・・。
出来の悪い私に一生懸命、技と力を叩き込んでくれた、あの人の教えが、私に立って戦えって言ってる。
誰にも負けないって言ってくれた言葉を、積み重ねて来た時間を、信じた未来を・・・。
夢のままで終らせない為に。



※※今回はチャンネルを表示させたまま録画してしまった為、画像の上部が見え難くなりました。何卒ご了承を。



①今回の主なキーポイント

スバルとティアナの勇気を振り絞った反攻。
次々と戦闘不能へと陥って行くナンバーズ達。
聖王の血が最強の生体兵器へと変化させてしまったヴィヴィオ。
非常に厄介な敵クアットロ。
親友と8年前の出来事。
なのはの教導効果が戦局を好転させて行く。




②徐々に戦力が削られて行くスカリエッティサイド





チンクはスバルから受けた振動破砕により戦闘不能に陥り、シャッハはゆりかご内部でセインを確保した。
そして玉座の間に向かうなのはをディエチが迎え撃つが、なのはのブラスターモードによる魔法攻撃により戦闘不能へと陥った。
ナンバーズの中で唯一、人道的な思考を巡らせていたディエチ。
迷いながらも使命に従順するディエチの姿は痛ましい。
そしてディエチはなのはの圧倒的な魔法の力にひれ伏した。
なのはへの畏怖と戦わずに済むという気持ちが、芽生えかけたディエチの反抗意思を霧散させたよう。
ディエチのなのはに向けられた台詞「こいつ・・・人間か?」。
ブラスターモードがいかに強大でかつ、危険なものかを示しているかのよう。
そしてティアナの窮地からの反攻やスバルの反攻、そしてシャマルによりチンク以下の下位ナンバーズ(セッテを除くギンガまで)は次々と敗退して行く。




③聖王の鎧









古代のベルカ王族は自身を兵器と化してまで戦いに挑んでいた。
レリックはゆりかごを稼動させたり、自身の生体兵器として機能させる為のエネルギー結晶体。
そのレリックを取り込んだ古のベルカの王族はレリックウェポンと化して戦場に赴いた。
ヴィヴィオは当時の王族の生まれ変わりのようなもの。
当時の王の完全再現となり、その王を隠れ蓑としてスカリエッティは世界中を混乱に落とし込む魂胆らしい。
ヴィヴィオは度重なる痛みと苦しみで我を失いかけていた。
戦闘に適合し得る最適な体型となるべきなのか、ヴィヴィオの身体が急成長して行く。
ヴィヴィオの身体を包み行く鎧はまるで戦闘機人に似通っていた。
となると戦闘機人は聖王の鎧をモチーフにした、より機械的なレプリカに近い。
“目の前にいるなのはは自分の母親をさらった敵だ”と、クアットロはヴィヴィオにすり込むように言い聞かせた。
身体が成長したと同時に思考さえも変わってしまった。
短い時間ながらも、なのはと過ごした時間をヴィヴィオは忘れてしまったのだろうか。
なのはの呼びかけに一瞬何かを感じ取ったヴィヴィオだが、すぐにクアットロの思うがままになり、なのはを敵と認識し襲いかかろうとする。
既に危機的なブラスターモードを使用しているなのは。
ヴィヴィオの強大な力の前に段階を上げざるを得なくなり、さらになのはへの危険度が増して行く。
なのははヴィヴィオとの戦いを強いられる。
何とかヴィヴィオが自分の事を思い出してくれれば傷つけ合う事も無くなるだろうが、それは困難を極める。
やはりクアットロの逮捕及び確保が先決だろう。
自身のISシルバーカーテンで居場所を特定させないクアットロの戦法は実に厄介である。




④強くなりたい理由







痛くて怖くて傷つくのはイヤ。
誰かが痛い思い、怖い思い、傷つく思いを見るのはもっとイヤ。
自分の身体は人とは違う、壊してしまう力をも秘めている。
まだ幼かったギンガとスバルは自分の事をそれなりに理解をしていた。
それでもギンガはクイントのスキルS・Aを一生懸命練習していた。
スバルはS・Aに興味はあったらしいが、練習しようとしなかった。
それは自分が弱くても両親やスバルが守ってくれるから。
スバルはそれで良いと思いながら過ごして来た。
だけどそれはある日を境に変わる。
災害ややむない戦いで困って苦しむ人を自分の力で安全な所へと一直線に救いたい。
かつて自分を救助してくれたなのはのようになりたいから強くなりたい。
強くなって得た力は壊す事や傷つける為に使うのではない。
守る為の力、悲しい今を打ち抜く力だ。
そう思う事で戦う事への恐怖を戦う勇気へと変換させられる。










スバルはギンガから痛恨の攻撃を受け続ける。
薄れ行く意識の中、いつしかなのはと話し合った強くなりたい理由の事をスバルは何となく思い起こしていた。
スバルは何で強くなりたいの?
でも今の自分では成す術が無い。
躊躇いを失ったギンガは強い。
かと言って、あの時のような振動破砕を使えばギンガを確実に傷つけてしまう。
そういうのが一番嫌いで、今もその気持ちは変わらない。
孤独な戦いが続くスバル。
しかし本当の孤独ではなかった。
訓練に明け暮れた日々。
それはスバルだけでなく、マッハキャリバーも同じだった。
今のマッハキャリバーはかつてのAI対応デバイスではない。
レイジングハートやバルディッシュのようにマスターを気遣える相棒にまで成長していた。
スバルが意識を失いつつも、マッハキャリバーはスバルをサポートし、訓練通りの対応が出来、ギンガの攻撃を回避する事に成功した。
そしてスバルは意識を取り戻す。
相棒マッハキャリバーに励まされ、思い起こしかけていたなのはに語った強くなりたい理由をきちんと思い出す。
それを聞いて笑顔になったなのはの笑顔は今も忘れられない。
その理由となのはの笑顔が自らの戦う勇気をより増幅させて行く。
そして先程と同じ、正面からのぶつかり合いを挑むスバル。
一度は貫かれたシールドを利用し、ギンガの攻撃を寸前で回避し、ディバイン・バスターをギンガへぶつける事に成功した。
なのはの教導、なのはの笑顔。
自分をより強くさせてくれたなのは、そしてマッハキャリバーの後押しで勇気を得たスバルは勝利した。




⑤ティアナを助けたのはシャマル



結界内に閉じ込められ足を怪我したティアナ。
ティアナに迫る戦闘機人は3。
その窮地を覆す口火を切ったのはシャマルだった。
建物外周に結界を張り、ノーヴェ、ウェンディ、ディードに戦闘の指揮を与えていたのはオットー。
そのオットーがシャマルのクラールヴィントの網にかかり、確保された。
ガジェットがオットーの周囲を守ろうがザフィーラの攻撃には無意味。
これによりティアナを閉じ込めていた結界は無くなり、ティアナに精神的余裕が生まれる。
別行動で関わりの無い2人だが、シャマルが間接的にティアナを援護している。
元々は戦場の全体指揮が主な任務のシャマル。
古代ベルカ式のクラールヴィントの前ではオットーの指揮能力レベルは低かった。




⑥凡人だからこそ







自分はどんなに頑張ったって天才的な超一流にはなれない。
かつてそれが元でなのはや仲間に迷惑をかけた事もあった。
考え方はあれからあまり変わっていない。
しかし自分には諦めきれない夢がある。
ティアナは戦闘や魔力に対しては天才的な実力は無い。
しかしそれをカバーするものは培って来た。
現状を総合的に判断する力。
冷静に分析が出来る力、そして統制力。
それさえあれば不利な戦況も打破出来る。
そして確実に活きているなのは効果。
なのはがティアナに向けた教導プログラムを組み、ティアナはそれに従って訓練を重ねて来た。
ここまで窮地に陥っても無事でいられたのはなのはの教導あってこそ。
戦闘機人はあらゆる戦闘訓練をする筈もなく、データの蓄積だけで戦う。
よって戦闘パターン(フォーメーション)も単調なものである事にティアナは気付いた。
そこにシャマルがオットーを確保した事により結界が解除される。
残りの魔力も少ない。
ここで一気にカタをつける。
逃げも隠れもしないティアナは3機の同時攻撃を待ち構える。






ノーヴェとディードが直接攻撃で襲い掛かり、ウェンディがライディングボードで援護砲撃をするのが彼女達の戦闘パターンらしい。
ティアナは魔法弾2発を襲い掛かってきた2機に撃つが回避される。
ウェンディのライディングボードの砲撃は発射するまでに一定の時間がかかる。
ティアナはそれを逆手に取り、即座にウェンディのライディングボードの砲撃口に魔法弾を撃つ。
射出されるエネルギーが誘爆しライディングボード破壊される。
その間もノーヴェとディードはティアナに向かっている。
ノーヴェはウェンディのランディングボードの爆発で足止めされ、向かうのはディードのみ。
ディードは確実にティアナの背後を狙う為、ティアナにはどこからディードが襲ってくるかが判断できる。
ディードのツインブレイズを受け止めている最中、最初に放った予めコントロールされていた2発の魔法弾の1発がディードの後頭部を直撃。
そしてライディングボードの爆発でひるむウェンディをもう1発の魔法弾がヒット。
ウェンディ、ディードは戦闘不能に陥った。
残るはノーヴェだが、先程ティアナの幻影に攻撃した時にジェットエッジを破損させていたので戦闘力は落ちている。
ノーヴェがティアナに戦いを挑むのか、逃げ出すのか。
スバルとの決着がついていないだけに後者の可能性も充分にある。




⑦8年前の真相



ゼストはシグナムを破り、レジアスのいる地上本部を目指す。
レジアスはオーリスの説得にも耳を貸さず、席を動こうとしない。
レジアスはあれ程恐れていた友を待っていた。
やがてゼストはレジアスの元に現れる。
オーリスはゼストを知っていた。
レジアスはオーリスが子供の頃から知っており、ゼストとも面識があったらしい。
アギトはシグナムの進行を1人で止めようとする。
ゼストは友達に会いに行くだけだ、邪魔をするなと。
シグナムはアギトの結界を破り、自らのユニゾンを解除する。
戦うのが目的ではない、話を聞かせてくれとアギトに訊ねる。
ゼストはレジアスに向けて写真を投げる。
8年前、自分と自分の部下を殺させたのはレジアスで間違い無いのだろう?
そこにはゼストと部下達の姿が。
中にはクイントの姿があった。
ギンガとスバルはクイントの遺伝子で生まれた事が判っており、事実上は本当の親子だった。
そして写真の中にはルーテシアの母親に似たような女性隊員の姿も。
人造魔導師や戦闘機人の中に、ゼストの部隊員達の遺伝子を利用して生まれた者がギンガやスバル以外にも確実に存在していることだろう。
そしてゼストとレジアスの2人が写る写真。
昔、共に語り合った正義はどこに行った・・・。
最高評議会のはかりごとが様々な形で管理局員達に影を落としている。
その最高評議会はもう存在しない。




⑧残ったナンバーズ

残されたナンバーズは数少ない。
ウーノ、ドゥーエ、トーレ、クアットロ、セッテ、ノーヴェが健在。
ノーヴェが確保されるのは時間の問題だろう。
この中で一番厄介なナンバーズはやはりクアットロなのだろうか。
次回の「雷光」でライトニング分隊の戦局が注目される。





【次回予告 語り:エリオ】

消えない傷跡も、止まらない痛みも・・・
逃げずに真直ぐに受け止める事を教えて貰ったから・・・
だから僕らは・・・
次回魔法少女リリカルなのはStrikerS
第24話「雷光」
勇気を込めてテイクオフ


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