旧友

　

今回、大阪マラソン出場にあたり、大阪府には１１年ぶりに行きました。

どうしても会っておきたい先輩、友人が二人居ました。

村田英次郎先輩。

元東洋・太平洋バンタム級チャンピオン（防衛１２回）２回続けて世界タイトル挑戦を引き分けた、日本のバンタム級では最高の名ボクサーでした。

私はＷＢＡの対ジェフ・チャンドラー戦を生観戦して、村田先輩に憧れ、金子ジムへの入門を決めました。

約２年程ではありましたが、世界を目指す村田先輩と共に流した汗は自分の人生の中でも最高の財産です。

当時のトレーナーはエディ・タウンゼントトレーナーです。

そのエディさんの志を継いで、現在は大阪・高槻市にてエディタウンゼントジム を主催されております。






もう一人は浪速銀二こと吉田芳朗。

吉田と私は同じ歳。

吉田は森岡ジム→金子ジム→協栄ジム→金子ジムと渡り歩き、プロデビューをしたのは私が引退した一年後でした。

昔は一緒によく遊んだ仲です。



その二人と、村田先輩とは７年ぶり、吉田とは３年ぶりに会う事が出来ました。

久しぶりの再会で、とても刺激を受ける事が出来ました。

大阪マラソン

昨日は「第３回大阪マラソン」に参加して来ました！

私にとっては丁度３０回目のフルマラソン出場でした。

昨年の１０月、右足アキレス腱の腱鞘炎を起こしてしまい、約５ヶ月後に痛みは引いたものの、アキレス腱は太く固く変形してしまいました。

今年は３月のフルマラソン参加も１５Ｋで棄権。５月のハーフマラソンは７Ｋで棄権しています。

８月の２５Ｋのトレイルランと９月のハーフマラソンは何とか完走して、この大阪マラソンに臨みました。

正直、足の痛みが引いて走り始めたのは９月になってからでした。

９月、１０月のマラソン前の月刊走行距離は両月共、大体１２０Ｋ位でした。

アキレス腱の変形からかバランスが悪く、うまく走れないのですが、何とかコンディションをつくる事が出来、この大会に臨みました。

私はベストタイムは３：１４なのですが、今回は５時間を目標にしました。

５時間だとキロ７分ペースです。大体ハーフの２１Ｋ付近までは若干目標タイムを上回るペースで行ったのですが、後半急に失速してしまいました。
３０Ｋ地点ではとうとう歩き出してしまいました。
どんなに遅くとも歩くことだけは避けたいと思っていましたが、ダメでした！
根性がないですね！こうなればタイムなんてどうでもよくなり、ズルズルと歩いてタイムを極端に落としてしまいます。
時計のストップウオッチも何故か５８分で止まってしまっていました。

結局、驚異的に自己ワースト記録を更新して、若干６時間を少し切る位のタイムでボロボロになりながらも何とか完走する事が出来ました。

「本当に情けない」という気持ちと「よく（こんなコンディションで）走り切ったな！」という複雑な気持ちです。

まあ、これからも自分の身体と相談しながら、体調を整え、フルマラソンを走って行くつもりであります。

何の為にマラソンを走るのかー！？　年に一回位マラソンを走る事により、自分の体力、運動能力、気力を確認しているのです。

自己満足の為に走っているマラソンですが、情けないけど身体の劣化は速いです・・・。

この大会に参加した選手の皆さん、お疲れ様でした。

大会関係者、ボランティア、応援の方々ありがとうございました！

”大阪最高ー！！”