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ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

悲しいかな・・・

2011-11-13 22:25:10 | 自宅介護

昨夜はなぜか9時就寝の母ちゃんです。

どのチャンネルもつまらないらしく、さっさと電気を消してしまったんです

寝るのなら、トイレと服薬を済まさねばなりませんが、どうせすぐにトイレに起きるだろうと、そっとしておことにしました。

案の定、10時半、11時半にトイレに起きたので、トイレと着替えと服薬はその時に行いました。

目はどことなく不穏の輝き

なんだか嫌な予感がします・・・

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夜間のトイレ介助は1時半でした。

夜間のトイレ介助は、かれこれ11日ぶりのことです。

が、その後は6時まで眠ってくれたので、不安は杞憂に終わりました

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午前中は不穏も無くトイレは2時間おきで、テレビを楽しんでいましたが、午後1時を過ぎた頃から一変

不穏と多動と頻尿が始まりました

昨日までの平和が嘘みたい

夕食までの5時間で、11回のトイレ介助となりました

目の前にポータブルトイレがあるのに、『トイレどこだっけ

目の前にベッドがあるのに、『どこに寝るんだっけ

呼び出しボタンとテレビのリモコンを混同・・・

大好きなはずの『駅伝中継』や『相撲中継』も、なんだか上の空・・・

不安が現実味を帯びてきました

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夕食後は頻尿が少し治まったかのように見えますが、不穏は継続中・・・

『おばちゃ~ん、トイレ~』

・・・って、オイラはおばちゃんじゃぁねぇし

オイラ『母ちゃ~ん、オイラは誰

母『口うるさいおばちゃん

オイラ『口うるさいけどおばちゃんじゃないぞっ

母『ん~・・・メイだっけか、おまえ・・・』

オイラ『娘を忘れたんかい

母『娘じゃないよ~・・・メイの・・・誰だったっけか・・・』

オイラ『・・・

・・・とうとうオイラは娘ではなくなったようです

こんな時、いつも在宅介護の限界を感じます。

オイラ自身を否定されるたび、心が砕けて行くんです

悲しいかな、それが現実なんですよね・・・

また1段、認知症の階段を下りちゃったか

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勝手に設定温度を変えるミィちゃん

Pb130181

もっとあったかくしてニャ…ムニャムニャ

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母ちゃんの『特養入所』の申し込みをして、もうすぐ1年になります。

もしも今入所の打診があったとしても、一旦はお断りしなければなりません。

癌の発覚により、入所自体が困難になったためです。

このまま在宅介護を続けながら、在宅仕事を続けていくことになるんだろうなぁ~

・・・先が見えないこと・・・

今はそれが一番つらいです・・・