昨夜はなぜか9時就寝の母ちゃんです。
どのチャンネルもつまらないらしく、さっさと電気を消してしまったんです
寝るのなら、トイレと服薬を済まさねばなりませんが、どうせすぐにトイレに起きるだろうと、そっとしておことにしました。
案の定、10時半、11時半にトイレに起きたので、トイレと着替えと服薬はその時に行いました。
目はどことなく不穏の輝き
なんだか嫌な予感がします・・・
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夜間のトイレ介助は1時半でした。
夜間のトイレ介助は、かれこれ11日ぶりのことです。
が、その後は6時まで眠ってくれたので、不安は杞憂に終わりました
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午前中は不穏も無くトイレは2時間おきで、テレビを楽しんでいましたが、午後1時を過ぎた頃から一変
不穏と多動と頻尿が始まりました
昨日までの平和が嘘みたい
夕食までの5時間で、11回のトイレ介助となりました
目の前にポータブルトイレがあるのに、『トイレどこだっけ』
目の前にベッドがあるのに、『どこに寝るんだっけ』
呼び出しボタンとテレビのリモコンを混同・・・
大好きなはずの『駅伝中継』や『相撲中継』も、なんだか上の空・・・
不安が現実味を帯びてきました
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夕食後は頻尿が少し治まったかのように見えますが、不穏は継続中・・・
『おばちゃ~ん、トイレ~』
・・・って、オイラはおばちゃんじゃぁねぇし
オイラ『母ちゃ~ん、オイラは誰』
母『口うるさいおばちゃん』
オイラ『口うるさいけどおばちゃんじゃないぞっ』
母『ん~・・・メイだっけか、おまえ・・・』
オイラ『娘を忘れたんかい』
母『娘じゃないよ~・・・メイの・・・誰だったっけか・・・』
オイラ『・・・』
・・・とうとうオイラは娘ではなくなったようです
こんな時、いつも在宅介護の限界を感じます。
オイラ自身を否定されるたび、心が砕けて行くんです
悲しいかな、それが現実なんですよね・・・
また1段、認知症の階段を下りちゃったか
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勝手に設定温度を変えるミィちゃん
もっとあったかくしてニャ…ムニャムニャ
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母ちゃんの『特養入所』の申し込みをして、もうすぐ1年になります。
もしも今入所の打診があったとしても、一旦はお断りしなければなりません。
癌の発覚により、入所自体が困難になったためです。
このまま在宅介護を続けながら、在宅仕事を続けていくことになるんだろうなぁ~
・・・先が見えないこと・・・
今はそれが一番つらいです・・・