亡くなった方をどうこういうことは避けようと思って、昨日はあまり触れなかったのですが、やはり政治に携わっている者として、少しだけ所感を書かせていただきたいと思います。
憶測でしか言えませんが、おそらく一連の、いわゆる「政治とカネ」問題を苦にして自ら命を絶たれたのだろうと思います。
しかし政治家として、その選択が正しかったのかということについては甚だ疑問を感じます。
政治家には、説明責任があります。
しかも閣僚が責任を放棄することは許されないことだと思います。
いま、いじめを苦にしたり、また将来を悲観したりして、自ら命を絶つ子どもたちが後を絶たないことが大きな問題となっています。
この国をリードしていかなければならない、子どもたちの未来を創っていかなければならない立場にある政治家として、死を選択することが正しかったのでしょうか。
人間、誰しも弱いところはあります。
本当にどうしようもなく苦しかったら、ちょっとお休みしてもいいと思います。
絶対に自分のこと必要としている人がいます。
その人のためにも死んじゃダメです。
私は基本的に、国会の場にスキャンダルを持ち込み、足の引っ張り合いをすることが好きではありません。
今回のこの事件で、野党が、それみたことかと躍起になるようなことがあれば、それこそ愚の骨頂だと思います。