臨時議会が開催されました。
メインの案件は「議員の定数を定める条例」の改正案。
条例改正の直接請求は、有権者の50分の1以上でいいのですが、集まった署名の数は35000以上。
これはリコール(有権者の3分の1)もできる数ですので、そりゃもうすごいわけです。
傍聴席も応援団の方で満員になってました。
冒頭に市長が意見を述べ、続いて市民団体代表の方が、意見陳述をされました。
「市長が後ろで糸を引いてる訳ではない」ということを何度も強調され、「議員定数は議会自らが総合的に判断するもの」と。
ん???
だから、それを議会改革研究会、そして議員定数を考える協議会も新しく立ち上げてやっているんですけど。。。
ほかにも、昨年12月に定数削減の条例を可決した光市の例をあげられました。
光市は、次の改選から現行の22名から18名へ削減することになりました。
光市の場合も、1年半以上かけて議会改革研究会で協議されていたようです。
引き合いに出された光市議会にも申し訳がない気がします。
何度も申し上げているとおり、防府市でもこれまで同じように議会内で協議し、削減を続けてきました。
「議員の数が多い」という声は、否応なしに聞こえてきます。
ですから議会で協議を続けているわけです。
前回の特別委員会で「半減の根拠は?」という議論になりました。
意見陳述でもそのことに触れられましたが「議員定数に根拠はない」ということでした。
たしかにそうですね。
地域それぞれの事情があり、そういったことを総合的に考えているわけです。
市民の会の方々の持論「少数精鋭になれば、議員の能力が向上する」。
決してそんなことはないと思います。
委員会での議員の意見やブログの記事を批判してみたり、聞いていて、なんか無理があるような内容でした。
減らすのであれば、減らすでもいい。
でも、はじめに数字ありきの話じゃなんです。
明日、ってかもう今日になりましたが、常任委員会が終わった後、おそらく午後からになるんだろうと思いますが、特別委員会が開催されます。
私は今回、委員ではないのですが、委員会の内容など、レポートしたいと思います。
早く寝よ。
おやすみなさい。