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ヨッキーのヒトリゴト日記

原田洋介のしょーもないヒトリゴトを綴った日記でございます。

文化財防火訓練

2011-01-23 | 現場リポート

1月26日は「文化財防火デー」。

昭和24年の1月26日に、奈良の法隆寺で火災が発生し、金堂内の壁画が焼失したことから、この日を文化財防火デーと定めたそうです。

毎年、この日に近い日曜日に、阿弥陀寺で防火訓練が行われます。


私も消防団員として、この訓練に参加してきました。


阿弥陀寺の防火訓練は、消防署、牟礼消防団、地元の方で組織される阿弥陀寺自衛消防隊などが参加します。

例年、地元の坂本文化財保護少年団が、昔ながらの手押しポンプを使って訓練に参加するのが恒例になっているのですが、今年も参加がありませんでした。

昨年はインフルエンザの影響ということでしたが、住職さんのお話では、今年はもう少子化の影響もあってということでした。



東大寺別院阿弥陀寺は、800年以上の歴史があります。

ここには、国宝の「鉄宝塔」のほか、重要文化財も数多くあります。

800年の歴史。。。しっかり伝えていかないといけません。



訓練の後片付けが終わって、ホッと一息。

阿弥陀寺からの眺めはとても気持ちがいいものです。


被災地へ

2010-01-30 | 現場リポート

防高のセンバツ出場はなりませんでした。

残念ですね。


でも、昨秋の県大会優勝ですから、夏の本番で優勝する可能性も十分にあります。

がんばって欲しいです。



さて、昨日、産業建設委員会の所管事務調査で、被災地の復興状況を視察してきました。


あれから半年が経ちましたが、まだまだ復興もままならない箇所も市内にはたくさんあります。


とにかく一日も早い復興を願うばかりです。






大平山農道から。

この土砂が大光寺原霊園に流入しました。






大平山農道。

ガードレールが宙ぶらりんに。





真尾地区。

復興とはいえない状況。





右田田の口地区の農地。





いまだに土砂が堆積。





玉泉ため池。

10万立米(大型トラック1万台)以上の土砂が堆積。





最高水位のあと。






玉泉ため池奥。

新幹線トンネル。



牟礼中学校創立25周年記念式典

2009-11-15 | 現場リポート

牟礼中学校は、今年度で創立25周年を迎えました。


その記念式典が体育館でありましたので出席してきました。



牟礼中は先日まで新型インフルエンザの影響で、学校閉鎖をしていました。

今日の式典も生徒は全員マスクを着用。

ちょっと異様な光景でもありましたが、閉鎖明けであり、予防のためにはしょうがない措置だと思います。


式典では、実行委員長の前PTA会長さん、校長先生の式辞の後、記念講演として、山口県出身のシンガー、武田裕也さんのトーク&ライヴが行われました。

http://takedayuya.jp/pc.html

武田さんは、2011年の山口国体のイメージソングを歌われている方です。

ギター一本でのライヴだったんですが、生徒たちは遠慮がちというか、なんとなく、どうしていいのかわからないような様子でしたが、私は十分楽しませていただきました。

学校でこんなライヴを聞けるなんて、うらやましい。


それにしても、創立25周年ですので、あれから25年ということです。


歳とるわな。。。



熊本市の「農」をテーマにしたまちづくり

2009-10-28 | 現場リポート

行政視察2日目は、熊本市で農業政策について勉強してきました。


熊本市の農業産出額は、全国19番目、九州で6番目、熊本県内ではナンバーワンを誇ります。

山口県内のスーパーでも、熊本産の野菜をよく見かけます。



熊本市では、平成30年度までのまちづくりの指針である第6次総合計画にあわせ、農水産業計画を策定しました。

この計画は「消費者と生産者が支える農水産業」「持続可能な強い農水産業」「元気な地域づくり」という3本柱の基本方針からなっています。

一本目の柱である「消費者と生産者が支える農水産業」として、地産地消推進のため、いくつかの事業に取り組んでいます。

新しい事業として、地元産農産物を、ホテル・旅館など観光施設でカタログ販売したり、地元特産野菜を「ひご野菜」という新しいブランド品として売り出すという取り組みが進められています。

これらは地産地消というより「地産外消」という感じでしょうか。


地元産品の学校給食への導入も積極的に進められています。

平成12年度は4品目しかなかったものが、昨年度では35品目に拡大しています。

この背景には、学校給食会、生産者、関係団体などと定期的な協議が進められていることがあります。

実際に、管理栄養士さんが生産現場に出向いて検討したりと地元産物の導入に積極的です。


防府市では、お米以外は地元産ですが、それ以外はなかなか進んでいない状況です。

それだけの数が集められないというのが理由なんだそうですが。



地産地消の取り組みとして「農とぴあ」事業というものに取り組んでいます。

「農とぴあ」とは「地産地消拠点」のことです。

平成17年からはじまった事業で、市内の4つの地域を指定し、地域の農業者や農業団体等が運営主体となって、消費者や市民と連携して、安全な農産物の提供や、消費者との交流事業などに取り組んでいます。

地域ごとに、さまざまなイベントなども開催され、4ヶ所の合計で5~6億円の売り上げがあるということです。



説明を聞いて改めて感じたことですが、防府市に農業政策というものがあるのかということです。

事業について説明していただいたのは、農業政策課の方と地産地消推進室の方、都市の規模も農業生産額も大きく違いますが、こういう部署があること自体、防府市とまったく違います。


ほかの委員さんとも話したんですが、これから産業建設委員会の研究テーマとして農業政策についてしっかり考えていかなければならないと思います。


山鹿市のまちなみ整備

2009-10-27 | 現場リポート

「完全復活!」と言いながら、まったく更新できていませんでした。

もうすぐ10月も終わろうというのに。。。

本当に申し訳ございませんでした。




今日から産業建設委員会の行政視察で熊本に来ています。

一日目は、熊本県山鹿市のまちなみ整備事業を視察しました。


山鹿市は古くから温泉宿場町として、また交通の要衝として栄えてきました。

そのため、古いまちなみや伝統的建造物が多く存在し、それが主要道路の沿線に集積していましたので、これらをまちづくりに活用しようと「まちなみ整備事業」に取り組んできました。

国の重要文化財に指定されている芝居小屋「八千代座」が平成8年度から大改修工事に入ったことを契機に、周辺地区全体の整備計画を策定し、景観形成基本計画などとあわせて体系的に整備を進めてました。


整備地区では、電線地中化や歩地元産の鍋田石を使った石張、側溝や外灯などが整備されています。

市では補助金の要綱も制定し、地元住民の協力も得て、一体的な落ち着きのある景観形成がなされています。

平成19年には国土交通省の「美しいまちなみ大賞」を受賞しています。



山鹿市のまちなみ整備は、核となる八千代座を中心に、こじんまりとしていますが、ものすごくまとまった感じがしました。

地元地域の方々の主導で様々なイベントなども行われているようです。

整備されてからは観光客も増加し、空き店舗にも出店が相次いでおり、市街地の活性化にもつながっているということです。


防府市でも、天満宮を中心にしたまちなみ整備の計画が進んでいます。

地域住民の方々と協議が進めながら計画が策定され、実際に動き出しています。

山鹿市も官民協働で取り組んだことで、このような実績ができたようです。



明日は、熊本市で地産地消について視察します。