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ヨッキーのヒトリゴト日記

原田洋介のしょーもないヒトリゴトを綴った日記でございます。

9月定例議会最終日

2009-09-29 | 防府市議会

更新が滞り気味です。

申し訳ございません。


一昨日から自宅のPCが完全にダメになってしまいました。

いまは知り合いのところでPCをお借りして更新しています。


今年に入って、何度も調子を崩してはいたものの、その都度なんとか復活してくれていました。

しかし、今回限りは難しそうです。

電源を入れると、カチッカチッと本体から変な音がします。

もう完全に新しいのにしないといけません。


データとか、けっこう大切なものもはいってますが、一番心配なのは、HPで公開していた7年分のヒトリゴト日記です。

いまHP用のサーバーが不調ですので、ぜんぶPCのHDDに入っています。

これまでも1ヶ月分、まるまる消滅した過去もありますが、7年分が全部なくなってしまうとなると。。。


もうすっかりPCに依存する生活になっています。

家でネットにつなぐことができないのが、こんなに不便だとは思いませんでした。

電話番号も、ほぼすべて携帯電話にメモリしてあります。

最近はスケジュールも携帯電話に登録してます。


十数年前は、無いのが当たり前だったんですが、こんな時代になってしまったんですね。

ああ、どうしよ。。。




さて、今日は市議会最終日でした。

市長の行政報告のあと、委員会付託されていた補正予算が可決、水道事業決算が認定されました。

その後、追加議案として、今回の豪雨で被害を受けた市の大光寺原霊園で、墓地を移転される方に対し、永代使用料の一部を返還するということと、被害を受けた利用者の方に見舞金を支給するという補正予算が出されました。


ここで会派で意見調整をしたいということで、議会が中断しました。


永代使用料を返還することに異論は出なかったのですが、見舞金に対して、どう扱うのかということで議員同士で意見交換しました。

たしかに大光寺原霊園は甚大な被害です。

墓石が崩れたり、骨壷が流されたり、被災地同様に言葉で言い表すことができない状況でした。


基本的に、被災した個人財産は、行政で支援できないところでもあります。

ですので、被災地域の土砂のかき出しなどは、民間のボランティアの方々にご協力をいただいたわけです。


市の説明は「市の所有地で被災されたみなさまにせめてもの気持ちで」というものでした。

わからないでもありません。


「お墓よりも日常生活が大変な方々もたくさんいる」という意見もありました。

たしかにそうです。

「これから先、市の所有地で被害があればすべて見舞金を出すのか」という質問もありました。

「その時の状況により検討したい」という答弁でした。

非常に難しい問題です。

どこで線を引けばいいのか、やはりその時の状況で判断するしかないでしょう。

この補正予算は全会一致で可決しました。


可決した後に、付帯決議の動議が出されました。

その内容は「見舞金の予算執行にあたっては、民間墓地で被害にあわれた方々も同様にあつかうこと」というものです。

これは賛成多数で可決されることになりましたが、私は賛成できませ
んでした。


民間で被害に遭われた方にも、見舞金を出してあげたいという気持ちはわかります。

金額はわずかかもしれませんが、財源は税金です。


これから先、大きな災害が発生し、市内全体で大きな被害を受けたとき、そのすべてに見舞金を支給することになれば、市の財政はパンクしてしまいます。

こんなことがあってはいけませんが、その制度を悪用したりする人が出てくるかもしれません。

このような前例を作ってしまうと、なんでもかんでもになってしまうような気がします。


非常に難しい判断でした。

それは違うと思われる方もたくさんいらっしゃるでしょう。





間に連休などもありましたので、今期の定例会は非常に長く感じました。

最近、シャワーばかりですので、今日はしっかりお湯に浸かろうと思います。



私は変だと思いますけど。

2009-09-11 | 防府市議会

一般質問3日目でした。


ここまでの3日間、声を荒げる議員さんが何人もいらっしゃいました。

それぐらい変なんです。


臨時議会のとき、謝罪のことばはないのかという問いに対して「謝って済む問題ではない」という答弁をした市長さん。

昨日の一般質問でも謝罪すべきではないのかという意見が出たのですが、「謝罪うんぬんの話ではなく、これからの災害にいかに対処していくかが私に課せられた使命である」と答える市長さん。


「責任を認めたことになって、損害賠償とか請求されると困るので謝らないのか」と聞かれても「そんなことはない」と。


どう思われますか?



避難勧告の遅れなど、初動態勢に問題があったのではないかと何度も指摘がありました。


「災害対策本部にはひっきりなしに電話がかかってきていたので、その対応に追われていた」

「もし避難勧告を出していても二次災害にあっていたかもしれない」

「他県では、避難中に流されて犠牲になった方もいる」


などという答えで、最近はもう「批判は真摯に受け止めるが、初動態勢に問題はなかった」ということになってます。


どう思われますか?



最近はいろんな方から「ふぬけ」だと言われてる私ではありますが、ここまで来ると、さすがに怒りを感じます。


電話がいっぱいかかって来てるから対応できんかったって、そんな組織を作っているトップの責任は重大ですよ。


さすがに「私の責任だと感じている」ということを口では言われてましたが、本当にそう思われているんでしょうか。

ぜんぜん感じません。



今日質問された議員さんが最後に「9月議会の最終日に給与の1/2カットと退職金返上の議案が出ることを期待する」と言われました。

悪くないと思われてるんですから、出てこんでしょうけど。


ご存知の方も多いと思いますが、市長の退職金は4年間務めるだけで2500万以上あります。

これまで8年間務めてこられましたので、退職金だけで5000万円はもらわれてます。

来年の任期が終われば、さらに2500万円もらえます。



どう思われますか?






今日の最後に。


政治は人の命を守る仕事です!


9月議会一般質問

2009-09-11 | 防府市議会

一昨日から一般質問が行われています。







今朝の山口新聞にいろいろ書かれていましたが、私も初日に災害関連の質問をしました。



今回は17名の議員さんが質問に立たれますが、そのうち12名が災害に関する質問をされますので、項目が重なるところもあります。

私は「避難所の見直し」「心のケア」「迅速な情報伝達」の3点について質問しました。


市では、地域防災計画の中で20ヶ所を自主避難所に指定しています。

自主避難所というのは、避難勧告などの指示が出ていなくても、自分の判断で避難できる場所のことです。

ですが、今回の豪雨発生時には、浸水や土砂の流入で避難所として機能しないと箇所がみられました。

私の住んでいる牟礼地区では、牟礼公民館が自主避難所になっています。

牟礼公民館の隣には派出所、消防の出張所、消防団機庫などがあり、地域の防災拠点ともなるべきところですが、災害発生時はヒザ下まで水に浸かり、消防車1台のエンジンがダメになってしまいました。

ここの排水問題は以前から指摘されていました。

柳川は天井川(川底が平地よりも高くなっている川)ですので、直接流入することができません。

むかしはこの辺り一円が田んぼだったので、それが貯水池の役割をしていたのですが、いまはそれこそ牟礼公民館や新しく老人ホームが建ちましたので余計に排水をきちんとしなければなりません。

早急な対応を要望しました。

そのほかの自主避難所についても、土砂災害の警戒地域にあったり、高潮で危険なところなどいくつかあります。

ほとんどが公共施設であるために、場所は限られてきます。

民間施設などにも協力していただいたりすることも含めて見直しを検討すべきだということを意見しました。



災害によって強いストレスが加わると、急性ストレス障害(ASD)、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など、さまざまな心の問題が引き起こされる可能性があります。

こういったものは、発生直後ではなく、個人差はあるが、数週間から半年ほどして発症するといわれています。


8月に入ってからまとまった雨はなく、9月になってもいい天気が続いています。

それはそれでいいのですが、もしまた大雨が降ってきたら、災害時のフラッシュバックが起こってくるかもしれません。

被災地で直接聞いた話ですが、家に帰ると思い出すので帰りたくないと言われる方がいらっしゃいました。

市はこれまで避難所をまわったり、これから被災地を中心にメンタルケアの相談についてのビラを配布したりするそうです。

子どもたち心のケアも大切ですので、教育長さんにもしっかりお願いをしました。


迅速な情報伝達については、被災者への支援制度など、決め細やかな情報をしっかりと伝えるよう要望しました。




一般質問はあと2日間、来週の月曜日まで行われます。

今日も4名の議員さんが質問に立つ予定になっています。



それでは行ってきまーす!





9月議会開会

2009-09-01 | 防府市議会

ごぶさたして申し訳ございません。

とうとう9月になってしまいました。

最近、いろんな方から「ブログは?」と聞かれます。

こんなしょうもない内容でも見ていただいてるんですね。

ありがとうございます。

ここ最近は家に帰ってもBTQの生活で、PCを立ち上げる力がありませんでした。

また月が変わりましたので、心機一転がんばりたいと思います。

よろしくお願いいたします。



総選挙が終わりました。

マスコミの予想通り、というか思惑通りに、民主党の圧勝という結果に終わりました。

4年前の総選挙の時には、大都市圏を中心に自民党が圧勝しましたが、今回はそれがオセロゲームのようにひっくり返りました。

私は、街宣を担当していましたので、告示後もずっとつめていましたが、正直、山口一区はこれまでの選挙と変わらない反応でした。

そのとおりの結果です。


民主党の高邑候補も比例で復活しました。

同世代ですし、がんばっていただきたいと思います。


でも、この比例代表制度には、いささか疑問を感じます。

惜敗率で勝敗を決めるのですが、90%で落選する人もいれば、70%弱で当選する人もいる。

よくわかりません。

でも、この制度を決めたのは自民党なんですから、しょうがないんでしょうか。


今回の選挙で、個人的に親交のある30代の候補者が何人も当選されました。

おめでとうございます。

なぜか、みんな民主党なんですけど。。。


とにかく、もっと若い世代ががんばらないといけないと思います。

なかなかすぐには難しいかもしれませんが、期待しています。

またいろいろ話を聞かせてください。



今日から9月議会がはじまりました。

TVカメラが2台来ていました。

市長の行政報告に期待をされていたのではないかと思います。

しかし、行政報告は、駅西側の公有地の問題について。

市が売却したホテル建設予定地ですが、買収した企業が経営破たんしたために計画が頓挫していました。

今回、レンタカー業者がここを購入し、来年には営業開始することが決まったということです。

とりあえずはよかったんではないでしょうか。


それにしても、行政報告ではありますが、やっぱり災害についての経過報告などもするべきだったのではないでしょうか。


来週には一般質問があります。

今回は災害についての質問がほとんどです。

私もその関連で質問に立つ予定にしています。

とりあえずまだ構成の段階ですので、まとまればまたここでお知らせします。



冒頭の写真ですが、一昨日、松村議員の結婚披露パーティーに出席させていただきました。

奥様は平成元年生まれの20歳!!!

おいおい。。。

松村議員が結婚されましたので、防府市議会ではとうとう私だけになってしまいました。



当日の会場でもいろいろな方から「早く結婚しろ」って言われました。

でも、こればっかりはしょうがないッスよ。


これまでも女性とお付き合いさせていただいたりしたことはあります。

結婚なんかも考えたりしたこともありました。

でも最後には「選挙」ということがネックになってダメになってしまいます。

「フツーの人だったら・・・」って。

いやいや、私、いたってフツーですよッ!

あ、それって断る理由だったりしたのかも。。。(涙



私もいろいろな誹謗中傷もされます。

ありもしないことを言われたりします。

ネットなんかでも。

あまり神経が図太いほうではありませんので、その度にへこんでます。

こんな思いをすることがわかっているのに、あえてその道を選ぶ人なんて普通に考えたらいませんよね。

議員さんの奥さんはみなさん偉いなと思います。


あらら、なんか変な展開になってきましたので、今日はこのあたりで。

おやすみなさい~。


臨時議会

2009-08-11 | 防府市議会

兵庫県などで台風による豪雨で多くの方がお亡くなりになったようです。

今朝も、静岡県を中心に大きな地震が発生しました。

毎年のように「観測史上最高」という言葉を聞きます。

自然災害には、もう「想定外」という言葉も通用しないような気がします。

この原因はきっと、何も考えていない私たちの生活によるものだと思います。

芸能人の薬物のニュースで大騒ぎ、近々行われる総選挙の前哨戦も叩きあいばかりです。

この国をどうするのか、未来を真剣に考えて欲しいと思います。

なんか地球が悲鳴を上げているような気がしてなりません。




さて、今日は臨時議会が開催されました。

もともと、国の緊急経済対策の補正予算を審議するために開催される予定になっていましたが、災害関連の補正予算も出てきましたので、あわせての開催です。

災害後、はじめての議会ということもあって、傍聴席には、テレビカメラ、新聞記者もたくさんつめかけていました。


はじめに市長の行政報告があり、それに対する質疑が行われました。

行政報告の内容は、災害時の対策状況、被災状況、避難の状況、その後の対策状況などが主なものでした。


質問は、初動態勢について集中しました。

状況判断、指示の伝達など、答弁を聞いていても、危機意識の欠如が感じられました。

避難勧告指示など、市の対応が後手に回ったという指摘については真摯に受け止め、今後の教訓にするということですが、意見を真摯に受け止めるのは至極当然のことです。

「今回の不手際について、トップとして公式な場で謝罪がすべきではないか」という意見もありました。

しかし、「謝罪して済む問題ではない」ということで、明確な謝罪の言葉はありませんでした。


謝罪してしまうと責任問題になるので、避けたのではないかとも思われますが、市のトップとして、一番大切な仕事は、市民の生命と財産を守ることです。

自然災害ではありますが、危機意識の欠如は明らかであり、それによって市民の方が犠牲になられたわけですから、責任問題云々の前に頭を下げるべきだと思います。

一人間としてもです。


初動態勢については、多くの議員が質問されましたので、私は今後の対応について質問しました。

被災地域に入っていましたので、実際に被害にあわれた方のお話を聞きました。

みなさんおっしゃるのは「これからどうなるのか」ということです。

いまは家賃の補助などで、仮住まいをされている方も、元の家を修繕して住めるのか、どこか別の土地に移らなければならないのか、判断ができないとおっしゃっています。

国や県の直轄事業で、何ヶ所かは新しく砂防ダムなどが建設されるということも聞いています。

しかし、それがいつなのか、しっかりと説明がなされないと、住民の方は判断ができません。

どんな情報でも、その都度報告し、少しでも早く安心して元の生活に戻っていただけるようしていただきたいと思います。

結局、16時近くまで行政報告に対する質疑が続きました。

もちろん、こんなのははじめてのことです。



議案審議は、承認2件、補正予算2件のみ。

承認案件は、いずれも専決処分の承認でした。

専決処分というのは、緊急な事件の時、議会を召集する時間がない場合には、市長の判断で決めて、あとから議会の承認をもらうということになっているものです。

今回の2件は、避難所開設の経費などと、災害見舞金について。

全会一致で承認されました。


補正予算は、一般会計と水道事業会計。

いずれも災害復旧に関する経費がおもなものでした。

こちらも全員異議なく可決されました。


補正予算は、専決処分を含め、約33億円です。



いま防府市には、多くの方から温かい義援金が寄せられています。

本当にありがとうございます。

その金額は現在、6000万円を超えました。

先日、議会では、これらの義援金が、市で使われるのではなく、ちゃんと全額を被災者のもとへ届けるよう執行部に申し入れを行いました。

この義援金の配分については、委員会を設立し配分を検討することになり、議会代表の委員として私が推薦されました。

責任重大な仕事です。

しっかり務めてまいります。