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WES7でアプリを動かすための依存関係調査 - 2 -

2011-12-13 21:22:34 | Windows Embedded関連
KINECTに必要なパッケージを調査する方法にたどり着くのに

時間がかかりそうなので(-_-;)、

・・・タイトルを変えましたっ(笑)

前回は、WES7でアプリを動かすためには、

依存関係を調査して、必要なパッケージをOSに含める必要があるね!

・・・的なことを話しましたが、

今回からはその必要パッケージの具体的な調査方法を解説していきます。


まず、Sysinternalsをダウンロードします。

Windows Sysinternalsは、様々なトラブルシューティングや管理に適した

ツール群の総称です。

いろんなツールがあります。

今回はProcess Monitor(Procmon.exe)を使用します。

ツール単体であれば、以下のサイトからダウンロードできます。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb896645


上記以外のツールもZIP圧縮で1セットにしたSysinternals Suiteというのも

以下からダウンロードできます。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb842062.aspx



さて、さっそくProcess Monitorをダウンロードして、

起動してみてください。

(クリックすると、大きなサイズで見れます。)



最初にライセンスの同意画面が出るので、

問題なければ[Agree]をクリックしてください。



下記のような画面が表示されます。

(クリックすると、大きなサイズで見れます。)




起動直後にいきなりモニタリングが開始されます(笑)。

[File]メニューから[Capture Event]を選択するか、

[Ctrl + E]キーを押すと、モニタリングが止まります。


ちゃんと止まりました(笑)?



では、このツールを使って、

WES7に含めるアプリケーションが、どんな処理を行っているかを

モニタリングします。

他に起動しているアプリケーションや、

Windows Updateなどの無関係なサービス群は停止・終了させておいてください。


Procmonでモニタリング開始後、

WES7に含めるアプリケーションを起動し、

そのアプリケーションが使用する機能をすべて実行します。

ソフトウェア開発でのシステム試験を行うイメージです。

起動して終了させるだけだと、

ある機能で動的に呼び出しているライブラリといった依存関係を

検知できないからです。

すべての機能を動作後、

Procmonのモニタリングを停止します。


今回はここまで。

次回は、モニタリング結果の解析を行います。

















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