今回からはWCELDRの作り方を説明していきます。
WCELDRはPCアーキテクチャ上でWEC2013のOSイメージをブートする
ブートローダです。
ソースコードは以下のフォルダに提供されています。
C:\WINCE800\platform\CEPC\src\boot
なお、前回の記事で、WEC2013のCEPC用のブートローダは
WCELDRのみ提供されていると記載しましたが、
いちおうLoadCEPCとBIOSLoaderのソースコードは
提供されていましたー。
ソースの場所は、
C:\WINCE800\platform\CEPC\src\retired\bootloader
フォルダ名が「retired」ということで(笑)、
もうサポートしないということなんでしょう・・・。
それはさておき、
まずはWCELDRのビルド方法です。
CEPCのBSPを使用したOSイメージのプロジェクトを
VS2012で開いている状態で、
[Build]メニューから[Open Release Directory in Build Window]を選択してください。
以下のようにコマンドプロンプトが表示されます。
カレントディレクトリは%_FLATRELEASEDIR%となっているので、
cd C:\WINCE800\platform\CEPC\src\bootと入力し、
カレントディレクトリをWCELDRフォルダに移動します。
その後、buildと入力してください。
WCELDRのビルドが行われます。
ビルドが完了すると、%_FLATRELEASEDIR%内に
WCELDRのバイナリが作成されています。
WCELDRのバイナリですが、
実は2種類作成されます。
一つはwceldrSで、もうひとつはwceldrCです。
拡張子はついていません。
Sがついている方が、シリアル出力版です。
Cがついている方が、コンソール出力版です。
⇒コンソール出力版では、デバイスのディスプレイ上に
メニュー等が表示されます。
次回は、これをブートメディアに組み込む方法を解説します。
WCELDRはPCアーキテクチャ上でWEC2013のOSイメージをブートする
ブートローダです。
ソースコードは以下のフォルダに提供されています。
C:\WINCE800\platform\CEPC\src\boot
なお、前回の記事で、WEC2013のCEPC用のブートローダは
WCELDRのみ提供されていると記載しましたが、
いちおうLoadCEPCとBIOSLoaderのソースコードは
提供されていましたー。
ソースの場所は、
C:\WINCE800\platform\CEPC\src\retired\bootloader
フォルダ名が「retired」ということで(笑)、
もうサポートしないということなんでしょう・・・。
それはさておき、
まずはWCELDRのビルド方法です。
CEPCのBSPを使用したOSイメージのプロジェクトを
VS2012で開いている状態で、
[Build]メニューから[Open Release Directory in Build Window]を選択してください。
以下のようにコマンドプロンプトが表示されます。
カレントディレクトリは%_FLATRELEASEDIR%となっているので、
cd C:\WINCE800\platform\CEPC\src\bootと入力し、
カレントディレクトリをWCELDRフォルダに移動します。
その後、buildと入力してください。
WCELDRのビルドが行われます。
ビルドが完了すると、%_FLATRELEASEDIR%内に
WCELDRのバイナリが作成されています。
WCELDRのバイナリですが、
実は2種類作成されます。
一つはwceldrSで、もうひとつはwceldrCです。
拡張子はついていません。
Sがついている方が、シリアル出力版です。
Cがついている方が、コンソール出力版です。
⇒コンソール出力版では、デバイスのディスプレイ上に
メニュー等が表示されます。
次回は、これをブートメディアに組み込む方法を解説します。