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License Assessment Tool

2010-10-01 16:07:36 | Windows Embedded関連
前回の記事ではWindows embedded Developer Update(WEDU)を使ってみました。

今回はWEDUでインストールされた、License Assessment Toolを取り上げます。
このツールは、その名の通り、作成するOSイメージが購入ライセンス(SKU)に
適合するかを評価するツールです。


スタートメニューの「すべてのプログラム」から
Windows embedded Standard 7内にあるLicense Assessment Toolを
クリックしてください。

License Assessment Toolが起動し、
以下のような画面が表示されます。




このLicense Assessment Toolでは、
ICE(Image Configuration Editor)で作成した応答ファイル(Answer File)か、
DISM(Deployment Image Servicing and Management)ツールによる
パッケージ出力ファイル(dpoファイル)を評価対象とします。

①FileメニューのOpenもしくはツールバーのOpenアイコン、
 または「Choose a file to assess」欄の右にあるBrowseボタンから、
 評価対象の応答ファイルかdpoファイルを選択してください。

②「Choose a SKU to assess against」欄のコンボボックスから、
 評価するSKUを選択してください。

③ToolsメニューのassessもしくはツールバーのAssessボタンをクリックしてください。
 ①で選んだファイルが、②で選んだSKUでの出荷が可能か
 自動的に評価されます。

判定の結果、以下のような画面が表示された場合、
①で選んだファイルで使用するパッケージの中に、
SKUで使用できないものが含まれています。
⇒チェックリストボックスが表示されます。




判定で問題ない場合、
以下のようにアプリの下部に評価結果が表示されます。




評価結果は、
・Excelワークブック
・PDFファイル
・TIFFファイル
で保存することが可能です。


このツールにより、
自分が作成したOSイメージを出荷するには、
どのSKUが必要かが簡単に判定できますね。