『グランド・フィナーレ』阿部和重 第132回芥川賞受賞作
なんつーのか、、これ全編予感、、というか、予兆の本なのね。
物語はある児童性愛の男が居て、
まぁ、憎めないちょっと弱い、、こういう性向の男は往々にしてそうなのだろうけど、、奴で、
そのことがばれて、奥さんからは離婚を言い渡され娘にも会えなくなる。
しょうがないから郷に帰って、親のやってた小学校前の文房具屋の店番をやってる . . . 本文を読む
『君たちに明日はない』垣根涼介 2005年山本周五郎賞受賞作
垣根の作品は「ワイルド・ソウル」「ヒート・アイランド」に続き3冊目。
本書は前の二冊のようなハードボイルドとは違い、リストラ請負人の話。
バブルがはじけ、日本の会社は人切りを考え始めた。
そこで、リストラ請負を専業とする会社が生まれ、主人公はそこの優秀な社員。
退職を迫る主人公に、様々な男女が怒り憤慨し涙を流す。
しかし . . . 本文を読む
「ブラジル産ブレンド」14年うそ、コープ東北缶コーヒー
2月15日13時3分配信 読売新聞
コープ東北サンネット事業連合(仙台市)が独自開発した缶コーヒーが、
インドネシア産100%なのに、「ブラジル産をブレンド」と表示して、
14年間にわたり販売されていたことが15日、わかった。
同事業連合は自主回収を始める。
中国製冷凍ギョーザ事件を受け、商品を調査する過程で判明したという . . . 本文を読む
『敵影』古処誠二 138回直木賞候補作
本書は今年の直木賞候補となったもので、
古処の作品はこれまで山本周五郎賞に2回、
直木賞にこれを含め3回ノミネートされ、いずれも逸賞している。
これまでの選考委員会では津本楊が強行に反対したらしい。
作品は沖縄の捕虜収容所で終戦を迎えた日本兵たちが、
捕虜という囚われでありながら危険の無い小さな自由の中に在って、
米兵という明確な敵を失い . . . 本文を読む
沖縄の女子中学生が見ず知らずの在日米兵に「バイクで送ってあげる」と声をかけられ、強姦されたとかされないとかで、
『米軍は出て行け!』という事になっているのだそうだ。
何でそうなるの?
何で『ナンパ』即『米軍出て行け!』になるの?
沖縄県人の性犯罪発生率は人口比すると全国一で、
在日米兵の性犯罪発生率は6分の1に過ぎないというデータがある。
つまり沖縄県人のほうが米兵よりずぅ~~っと危 . . . 本文を読む