よっちゃんの独り言

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水戸八景

2014年06月06日 | 日記
自然と歴史講座で「水戸八景」を見学した。

「水戸八景」とは「烈公」で有名な水戸藩第9代藩主徳川斉昭が天保年間に水戸領内の景勝の地8カ所を選定し、藩ない子弟の風月観賞と八景めぐりによる心身鍛練とを企図して石碑を建てたものだ。

「八景」は中国の北宋時代(979~1127)に文人画家宋迪(そうてき)の撰した「瀟しょう」(しょうしょう)八景やこれを模して作られたと言われている室町時代(1500)関白近江政家の「近江八景」がモデルと言われている。
この3カ所の八景にはいずれも「・・・の暮雪」「・・・の夜雨」「・・・の晴嵐」「・・・の帰帆」「・・・の晩鐘」「・・・の落雁」「・・・の夕照」「・・・の秋月」となっている。

今回は、「太田の落雁」、「山寺の晩鐘」、「村松の晴嵐」、「青柳の夜雨」の4カ所を訪ねた。


太田の落雁だ。



自然石に彫り込まれた碑文が歴史を感じる


今は思いをはせるほかない。


山寺の晩鐘だ。






今は近くに茨城県の西山研修所があり、多くの小学生の合宿で賑わっている。

碑の向く方向に視界はない。


村松の晴嵐だ、村松虚空蔵尊の裏手、三重の塔の裏側にある。






青柳の夜雨(よるのあめ)だ、水戸市青柳町にあり近くをバイパスが通っている。






次回は残り4カ所を巡る予定だ。