小学校6年生男の子 ふくらはぎの張りと痛み
お母さんと一緒に、小学生6年生の子供(男の子)を5日ほど前に来院した。
もともと、僕はこの男の子が幼稚園の時から診ている。というか家族全員が僕のところに訪れる。
小学生の子供は部活でふくらはぎを痛めて次の日に大切な大会があるので治療してほしいとのこと。
小学生6年生の子供は今はお母さんの伸長を超えて、大人とほぼ変わらない。
今まで小児鍼をしていたのだが、今回は大人の鍼をした。
子供の頃から鍼をしていると、鍼がスムーズに出来る。大人よりも子供方が鍼はし易いくらいだ。
大人は、特に男性は怖がる人が多い。
確かに鍼は痛いのだが、その痛みは通常、経験したことの無いずんとした響きである。まさに身体中に響く。
鍼を刺してそのまま置鍼していると心地良くなり眠くなる。この鍼の響きについてはいつか記事にしたいと思う。
ふくらはぎが張って痛いとのことなので、単純に膀胱経に関係するので手の肺経の経絡上の気の詰まりをとれば痛みはその場で取れるか軽減する。もちろん他の経絡(小腸経や腎経や心経も考えられる)の場合もある。
その詰まりをみつけて鍼をして15分置く。その子供にとっては今回の鍼は初めての経験だった。
子供は結構、鍼の響きを受け入れる。
その場でふくらはぎの痛みは見事に取れた。
そして、5日後にお母さんが来院した。
子供を連れて来た時に、30代のお母さんはかなり疲れていたのだ。
お母さんは朝から吐き気がして、実際に吐いてしまい頭の左半分が痛いと言う。
自然に良くなるのを待っていたが、良くならず夕方に来院。
口数も少なく辛さが見て取れた。このことについては後日記事にしたいと思います。
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