このところ風邪の診療が多い。
風邪で頭痛がする、喉が痛い、咳が止まらない、鼻水が出る。
百日咳も流行しているらしい。
熱は無いが、鼻水が出て、喉が痛い、側頭部が痛いという。食欲も無い。
症状だけで診ると風邪の引き始めである。
のぼせた症状がある。
鍼灸医学的に診て、肺の気と脾が虚して、胆と三焦経に熱が停滞していると診て、肺経と三焦経に鍼をした。
その場で喉の痛みも頭痛も鼻水も止まった。そして次の日、きちんと熱が出た。
これで早く回復する。風邪はとにかく熱を早く上げてしまえば良くなることが多い。
風邪かなと思ったら湯たんぽを抱えて布団を被り、とにかく身体を温めると良い。汗をかいたらこまめに着替えて、塩水を補給して一晩するとそのまま回復する。
うちの患者さんでは、インフルエンザに感染し、ひたすらジョギングをして、汗を流して治した人もいます。決して真似しないで下さい。過激すぎます。
風邪薬などを使用すると症状は和らぐけれども代謝が落ちて、体温が下がり良くなったように見えながら、ズルズルと長引く上に、老廃物の排泄が出来ないまま、治ったように見えると言う事になります。
その様に毎回、化学的に風邪を処理しているうちに溜まった老廃物が処理できなくなり、風邪から別の症状に変化して新しい病気に病態が移行します。風邪は万病の元ではなくて、風邪薬(現代薬)は万病の元です。
※風邪は解毒の為に起こっているとも言われます。
もちろん上記のことは、何ら科学的根拠はありません。吉田が知識と経験からそう言っているだけなので、信じないで下さい。
ですからもし上記のことを実行するならば、自分の体力や症状に応じて、自分で判断して行って下さい。
私は治療家ですが、私の持つ知識と経験に基づくアドバイスを伝えることはできますが、あなたの身体を一番知っているのはあなた自身です。
医者でも私でもありません。
あなたはあなた自身で何が良いのかを判断して下さい。
どんなことも自分で調べて自分を中心に判断して下さいね。

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