よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4024(オリオン座 モンキー星雲 by Deep Sky Stack)

2024-02-01 01:00:00 | SeestarSelects
オリオン座 NGC2175モンキー(フェイス)星雲
画像①トリミング・画像調整あり

画像②Fitsファイルをスタック・調整あり

補足、Seestar本体に保存した5分(1/16)、15分・23分(1/27)3枚のスタックされたFitsファイルをSeestarアプリVer1.14で新搭載されたDeep Sky Stackで、さらにスタック処理・画像処理。iPadに保存後、さらに写真アプリで調整。

オリオン座のはずれ、ふたご座に近いところに浮かぶ、モンキー星雲。これ迄に何度かblogにも上げている。電視観望始めた頃は、見たい天体No1だったが、稚拙な記録024で満足してしまい、これ迄まともに撮ってなかった。冬だ、やるぞ!と勇んで観望。22分過ぎに雲が出てきてライブスタック進まず、終了。(^^;

22分(Seestarアプリでは切り上げされ23分と表示される)の画像をblogにあげるつもりだったが、ものはためしとDeep Sky Stackかけると、驚きの43分画像となった。(良いのか悪いのかは、初心者のため判断つかず。)

画像③Astapによるアノテーション

Seestarによるアノテーション取り忘れたので、Jpeg画像をAstapでアノテーション。

(とあるSiteについて)
先日の「とあるSite」ですが、Site主さんがXにツィートしたものがありました。私、書き込みテスターやってます。(^_^)
私のことについても、本人の2つ目のリツィートに簡単に記載されてます。

参考資料等
 
  JUNPYさん企画の銀河星雲マニアのためのサイト
 
 StellarScenesさんの『星座』へのリンク
 
電視観望の記録等関連Blog

星見娘で電視観望57(おおいぬ座 トールの兜+ウォルフ・ライエ星)

2023-12-08 05:00:00 | SeestarSelects
おおいぬ座 NGC2359/Sh2-298(Thor’s Hermet(トールの兜)、あひる星雲)、中心星HD56925(WR7)

画像① ②とトリミング、画像処理有

NGC2359は、おおいぬ座の散光星雲。中心星HD56925は青色巨星のウォルフ・ライエ星でWR7のコードも持つ。太陽の25倍以上の質量を持つ星は、ウォルフ・ライエ星の段階を経て超新星爆発に至るらしい。その為かWikipediaのウォルフ・ライエ星の解説は、非常に詳しく、よしべや観測員の理解を越えていた。(^^;『いつものことじやない。』と館長。

電視観望始めた頃から、『トールの兜』のクールな名前に惹かれ、見たかった天体。銀河星雲マニアからたどったSeestarの投稿画像を見て私もSeestarを向けてみました。曇り気味の天気でライブスタックは39分50秒から進まず充分でないけど見れて満足。

初見は『でんでんむし?』『どこが兜?』画像①を少し左に傾けると、スターウォーズのストームトル一パーのヘルメットに見えてきて、『兜、兜』と1人喜ぶ観測員。(^^;

スカイサファリだと第1にDuck Nebulaの名前『あひる?』これは、私の画像からはわからない。ただ上級者の方々の写真は、赤色も写り印象も違うのかもしれない。

天体観望Z世代としては、甲児でなくトールでも、兜は気になる存在。

画像②元画像、LPフィルター使用、約40分のライブスタック

画像③ライブスタック途中でのSeestarのアノテーション。ズームしている。WR7は円の中心付近の大きな星

画像④スカイアトラスの導入画面(観望終了後の再現)

画像⑤スカイサファリによる観望位置(Duck Nebulaで表示)


参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal

8)おおいぬ座 - Wikipedia

9)NGC 2359 - Wikipedia

10)ウォルフ・ライエ星 - Wikipedia

11)トール (北欧神話の主神)- Wikipedia

12)ストームトルーパー (スター・ウォーズ) - Wikipedia

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の記録031(おおいぬ座 相互作用銀河 NGC2207&IC2163)

撮影情報

2023年12月6日午後11時頃
ベランダ プチ・リモート観測所
おおいぬ座  NGC2359(あひる星雲、トールの兜)、WR7(ウォルフライエ星)
Seestar S50+iPhone7、約40分間のライブスタック撮影
「写真」アプリで、各調整
「AIで写真高画質」でほんのり高画質化(画像①)





星見娘で電視観望44(いっかくじゅう座 クリスマスツリー星団とコーン星雲+2)

2023-11-18 05:00:00 | SeestarSelects
いっかくじゅう座 NGC2264(=クリスマスツリー星団+コーン星雲+スノ一フレーククラスター+きつねの毛皮星雲)
画像①Seestarアプリによるアノテーション画面のスクショ、トリミング

NASAから一足早い点滅するクリスマスツリー銀河のプレゼントがあったので(資料9)、レベルは違うが、よしべやからもクリスツリー星団のプレゼント。(^^;

3回目の観望。1回目は4月でNeptune-CⅡとUV IR-Cutフィルターで撃沈(記録032)。2回目は11月、空の状態が悪いときにSeestar+LPフィルターで観望、コーン(Cone=円錐)の部分が写らず無理かと思っていたら、X(旧ツィッタ一)で写っている見本が流れてきて(資料12)、私も3回目の再チャレンジ、写りました。\(^o^)// 感謝、感謝です。

ところで、NGC2264(画像②)は天文ファンの間では、クリスマスツリー星団と呼ばれているが、NGCカタログの定義は、4つの天体を合わせたものとなっているらしい(資料10)。
さらにNGC2264の下の黒い部分は、コーン星雲と呼ばれており、星形成領域でHSTで観測された画像が有名。日本の古い文献ではトウモロコシ星雲の名前もあるとのこと。これはcone(円錐)をcorn(トウモロコシ)と間違えたのではないかとWikipediaでは推測している。

画像①を眺めると、どれがクリスマスツリーと思うような色々な見方ありそう。画像②は逆さまにして少し回転させると、赤いところがクリスマスツリーに見える。鳥にも見えるし、色々楽しめる天体と言えそうだ。

きつねの毛皮星雲はクリスマスツリ一の右側の白い部分と思えるが、スノ一フレーククラスターはどこ?英語版Wikipediaの翻訳を見る限り、画像⑥のLBN912と思える。自信はない。

画像②LPフィルター使用、35分間のライブスタック、画像処理有

画像③元画像
画像④Seestarアプリのアノテーション

⑤スカイアトラスによる導入場面
(画面のMombasaは小惑星、字は大きいが、14.7等級と暗い。私のレベルでは写っているかどうか確かめるのは大変難しく、わからなかった。)

画像⑥Astapによるプレートソルブ、アノテーション他


参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal

8)いっかくじゅう座 - Wikipedia

9)内部の天体がチラチラ瞬く「クリスマスツリー銀河団」、(Forbes JAPAN

10)NGC 2264 - 英語版Wikipedia

11)コーン星雲 - Wikipedia

12)NGC2264 | コーン星雲 | 天体写真の世界

13)NGC 2264 - Cone Nebula & Christmas Tree Cluster

14)


撮影情報
2023年11月15日午後11時半過ぎ
ベランダ プチ・リモート観測所
いっかくじゅう座 NGC2264
Seestar S50+iPhone7、10秒露出35分のライブスタック撮影
Astapで、Fitsファイルをプレートソルブ、自動階調処理High、自動色修正、α,δgrid表示、アノテーション、Jpeg保存(画像⑥)
Affinity Photo2で画像処理(画像②)
「AIで写真高画質化」でほんのり高画質(画像②)
「写真」アプリで、トリミング等





星見娘で電視観望25(オリオン座 モンキーフェイス星雲)

2023-10-28 05:00:00 | SeestarSelects
オリオン座 NGC2174-5+Sh2-252(モンキーフェイス星雲)

画像①LPフィルター使用、該当部分トリミング、画像処理済
赤いHⅡ領域のSh2-252に埋め込まれたNGC2174及びNGC2175は、天文ファンよりモンキー星雲やモンキーフェイス星雲と呼ばれている。記録024の時は苦労してやっと写ったと思ったが、Seestarは簡単に写してしまう。

この天体の前に、90分間の自己最長ライブスタックをかけ、優秀なSeestarでも写らない天体があると思い知らされ、口直し(目直し?)の1枚。やはりSeestar良く写る!安心した。

ところで私は、画像①が大昔に見たアニメの孫悟空のイメージで固定されてしまったが、本当は画像②で見るのが正しいらしい。

画像②画像①を逆時計まわり90°回転、トリミング

画像③10分間のライブスタック、撮って出し

画像④Seestarアプリのアノテーション
はじめアノテーションずれてると思ったが、観望天体名はNGC2175、アノテーションはNGC2174。これでNGC2174+NGC2175を表現しているのかな。

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal

8)NGC 2175 - 英語版Wikipedia

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50) 

03)電視観望の記録027(オリオン座まとめ) 

04)電視観望の記録024(オリオン座 モンキー星雲)

撮影情報
2023年10月23日午後11時半頃
ベランダ プチ・リモート観測所
オリオン座 モンキーフェイス星雲
Seestar S50+iPhone7、10秒露出10分ライブスタック撮影
AffinityPhoto2で画像処理
「写真」アプリで、トリミング、画像調整



星見娘で電視観望14(カシオペヤ座 パックマン星雲 2nd)

2023-10-17 05:00:00 | SeestarSelects
カシオペヤ座 NGC281(パックマン星雲、HⅡ領域)

画像①LPフィルター使用、該当部分トリミング

画像②Seestarアプリ画面アノテーションのスクショ
画像③スカイアトラスの導入画面
)、
パックマン写った。FMA135(記録152)、130PDS(没)に続く3回目の観望。凄いぞSeestarきちんと写している。気分よく資料も読める(資料7)。
パックマンの愛称で知られるNGC281は天の川銀河のHⅡ領域、渦巻の1つペルセウス腕(資料8)にあるという。そこには、M1(かに星雲)、M36、M37、M38、M52、M103などのメシエ天体が属しているという。すべて観望済の天体。メダカ部屋から空を眺め、それらの位置を繋いで、ペルセウス腕を想像して見る。結構楽しい。
なお、私たちの太陽系はオリオン腕の中にあり、オリオン腕は、ペルセウス腕の小さな枝と考えられているらしい。まったくの辺境ですな。知識として知っていたが、観望を通して考えると実感するものだ。


参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)NGC 281 - Wikipedia

8)ペルセウス腕 - Wikipedia

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50) 

03)電視観望の記録152(カシオペヤ座 NGC281パックマン星雲)

撮影情報
2023年10月12日午後7時頃、晴れ
メダカ部屋 
カシオペヤ座 パックマン星雲(NGC281)
Seestar S50+iPhone SE3、10秒露出12分間のライブスタック
AffinityPhoto2で画像処理
「写真」アプリで、各調整
「AIで写真高画質」で、ノイズ処理(弱)