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あんなこと こんなこと

平凡な日々の中で、ちょっぴり心に響いたことなどを。。。

続・一足先に春

2014-03-15 21:41:01 | 


(何だか時過ぎてしまいましたが、3/9の続きです)

河津での宿は、
愛犬と泊まれるホテルでした。

実は以前、別の宿に泊まった時に
宿と契約しているワンコの宿泊施設を
利用したことがあり、
その時 あいちゃんに 、
とても可哀そうな経験をさせてしまいました。

具体的に何があったのか、
あいちゃんから聞く事は出来ませんが、
翌朝 迎えに行った時の あいちゃんの徒ならぬ様子で
察することができました。

思い出したくない悲しい経験です。


そういう経緯があって、
今回は一緒に泊まれる宿にしたのです。

食事の時も一緒。
寝る時も一緒。
これなら安心です。

孫とママも一緒に、
全員でファミリータイプの部屋に泊まりましたが、
あいちゃんは嬉々として部屋の中を走り回っていました。
布団の中に潜ってきたり、
孫の布団の上で寝そべってみたり。
写真を撮り忘れたのが残念です。

翌日は孫の希望で、
稲取にある「アニマルキングダム」に行きました。

まず、こんな感じのウォーキングサファリゾーンがあります。
 

10㎏以下のペットは入園可だったので、
あいちゃんも一緒です。

ホワイトタイガーの前でウゥ~~~ッ。
強気なのか、弱虫なのか・・・?

からかわれただけで 軽くあしらわれ。。。

今まで 会ったことも無い動物たちに
緊張、興味の あいちゃんを観察しているのが
愉快でした。

もちろん 孫も一緒に、大はしゃぎ。
隣接している遊園地では、みんなで大観覧車にも乗りました。

そして・・・・・・・ やっと
私たちは見守り役から解放されて、
孫とあいちゃんは興奮から覚めて、
お疲れモードで。。。。。

帰りの車では、みなさん爆睡でした
























一足先に春

2014-03-09 21:28:28 | 


冬に逆戻りしてしまったかのような寒さから
逃げ出そうとしたわけでもありませんが、
伊豆に旅してきました。




すでに 葉が出始めていましたが、
ぎりぎりセーフで
満開の河津桜を見ることが出来ました。

ここに来る途中の天城峠付近では
雪が舞っていたのに
さすが 河津は暖かく、
先日の大雪騒ぎも 全く関係なかったそうです。



甘いピンクの花びらが
ほんんわか「春」を感じさせてくれました。


河津桜に鶯、メジロが遊んでいた
ワンコと一緒に泊まれるホテルに一泊。



この続きはまた・・・・。


















木曽・清里の旅 Ⅱ

2012-09-15 22:46:39 | 

小鳥のさえずりを聞きながら目を覚まし・・・
(お決まりの常套表現がピッタリの朝です)
部屋のカーテンを開けると、きのう行った御嶽山が見えました。



その落ち着いた雄姿を眺めながら、
ゆったり穏やかな目覚めです。


旅の2日目。
ゆっくり朝食をすませてから、宿のすぐ裏手にある
「木曽馬の里」に行きました。


大好きな木曽馬たち。
平安~江戸時代は武士の馬として使用された日本在来種。
昔は農耕馬、荷馬だった、その短足胴長が愛らしい。
夫に促されなければ、いつまでもボーッと眺めていたい姿です。


近くには こんな蕎麦畑も広がっています。

さて、
ここから いよいよ
今回の旅の楽しみにしていた所に行きます。
蕎麦畑のビューポイントへ。

実は、何回目かの時に目に焼きついた風景があったのです。
記憶を辿りながら車を走らせると・・・・・

そうそう ここ ここ!
この角を右に曲がったところね。ワクワクしてくるぅ。

・・・・
あらら? 場所間違えてない?
蕎麦畑なんてないわよ・・・・・。

しばらく行きつ戻りつしましたが、やはりここで
間違いはありませんでした。

御嶽山を背にして、縦に長~く何枚かの蕎麦畑が続き、
その向こうに赤い屋根の建物がみどりの木々の中に見える。
構図の上手い絵のような風景でした・・・・・。

・・・なのに今、目の前に蕎麦畑はありません。
赤い屋根も見えません。
美しい風景は、
目を閉じた時に浮かぶ記憶の中のものだけになりました。

訪れた時期が微妙にずれてるのかもしれない・・・
と思い直してみても、期待が大きかっただけに
ガッカリしてしまいました。


落胆の余韻を抱えたまま
今日の宿泊地に向かいました。

途中の
奈良井宿で気を取り直すことにしました。



独断と偏見で言わせていただくなら、
きちんと整った馬籠宿よりも、
妻籠や この奈良井宿の風情が、わたしは好き・・・。

以前
「炭絆」なるものを買ったのは何処の店だったのかしら。
ピップエレキバンの炭バージョンで、
なかなか効き目がありました。

体力が許すなら もっとゆっくりしたいところですが、
炎天下の中を歩き回って疲れがピークなので、
まっすぐ今宵の宿へ急ぎました。


清里のKホテルには早めのチェックイン。



部屋の窓から見える富士山は、うっすら夕日色に染まって
やさしく歓迎してくれました。














木曽・清里の旅 Ⅰ

2012-09-02 22:49:38 | 

先日、夫とふたりで木曽から清里へ旅をしました。

一日目。
あれもこれもは無理なので、
大好きな木曽 開田高原でゆっくりすることにしました。

中央高速を下りてから、
伊那「みはらしファーム」で美味しい蕎麦を頂き、
権兵衛トンネルを抜けて一路開田高原へ。
ここは、快適に走行できるのが何より嬉しい。

開田高原は今回で4度目。
初めて来た時は、まだ権兵衛トンネルは無く、
権兵衛峠を越えたのです。
行き交う車も無く、越えるまでがやたら長くて・・・
キツネやタヌキにでも化かされたら・・・と、
真面目に怖かった思い出があります。


怖いと言えば、思い出す二つの道。

その1 安房峠。
上高地から奥飛騨 平湯までの狭い山道は、
バス移動でも緊張しました。
対向車が来るたびに 若い男の添乗員さんがバスから降りて
見通しの良い所まで走って走って誘導。
バスの中にいるより ほとんど外を歩くか走るかの状態で、
平湯に付いた時は皆で労いの拍手喝采をしたほどでした。
今は安房トンネルが出来て、時間も短縮、ハラハラドキドキも
なくなりました。

その2 山形 銀山温泉への山道。
蔵王から銀山温泉へ車のナビに従って行った道も
ドキドキものでした。
対向車が来ると私が降りて誘導しました。
デコボコ悪路の山道が多く、
「銀山温泉は二度とごめんだわね」と夫と固く誓ったのでした。
宿に着いてから おかみさんに そのことを伝えると、
「ナビだと近道を教えるので、その道を通らせるらしいです。
今では地元の人だって通らないんですよ。綺麗な街中を通れるのにね。
何度も止めてほしいとお願いしてるのですが なかなかね」
だそうです。

帰りは もちろん教えていただいた安全な道で帰りました。

ま、話題にはもってこいの経験で、暫くは あちらこちらで
大袈裟な手柄話(?)にしていましたけど。

話が脱線しました。元へ。


「新地蔵トンネル」を抜けると、 “ようこそ開田高原へ”の看板。
幸せモードへ ギアチェンジの瞬間です。



宿のチェックインには まだ早いので、ドライブを楽しみながら
御嶽山に行きました。

  ♪木曽のナァー なかのりさん 木曽のおんたけ ナンチャラホーイ
        夏でも寒い ヨイヨイヨイ♪

ロープウェイの終点駅は26度。
可憐な花たちが迎えてくれました。







遠く中央アルプスが美しい。。。



視界は何も遮られることなく、人間が右往左往して
ちっちゃく生きてることなんか忘れさせてくれる雄大な景色。

心からの~んびり、ゆ~ったり。

自分の弱さを素直にそのまま受け入れられ、
やさしさの部分にも気付ける、
そんな真っ直ぐな大きな力を感じさせてくれる
ひとときを過ごせました。

感謝。






何でまた佐賀に?

2012-03-17 13:55:31 | 

「どこからこられたのですか?」
「神奈川からです」
「遠くから何でまた佐賀に?」
会話が はずんだ後のお決まり問答。
何度したことでしょうか。


縁あって通い始めることになった佐賀のクリニック。
昨年秋から、もう4度目になりました。
来る度、付き添ってきてくれる夫と近場の観光をしています。

今回は、たまたま開催中の佐賀城下ひなまつり(3/31まで)でした。

徴古館では鍋島家の大雛段、
旧古賀銀行、旧古賀家には
鍋島小紋のひなまつり、
旧三省銀行には鍋島緞通で
飾るひなまつり。

その他にも佐賀錦のひなまつりや
生花でできたお雛様など、
童心に返って楽しみました。






江頭郷土玩具店では、
80歳ながら矍鑠としたご当主が
趣味で60年かけて収集された
お雛様や郷土玩具をたっぷりと
見せていただきました。

その上、美しく手入れをされた裏庭や、
ご自宅の二階まで案内して頂くという
「おまけ」まで付き、感激でした。
また、それらすべてを おひとりで
手入れをされているとお聞きした時は、
わが身と比べてしまい、ただただ
感服するばかりでした。



野中烏犀圓にも。
ここは、近くの、昔履物問屋だったという
お宅の奥様に「ぜひ!」と薦められて
行きました。
奥様お薦めの「解体新書」の本物は
予約をしていなかったため
見ることが叶いませんでしたが、
複製は見せていただきました。

何でも この「解体新書」は、
日本に現存する2冊のうちの一冊で、
十数年前に、こちらの蔵書の中から
発見されたそうです。

名薬「烏犀圓」は、
最近になって、徳川家康も愛飲していたことが
判明したそうです。
こちらでは、現在も生薬の販売をされています。


街中で会う人はもちろん、駅員さん、タクシーの運転手さんなど等、
私たちが出会った佐賀の人たちは、親切で、穏やかで、気持ちの良い方ばかりでした。

「何でまた?」
って言われる度に好きになってしまう佐賀。

次はどんな出会いがあるのかしら・・・