小田原城に行ってきました。

近くに野暮用があったので、
帰りに ちょっと寄ってきました。
まだ足首に違和感があるので、
城は眺めただけ。
もっぱら石垣ばかり観ていました。
新しく作られた石垣も立派ですが、
やはり何と言っても往時のままの崩れかけた石垣に
心惹かれます。




そう言えば、私は昔から そうでした。
たくさん知ってるわけではありませんが、
石垣だけしかない城址が好きでした。
人は去る。石垣は残る。
どこかで聞いたようなフレーズが浮かんできて
感慨に耽ったものでした。
それにしても このたくさんの石は
一体どこから運んできたのかしら?
すると・・・
出口近くに答え


箱根外輪山の早川に面した山腹一帯には、
江戸初期の江戸城修復に使用された
石垣用の「石切り場」が広く分布されていた…
そうか!
小田原城の付近には、
江戸以前にだって こんな石を切り取る石場がたくさんあったのですね、
きっと

時間をかけて、もっと観たり調べたりしてみたいと
わくわくしてきました。