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山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

英彦山に魅惑の花「フガクスズムシソウ」を見に行く!(タカネマンネングサも!)

2019年07月09日 | 山登り

-7月6日(土)-

今年は、英彦山のオオヤマレンゲを見に行けなかった。

ミヤマキリシマの後には、いつも英彦山に行くのがこの頃の常だった。
それで、森の貴婦人の代りといっては何だけど、別の魅惑の花を探すことにした。

そもそも、数日前まで土日は雨模様だったのだが、それが晴れに変わった。


この日は、朝、少し用件を済ませてからの出発だったので、

豊前坊から登りはじめたのは、11時半になっていた。


余り時間はないけど
それなりにカメラのシャッターを押して、


「ユキノシタ」はもう終盤だね。



登りはじめのところの「ヤマアジサイ」もパチリ。



もう少し上手く撮りたかった「ミズタビラコ」。



木の根っこを足がかりに越えるのだけれど、



夏場に向けた暑さ対策も兼ねての山行なんだが、


溶岩の壁辺りでは、汗にまみれた体がずっしりと重くなってきた。


それでも、ここの「オオヤマレンゲ」を探してみると、
もうすっかり終盤だけれど、蕾が一つ。


北岳の肩の手前の階段のところでは、



何と!まだ残っていました!
森の貴婦人を見れてよかった!


北岳の肩まで上がると、



登山路の崩落が痛ましい!



十二分に気をつけながら登っていくと、
北岳が近づいてきた。


頂上手前の見晴らしのよいところで、



今日は登らない中岳もきれいに見える!



そして、北岳にとうちゃこ!



ここの岩の上の花も、



いつかは見てみたいなぁ!



それでは、魅惑の花を探してみよう!



お!あれは何だ?



輝くような黄色の塊!



どうも「タカネマンネングサ」とのこと。



これからもこの場所に咲くのかな?それなら楽しみが増えるのだけれど。


そして、最後に今日の目的の花、



それは、「フガクスズムシソウ」。



いつも、オオヤマレンゲの時にはまだ蕾なので、



こんなにも咲き誇っているのは、



初めて見るかも?



ただ、残念なことに、



あると聞いていたところには、引きはがした痕跡が見られた。



噂では、今回スルーした「ウチョウラン」も盗掘されたという!
何とも腹立たしくもあり、情けなくなってくる。
黒髪のは私が登る数時間前の出来事だった。

山野草は、自然の中で見るのが一番!
英彦山の現場で、信さんの知り合いのたがから来られた人と、
この痕跡が自然のことなら仕方ないけど、人為的なものなら許せない!
そんな話しをさせていただいた。みんなで守り育んでいきましょうね!


改めて、そういう思いで「フガクスズムシソウ」を見つめ続けた。



やっぱし、山の中が一番美しい!



そう思いながら、この階段を下った。



チョット、熱中症気味ではあったが、



どうにか15時半には、登山口まで戻ってきた。

今年は、夏の遠征に行けそうなので、さらに鍛錬しないと行けない。

特に、暑さに強い体作りをしないといけないのだが、果たして?




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