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山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

四国遠征二日目(脇町、祖谷渓など)

2013年11月23日 | 旅行
四国遠征の2日目である。今日は山には登らない。晩秋の四国路を満喫する予定だ。
5月は、四国に行くのだから是非讃岐うどんを食べようということになり,西赤石山を下山後は,香川に宿を求めた。ところが,ゴールデンウィークの最中で,宿がことごとく詰まっていて,どうにか取れたのが,善通寺の宿坊だった。朝5時半からの朝のお勤めで説法を聞くなど普通の宿と違った体験ができ、それなりに面白かった。
今回は、「うだつ」で有名な脇町のビジネスホテルが宿である。一泊朝食付。7時半に朝食。自分だけが和定食。割と美味しかった。


朝食後早速出発。「うだつ」の街並みを見に行く。



「うだち(うだつ)」は、妻壁を屋根より一段高く上げて小屋根を付けた部分のことで、火事の類焼を防ぐために造られたものだそうだ。一種の防火壁。
裕福な家しか「うだち」を造ることができなかったそうで、「うだつがあがる」の由来。

脇町インターから高速に入って、井川池田で降り、祖谷渓に向かう。
祖谷渓への道は、離合に気を遣う狭い道である。32号線に入ってしばらくして、紅葉の絶景に出会った。思わず車を止めてパチリ、パチリ。








今回是非カメラに収めたいと思っていた「小便小僧」のところに到着。

この「小便小僧」は、祖谷街道中一番の難所と言われる七曲にあり、谷底まで約200mの高さがある。祖谷街道の開設工事で残った岩が突き出ており、かつて地元の子供達や旅人が度胸試しをしたという逸話をもとに作られたという。彫刻家で徳島大学教授だった河崎良行さん作。


ホテル祖谷温泉に着いた。ここの温泉には是非とも入らねばならない。谷底にある露天風呂まで、ケーブルカーで下りる。約170m下の露天風呂までは約5分、傾斜角42度の断崖をゆっくりと大パノラマの景色を一望しながら下っていく。入浴料1500円は少し高いかなとも思うが、致し方ない。




祖谷川の流れにせり出すように造られた露天風呂には豊富な湯量が自噴して,白い湯の花が浮いた湯舟は少しだけ白濁して見える。自称温泉博士を目指している者としては,今回は湯船もパチリとした。




祖谷川の景色も素晴らしい。


温泉に入った後は、祖谷そばだ。西祖谷のところにあった「仙吉」。説明によると、祖谷そばは温そばの方が美味しく食べれるとのことだったので、迷わずに注文。大盛りがプラス300円。

美味しかったです。

本当はここで、大歩危・小歩危に行く予定だったが、かずら橋も見たいということになり、引き返した。


で、大歩危。


ここらは、人であふれてたが、一度行けばいい程度のところだと思った。

本当は、内子と大州にも寄るつもりだったが、時間切れでパスして一路三崎港を目指した。18時前に着き、18時半発の佐賀関行きのフェリーに乗船。


20時過ぎに大分の「鳴子うどん」で遅めの夕食を食べ、23時過ぎに帰福した。
今回の四国遠征は天候にも恵まれ、大いに満足できるものだった。次回は来年の5月ぐらいに石鎚あたりと高知にも行かなね、などと話しながら今回の遠征を終わった。




1 コメント

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四国 (りょ)
2013-11-26 22:38:59
四国攻めてますね。
祖谷渓と脇町は、パパが徳島にいたときに行ったと言ってました。夏だったかな。私も徳島に行った時に、行きたいなぁとは思ったけど、鳴門からは遠すぎてあきらめたところです。町並みきれいやね。もみじも!
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