神は慈愛なり

神はこの世界を真実で創造されたからには、真実をもって生きる。

環境汚染

2011-05-18 10:11:05 | Weblog
核燃サイクルも見直し 首相、福島で自然エネ推進
2011.5.17 19:16
 菅直人首相は17日、官邸で共産党の志位和夫委員長と会談し、東京電力福島第1原発事故に関連し、使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」を見直す考えを表明した。「青森県六ケ所村の最終施設に持っていくサイクルが機能しない状況になっている。それを含め白紙からエネルギー基本計画を見直したい」と述べた。志位氏が会談後の記者会見で明らかにした。

 首相は自然エネルギーと省エネルギーをエネルギー計画の柱とする姿勢も示し、自然エネルギーに関しては「特に福島で大いに進めるための手当てを考えている」と説明した。


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良かったあー!

もうこれをやらなければ地球はもうもたない。

何故なら、原子炉運転中でも常時、原子炉から調整用に
海水に 大量の熱水を放出しています。

原発の廃熱は海水温度上昇の主犯。

その結果、直接廃熱を海の水に流しているため、海洋環境に
膨大な影響を与え、海水の温度が上昇し温暖化を余計に招
いているからです。


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浜岡の原発の冷却過程の温排水から出る温水で
稚魚養殖をしていたというから、おい、おい、おい
である。

マダイ、ヒラメ、クエなど8種類など、いやーびっくり
驚きました。

人間て原子力は良いと洗脳されるとどこまでも感覚が麻痺
してしまう恐ろしいものだとつくづく思います。

浜岡原発が止まって稚魚に影響って?

原発魚こんなのを食べていたの?

人間が口にするものはさっさと太陽光熱にするべきです。


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福島原発事故 子供の被曝許容量はチェルノブイリの4倍相当
2011年5月18日 16時00分  東日本大震災の影響で発生した福島第一原発の事故。その国際的な基準に基づく事故の評価は、1986年に発生したチェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」に引き上げられた。いまだなお収束のめどが立たない福島第一原発事故について、チェルノブイリ事故直後から現地を取材し続ける『DAYS JAPAN』編集長で、フォトジャーナリスト・広河隆一氏がレポートする。

 チェルノブイリ事故(1986年4月26日)のときは、原発から120km離れたウクライナの首都・キエフの子供たちすべてが、5月半ばから9月までの間、旧ソ連の各地の保養所に収容された。日本でも政府は国内の国民宿舎などすべてを借り切って、被曝が疑われる地域に住む妊婦と子供たちの収容に踏み切るべきである。

 それなのに、日本では政府が逆のことをやっている。福島市と郡山市の学校の土壌が放射能に汚染されていることを受け、政府は子供の被曝量の基準値を、毎時3.8マイクロシーベルト、年間20ミリシーベルトとした。これには国内からだけでなく、世界から猛烈な批判が出ている。

「20ミリシーベルト」という数字は、「国際放射線防護委員会(ICRP)」が、「非常事態が収束した後の一般公衆における参考レベル」とされる<年間1~20ミリシーベルト>のもっとも高い数値であり、大人を対象にしていることはいうまでもない。

 それが特に子供たちにとっていかに高い被曝量であるかは、私の知る限り、チェルノブイリに汚染された土地のどの地域を居住禁止地区にするかについて、1991年にウクライナ議会が行った決定が参考になる。そこでは1平方キロメートルあたり15キュリー(放射能の旧単位)の汚染地域を立ち入り禁止地区とする、つまり居住禁止地区に規定したのだ。現在の単位に換算して、ここに住むと、年間5ミリシーベルト被曝してしまうという理由である。

 日本ではその4倍を許容量として、子供たちの学校の使用を許可したのである。また、「毎時3.8マイクロシーベルト」という数字は、いまは死の街となったプリピャチ市の数値とほぼ同じである。私はかつて5万人が住んでいて、いまや荒涼としたプリピャチの廃墟の中に、日本の子供たちが走り回る姿など想像したくもない。


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首相、安全・保安院の分離示唆 「根本的な改革」必要
2011年5月18日 19時22分 (2011年5月18日 19時31分 更新)
 記者会見する菅首相=18日午後、首相官邸

 菅首相は18日の記者会見で、福島第1原発事故の原因を検証するために設置する調査特別委員会では、経済産業省原子力安全・保安院を含め「長年の原子力行政の在り方も十分に検討し、根本的な改革の方向性を見いだしていきたい」と述べた。

首相は「チェックする立場の安全・保安院が、原子力を進める立場の役所に共存していた」と指摘、保安院の経済産業省からの分離を含めた検討を示唆した。

定期点検中の原発への対応については「緊急的な安全措置が講じられ、安全性が確認されたものについては稼働を認めていくことになる」と述べた。首相はエネルギー政策見直しに関連して「電力供給の在り方、地域独占となっている状態なども含め議論する段階がくるだろう」との認識を表明した。ただ、当面は検証委員会の検討を待ちたいと述べた。



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原発問題】 3号機“燃料に水が届いておらず” 1号機より深刻な状態に

 1号機よりもさらに深刻な事態となっています。福島第一原発の3号機は、炉心の温度がたびたび上昇するなど不安定な状態が続いていますが、1号機と同様に燃料が溶け落ちたうえ、原子炉に注いだ水が十分燃料に届いていないとみられることが政府関係者への取材でわかりました。

 福島第一原発の3号機については、先月からたびたび炉心の温度が上がっていますが、複数の政府関係者はJNNの取材に「3号機でもメルトダウンが起きているとみられる」としています。東京電力は、注水量を増やしたり、別の配管も使ったりして炉心に水を送り続けていますが、まだ不安定な状態が 続いています。

 現在、原子炉には「シュラウド」と呼ばれる壁と圧力容器との隙間を通して水が注がれていますが、このすき間が詰まり、底に溶け落ちた燃料に十分に水が届いていない可能性が高いことが新たにわかりました。

専門家は、この状態が続いた場合、燃料が発する高い熱で圧力容器の底が抜ける可能性が
ある「深刻な事態だ」と指摘しています。

東京電力では当面、3号機への注水量を増やして監視を続ける方針です。

 一方、2号機の原子炉建屋に18日午前、3月の爆発以来、初めて作業員が入りました。ロボットでの調査と同様、温度と湿度が高く、内部で作業したのは14分間でした。


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東電、2号機でベント2回失敗 圧力下がらずプール破損か
2011年5月18日 18時27分 (2011年5月18日 18時48分 更新)
 
 福島第1原発事故で、2号機の原子炉格納容器の圧力が上昇した際、東京電力が内部の蒸気を外部へ放出して圧力を下げる「ベント」という作業を3月13日と15日に試みたが、2回とも圧力が下がらず失敗していたことが18日、東電関係者への取材で分かった。圧力上昇を防げず、格納容器につながる圧力抑制プールが破損した可能性が高い。

2号機からは大量の放射性物質が放出され汚染水も発生。原子炉の安定停止作業は難航しており、東電の危機管理態勢が問われそうだ。

ベントで放出される蒸気には放射性物質が含まれるが、格納容器が破損すると極めて大量の放射性物質が外部に出る恐れがあり、それを防ぐ重要な措置。国からベント実施命令も出た。ベントは、格納容器から外に出る配管に設置された二つの弁を開け、外側にある薄いステンレス製の「ラプチャーディスク」が内部の圧力で破れるようにし、蒸気を放出する仕組み。