神は慈愛なり

神はこの世界を真実で創造されたからには、真実をもって生きる。

警察庁長官が何故?安藤隆春なのか?

2009-06-24 03:49:51 | Weblog
警察庁長官に安藤隆春次長が就任へ。

何か嫌な予感がするのだが、安倍や麻生らにとって都合の良い異常で異様な警察庁長官と言えよう。

安藤隆春次長は、1972年に警察庁に入り、警視庁の公安部長や警察庁の官房長を歴任。

2008年は、北海道洞爺湖サミットの大規模な警備の対応に異常な警察官など派遣する。

中国製冷凍ギョーザによる薬物中毒事件で、警察庁、安藤隆春次長が担当した。

衆院選に向けて自民党や朝日は安藤を早々と選出して何の態勢を整えるというのか?

安藤警察庁長官が衆院選取締本部を指揮するそうだ。

皆さん、都議選、衆院選では自民党の大物の各選挙区の選挙管理委員で誰が票を集計しているのか?を徹底的に目を見張らなければなりません。

安藤警察庁長官は金にずるい人物なのか?

>警察行政集中審議
>2005年6月14日「警察行政集中審議」

>○黒岩宇洋君 無所属の黒岩宇洋でございます。
本日、村田国家公安委員長においでをいただきまして、午前中から議論されております警察の捜査費について私も何点か質問していきたいと思っております。

午前中の議論では、愛媛県警の巡査部長の告発に基づいて、個別各論でその事例について果たしてそれがどれだけ不正なのかと、こういったようなことが議論されたようですが、私は、この捜査費というものの予算執行の在り方から、総論としてこの捜査費なるものの性格というものを浮かび上がらせていきたいと、そう考えております。

さて、この捜査費というものは様々な特徴があると私は考えておるんですが、警察庁が出しております捜査費経理の手引きという冊子に、まず捜査費の性格としてこういうことが述べられています。

捜査費は、経費の性質上、特に緊急を要すと、緊急性があること、又は秘密を要するため秘密を要すると。

そこで、本来、小切手等で行われるこの会計が現金によって行われているこれ非常に特殊な性質であるということが述べられているわけですね。

私は、更にこれに加えて言うと、予想が付きづらい、要は、幾らお金が要るのか非常に予想しづらい名目である捜査費だと私は思っているわけですね。大変議論になりました捜査協力費とか、そのほか、情報提供者への謝礼金とか、こういったものもいつ発生しというのは大変予想しづらいわけでございます。

そのほか、この捜査費なるもの、様々な例示をこの手引きを見ますと書いてはおるんですけれども、例えば張り込みの早朝時のパンやジュース代、こんなのもいつ発生するかはなかなか予想しづらいですね。

そのほか、驚いたのは、パチンコ代とかスロットマシーン代、これ尾行においてパチンコ屋へ入ると、税金を使ってパチンコを警察官はできると。これは業務上必要とあらば仕方ないんですけれども、これ留意事項にもあるんですが、捜査活動の一環としての遊技であることから、過度の支出とならないように留意すると書いてあるんですね。それはそうですよ。国民の税金で、負けたからといって熱くなってすってもらっちゃ困るわけですよ。

これ極端な例を挙げましたけれども、これ、ばくちのお金ですから、極端に言いますと、やっぱり非常に予想しづらいお金なんですよ。

ここで私、官房長にお聞きしたいんですけれども、こういう予想しづらいお金を予算額として計上し、加えて、この捜査費というのは各都道府県警と警察庁に配分するんですね。

その後、使い切ると執行額というのは出ますけれども、予算計上してその後、各都道府県に配分する。これ、どういうシステムで、どういう仕組みでこの予想しづらいお金を配分するのか、この点についてお聞かせください。

○政府参考人(安藤隆春君) お答えいたします。
警察庁から各都道府県警察に対し捜査費を配賦する際には、これはもう、各都道府県警察におきますこれまでの、あるいは現在の治安情勢というものと、それから過去、とりわけ前年度と当該年度の執行状況とを総合的に勘案して逐次配賦しているということでございまして、その県警の治安情勢の中でこれまでどれぐらいの捜査費が執行されてきたと、そういうものをベースにしながら、その時々の新しい要素を加味しながらということでございます。

○黒岩宇洋君 ちょっと抽象的だったんですけれども、具体的に私お聞きしたところ、まず各警察署の署長が一月に一度、うちはこれだけ必要だと、これを例えば県警本部長に上げると。県警本部長とか、警察庁だったら会計課長でしょうか、ここがまた四半期ごとにこれだけ必要だということで申請して、そのやり取りによって一年間、結果的には幾ら幾ら配分するという、こういう仕組みだと聞いているんです。

非常に合理的だと思いますよ。必要な分だけ手を挙げてそれを逐次払っていくと。

ただ、やはりこの繰り返しというのは大変額を決定しづらいものだと私は思うんですよ。

ここで一点聞きたいんですけれども、先ほど申し上げた例えば警察庁で年何十億という予算を取ります。結果的には一年間配分し終わります。この配分額と予算額というのは、今の手続上からいったら一致するということは考えづらいですよね。

○政府参考人(安藤隆春君) 予算額と配分額という……
○黒岩宇洋君 だから一致するということは考えづらいですよね。

○政府参考人(安藤隆春君) 執行額ではなくて……
○黒岩宇洋君 執行額ではなくて、予算額と配分額。

○政府参考人(安藤隆春君) ですから、予算、平成十七年度予算を何十億と取りますがそれについて、結局、配賦はその四半期ごとに各県のベースになったものと、それから要請と先ほど御指摘が……

○黒岩宇洋君 ですから、一致することは考えづらいですよね、予算と今言ったやり取りで配分するわけですから。

○国務大臣(村田吉隆君) 執行額。
○黒岩宇洋君 執行額じゃない、配分額で。

○政府参考人(安藤隆春君) いや、配分額につきましては、結局、最終的には一致することになるんじゃないでしょうか。

○黒岩宇洋君 おかしいですよ。十六年は予算額五十五億で、各都道府県警と警察庁に配った額は三十三億ですよ。

大臣、これ勘違いしないでください。配分額と結果的に使い切った執行額というのはその後また更に二十六億と落ちるんですよ。そうでしょう。先ほど私が申し上げたようなやり取りで最終的に配分した額が決まるわけですから、予算額と配分額が一致することはまずあり得ませんねという、このことについてお答えください。

○政府参考人(安藤隆春君) 失礼いたしました。
配分額というのは、結局、結論的に予算執行額ということになるわけであります。


○黒岩宇洋君 違いますよ。
○政府参考人(安藤隆春君) いや……

○委員長(高嶋良充君) ちょっと待ってくださいね。
○政府参考人(安藤隆春君) いや、配分額というのは、予算額に対して配分額は、ちょっと私、ちょっと間違えましたけれども、配分額は一致しません。それで……

○黒岩宇洋君 予算額と配分額は一致しません
○政府参考人(安藤隆春君) 一致しない。一致しない上で、それで配分をしまして、その後、現実の執行額はまた乖離があるということです。済みません。

○黒岩宇洋君 ちょっと長く手間取りましたけれども、今お聞きして、多分皆さんも予算額と配分額一致しないということは御理解いただけたと思うんですが、ですけれども官房長、平成十一年と十年、これ過去五年分しか調べられないということでそれしか聞いていないですけれども、十年と十一年は予算額と配分額、一円たりとも違っていないですよ。

一致しているんですよ。私ずっと指摘してきましたけれども、今日も大臣が答弁された神奈川県警の不祥事が出た平成十二年以降とそれ以前とでは、これ非常に、この後つまびらかにしますけれども、予算額、配分額、執行額、非常にかなり顕著な特徴が表れてきているんです。

もう一度お聞きしますよ。平成十年と十一年は、先ほど一致しないとおっしゃった官房長これ予算額と配分額がぴったり一致しているんですよ。これ何でこんなことがあり得るんですか。

○政府参考人(安藤隆春君) 確かに、今手元にあります資料にありますと、予算額と配賦額の、詳細なちょっとデータはありませんけれども、ほぼ一致するということでありますが、その理由につきましては、恐らく捜査活動というものに必要な経費として十分使われたということではないかと思います。

○黒岩宇洋君 これは後で大臣に感想を求めますけれども、私幾つかこういった額についてはこの後議論しますけれども、結局、私の問題提起というのは、元々、捜査費、捜査協力費なるものというのはほとんど使われたことがなかったというあるジャーナリストの指摘すらあるんですよ。元々フィクション、虚構なものであったがゆえに、恣意的に予算だとか配分だとかいうのができたんじゃないかという、こういう疑念について、私この後、質問をさせていただきますよ。

いいですか、今まで申し上げたとおり、配分額というのは四半期ごとのやり取りによって結果的に幾らという額なんですよ。それを、配分額がその年度当初の予算額と一致するなんてことは手続上絶対あり得ないことが、平成十一年以前、多分私、これさかのぼって全部同じことだと思うんですけれども、一致しているんですよね。もうこれは皆さん考えられないことということをまず一点指摘しておきます。

それで、関連しまして、これ実は昨年も私質問したんですけれども、じゃ、次の執行額ですよ、執行額。いざ配分しましたと、結局、使い切るか使い切らないか、これも私は乖離して当然だと思っておるんですが、これも私指摘しました。平成十一年、先ほど申し上げた不祥事の出る前年までは執行率というのは九九%軒並み超えているわけですね。

じゃ、官房長、官房長、一点お聞きしますけれども、今からもう十二年前になりますが、じゃ、平成五年度に至っては予算額が七十九億五千七百何十万円、決算額も七十九億五千七百何十万円。その差がわずか二十八万円なんですよ。これ、もう私から言わせれば神業としか考えられないんですね。だってそうです、そうでしょう、先ほども申し上げた捜査協力費といった不確定なもの、ともすればパチンコ代まで含まれている、こういったものがこの九九・九九%の予算執行率を達成できる、こんなことは考えられないじゃありませんか。なぜこういったことが起こり得たのか、平成十二年以前は起こり得たのか、官房長、お答えください。

○政府参考人(安藤隆春君) 今、ちょっと平成五年の数字手元にありませんけれども、今御指摘の数字についてということでありますが、後ほど、なぜ平成十一年、十二年といいますか、ぐらいからの執行額が減ったという理由ともかかわると思いますけれども、やはり捜査活動にそれだけ必要であったというふうに私どもも考えておりますし、逆に言うと、平成十二年以降については捜査の環境とかいろんなことがございまして、後ほど御説明、御時間あれば御説明したいと思いますが、そういうことによって捜査活動に使う捜査費というものが余ったということと我々考えております。

○黒岩宇洋君 私は、必要であったかどうかということを聞いているんじゃないんですよ。手続上あり得ないということを今つまびらかにしているわけでしょう。

だって、各警察署から逐一、これ一月ごとに上がって、県警本部から四半期ごとに上がってというやり取りをすると、これ、やっぱり予期をせぬお金だからですよ。橋一つ架けるといえば、これはもう一年前に幾らということで入札して、じゃそれを付ければいいわけですよ。そういうものではないという性質上これだけ複雑な手続をやる、だからこそ予算額も配分額も乖離があるし、当然配分額と執行額も乖離があるということを最初にお答えになったのは、官房長、あなたですよ。

それが、先ほど申し上げたとおり、予算額、配分額はイコール、そして執行額に至っては九九・九九%、こんなことが手続上あるとは考えられないと、この点についてきっちりとお答えください。

○政府参考人(安藤隆春君) 私は、先ほど申したように、細かいところのやり取りといいますか、そういうことで確かに委員、委員おっしゃるようにいろんなやり取りがあったと思いますが、トータルに見て、結果的には十分な捜査、十分な捜査活動をするために多くの捜査費が要って、むしろ足らないぐらいであったんじゃないかと、こういうことで結果的にそうなったんじゃないかというふうに思います。

○黒岩宇洋君 あのね、官房長、何度も言いますけれども、十分な捜査費がない、だから欲しくて欲しくてしようがないと、自然と執行率が高くなる、そこまでは分かるんだけれども、科学統計的に考えて、数学的に考えても、この数字が一致するということはあり得ないって言っているんですよ。

いいですか、さっき言った予算額と配分額が一緒ということは、各警察署のその必要たらんとするものをすべて四半期、四回やり取りすると配り終えるということですよ、一銭残らず。こんなことが手続上あり得ないじゃありませんか。いかがですか。

○政府参考人(安藤隆春君) 先ほど申したとおりの御答弁でありますが、いずれにしても、細かいやり取りのところでどうなっているか私も承知しませんが、結果的にそういうことになるということは考えられるというふうに思います。

○黒岩宇洋君 ここはいったんここでやめます。ただ、考えられませんよ、どう考えてもね。

じゃ、また官房長の言葉をかりて、十分な捜査費としてなかったから、必要だったからと。これわずか十年前とかですよ。もっと言うと、九九・何%というのはわずか五年前の話ですね。

さあ、じゃ、今先ほど申し上げた予算額一体幾らになっているかというと、十二年の九十億に対して、十七年、四十三億ですよ。五割以上下がっている。そして、先ほど申し上げた配分する、いざ配分しますと、必要だからといって配分しましたというこの額に至っては、これ十六年が三十三億ですね。

十二年の八十八億に比べれば、これももう三分の一近く配分額が減っている。じゃ、現実に使ったお金は、これは物すごいですよ。わずか二十六億だ、十六年度。これは四年前の八十四億とかに比べると三分の一以下ですからね、わずか三、四年で。

これ後で村田大臣は大蔵官僚出身ですからお聞きしたいんですけれどもね、こんなに、元々必要だったお金がどんどん要らなくなってくる。要ると言っておきながらですよ、だって、十六年は五十五億要ると予算請求しておきながら、予算付けておきながら、配分で三十三億、二十億も減って、現実に使ったものは二十六億で、執行率で四七・五%ですよ。今まで九九・九九%あったものがですよ、平成十一年で九九・六%あったものが、わずか五年で予算執行率が四七・五%。

これを見ると、本当に私、捜査に支障を来していないのか不思議でしようがないんですよ。来してないとすれば、逆に今まで要らなかったんじゃないかという、これもう王手飛車取りみたいな話でね、官房長。

さっき必要だったという表現、だから当時は使ったと。じゃ、必要何でなくなったんですか。捜査費が必要ないんですか。今時点で捜査に支障は来していないんですか。
これだけ予算額、配分額、執行率、これだけ下がっているんですよ。

この点についてお聞かせください。

○政府参考人(安藤隆春君) 先ほど平成十六年につきまして予算額が五十五億で配分が三十三億というのは、これは先刻御承知の、先生言うとおりでありますが、四半期ごとにその情勢を見て配っていくわけですから、恐らく当初、年初当初から執行額が減っていた。
ここ数年我々も懸念しておるわけです、大きく。執行額が減ということが非常に顕著に表れている。

その理由というものは様々な要因が考えられるわけでありますけれども、我々としても、実際どうなんだということを捜査費を執行する部門からいろいろ聞いてみた。

やはりいろんな要因というのは絡まっているわけですが、その結果、次の要因がやはり挙げられるということでありま基本的なベースとしては、御案内のとおり、平成十二年以降刑法犯の認知件数がもう急増して、一気に急増しておるわけでありますし、それから、これは警察改革の、踏まえまして、相談件数、もうこれは御案内ですが、けれども、警察マターではないのが三割ぐらいあって、これの相談に対する対応というのは現場では物すごい業務の負担になって、負担といいますか、それはきちっとやらなきゃいけないんですが、そういうことがある。

認知件数が増えている。なぜそれが増えたからということじゃなくて、発生、犯罪が発生したら直ちに初動捜査を展開しなきゃいけない。現実に今警察署で起きていることは、継続的な調査、捜査というものは十分できない。初動捜査に追われて、全部駆り出される。
継続捜査をしたり、自分の畑を耕したりしていろんな情報の情報源等も開拓をするという捜査員が、そういう時間がない。そういうことが、これはもう確実にオールジャパンで現象として現れている。

それから、情報の収集にたけましたベテラン捜査員というのが大量退職されている。

現実に今大量退職時代ということを、このスイッチをするといいますか、新しい人がすぐそんな情報網を構築なかなかできない。そういう基本的なベースがありまして、その上で警察のいろんな活動の変化というのがあるわけであります。
一つは、情報収集の在り方というのが多様化してきたと。

○黒岩宇洋君 短くお願いします、時間ないんで。
○政府参考人(安藤隆春君) 済みません。

これまでなかなか取れなかったんですが、インターネットというものが発達して、インターネットですぐ取れるようになったとか、あるいは情報公開が進んで、別に普通、普通といいますか、昔取れなかったものがそういう情報収集で取れるとか、そういうような情報
収集の多様化とか、あるいは、二つ目は、今までは個々の捜査員の情報収集に頼って捜査を……

○黒岩宇洋君 もう二つでやめてくださいよ。
○政府参考人(安藤隆春君) 済みません。

ですが、そういうものに頼らなくて、むしろ情報分析に基づいて戦略的、組織的な捜査活動、こういうものが推進されて効を発していると。

もう一つは、ちょっとこれ残念なんですが……

○黒岩宇洋君 官房長、端的にしてください、官房長。
○政府参考人(安藤隆春君) はい。

やはり平成十五年以降は、これは非常に遺憾なことですが、一連の不適正経理を、事案をめぐって、やはり捜査協力者が、何といいますか、萎縮するといいますか、捜査員との接触や捜査費の受領を拒否する事案、こういうようなことが重なって、我々としては委員御指摘のように非常に懸念をしているんですが、何とかそれをやはりもっと捜査活動に使えるように努力してまいりたい。

○黒岩宇洋君 官房長、今の説明聞いて分かる人いませんよ。だって、認知件数が増えてきたということは治安が悪化してきているわけなんですから、本来だったら予算をきっちり使って、じゃ、捜査なら捜査費で使えばいいじゃありませんか。それが、ベテラン職員がいなくなったと。

これ私、この前も指摘したんですけれども、ベテラン職員ほど捜査費にお金なんか使わなくても情報収集できるんじゃないんですか。若手の新米がお金使うんならともかく、ベテランというのは腕に頼っているんだから。

だからそういう、正に虚構ですよ。本当にフィクションの物語をこの場で言ってもらっても、これだけわずか五年で減っている。
認知件数云々と言っていましたけれども、例えば平成十二年から十三年に執行額は三割も減っているわけですね。じゃ、翻って、認知件数が三割も上がっているかというと、一年間で三割も上がっているわけはないわけですよ。

こんな、本来は、役所というところは予算をきっちりと確保して、そして確保した限りは使い切るという、こういう習性があるわけですよ。それが使い切れてないということは、これは本当に捜査費というものは私は不思議な性格なお金だと思っていますよ。

余り必要とされてない、幾らでも減らすことを可と、是とできるという特殊な私、予算だと思いますよ。

そこで、これはもうあえて聞きませんけれども、先ほど、じゃ、本当に九九%使い切る云々とありましたけれども、これ、例えば平成十六年でいうと、さっき申し上げた三十三億と二十六億で、配分額と執行額で七億の乖離があるんですね。

七億使い残しているんですよ。ただ、不思議なことに、平成十六年度の最後の第四・四半期では三億円の予算請求じゃない、要するに配分の請求をしているんですね、三億円の配分請求を。

三億円の配分請求を最後に三か月にしておきながら、トータル七億残ると。
これほどこのお金というのは使い切ることが大変なお金なんですよ、手続上。
これはもう指摘にとどめておきますよ。このやり方で九九・九九%の執行率なんてことはあり得ないわけですよ。これがもうとにかく捜査費たるものの私は本当に顕著な特徴だと思います。

それで、加えて言うと、これ、各都道府県で幾ら幾ら配分を見て、その配分額見ただけで私も多いか少ないかはよく分かりませんでした。そこで、人口比で、まあ乱暴なんですけれども、人口比で見るところ、一番多いのは東京ですね、警視庁。

これは数字だけ、一人当たり五十三・五円、十六年度で配分されています。
驚いたことに、東京は除いて一番多いところは富山県、これは四十二・一円。一番少ないところで三重県、十一・六円、これ四倍もの差があるんですね、国費、捜査費の配分額で。

私、これも非常に特殊だと思うことと、もう一つ、これを見ていて面白いことに気付いたんですけれども、平成十二年度からは軒並み各都道府県の配分額下がっています。

四十七都道府県中、まず十二年から十三年にかけて四十二都道府県が減額されています。

次、十三年から十四年も減額されているんですが、たった一県だけ三年間連続でこの配分額が上がっている県がある、これが村田大臣の愛媛県なんですね。この理由は私には分からない。(発言する者あり)あっ、そうか、岡山、ごめんなさい。

愛媛県、愛媛県なんです。済みません、愛媛県、愛媛県です。

で、これはちょっと理由は分からないんですけれども、平成十六年度の執行額が前年比に比べてわずか三七%、これ四十七都道府県で最も低いんですよ。これは、平成十六年度の最後の、最後の最後、年明けに巡査部長の告発があったという、私、これと関係があるんじゃないかと思っているんですが、とにかく前年比の執行額に比べて三分の一まで愛媛県は落ちているんですよ。

本文は10,000文字以内なのでここで終了。
続きは「真さんのブログ」へ。

Barbara Lewis - The Windmills of your Mind
http://www.youtube.com/watch?v=C__aiVIAmjg&feature=related

Lill Lindfors Du är den ende
http://www.youtube.com/watch?v=LZW_q6RMnOk