「皆心が不器用だから」とハルは言いました。
ドンジェの不器用さがとても辛かったです。
「おはよう神様」#10話
以下ネタバレレビューです。
学会での「ハルプロジェクト」の発表。
壇上で異常を感じた様なハルだけど、無事に発表を終えました。
その成功でドンジェが手にしたものは何でしょう。
ハルが手に入れたものは何でしょうか?
「これが君の人生をどう変えるかわからないが」と言った医師の言葉が
とても印象的でした。
「天才を作った天才医師」新聞記事の見出し、誇らしげなドンジェとハルの笑顔
でも、何故か心から喜べないのです。
学会を終えてハルは校長先生の家の住人達に沢山のプレゼントを買って帰りました。
ウネの帰りを待つハル。
ウネはドンジェと会っていました。
ドンジェが高価そうなモッコリをウネにプレゼントしました。
ウネはずっと気になっている話をドンジェに振ります。
「ドンジェシのオンマはどんな人だったのか?」と。
ドンジェは「母親はいない。最初から存在しない。」と厳しい言葉を返します。
「お母さんがあなたに会いたいと言ったら?」
ウネの言葉にドンジェは逃げる様に立ち去ろうとします。
ドンジェのオンマは家政婦をしていた医師の家に6歳だったドンジェを残して
医師の家からお金を盗んで逃げたのでした。
その医師に育てられたドンジェ。
「絶対に会ってやらない」涙を溜めて答えるドンジェ。
憎しみと同じ位に愛を捨てきれていないドンジェ。
愛しているから憎み、憎しみを捨てられないから辛いのでしょう・・・
不器用な心のドンジェです。
ハルはウネにソウルのお土産を渡せませんでした。
ウネの手にあったドンジェから渡されたモッコリの箱を見たからです。
ハルも不器用な心でしかウネを愛せません。
ウネはドンジェからのプレゼントをドンジェの母に渡します。
ハヌル病院は学会の発表後は評判も上がり、手術希望者が続出しています。
ハルは学会が終わればすぐにでも病院から出られると思っていたけれど
ドンジェは許しません。
ハルは病院の広告塔の様な存在で、報道陣や一般の人からも追いかけられます。
検査さえ出来ない状況でドンジェは苛立ちます。
オモニの件もありドンジェはいつもより苛立っています。
ウネからの電話もにべも無く切ってしまうドンジェ。
胃潰瘍の検査に来たドンジェ母とドンジェは偶然同じエレベーターに乗り合わせます。
ドンジェがウネにプレゼントしたモッコリをつけている女性・ドンジェ母の姿を見たドンジェ。
それが自分の母親だと気がつきます。
ドンジェから逃げる様に去る母の後ろ姿を見送るドンジェ。
言葉もかけずただ後ろ姿を見るドンジェが悲しかったです。
そして側にいても「母親」だとも名乗れず、息子を抱き締めることも出来ない母もまた悲しかったです。
ドンジェはウネの元へと行きます。
何も話さず、ただウネの側でため息をつくばかりのドンジェ。
「あのネックレスをあげたのは君か?」やっと口を開いたドンジェ。
ドンジェが母と会ったと喜ぶウネ。
「何故思い出させるのか?」とウネを責めるドンジェ。
ウネは「苦しい思いをしていて良かった。そんな感情さえ捨てたのかと心配していた。」と言う。
「俺の中にあの女の存在はない。消し去った」と言うドンジェにウネは「泣きなさいよ」と言います。
「6歳だったアナタに何が出来たの?母親の罪まで自分の罪の様に抱えこんできたから、
だから必死で耐えてきたのよね」
「もう耐えなくていい。今まで溜め込んできた悲しみや苦しみを吐き出せばいい」と言うウネ。
そんなウネに「君を殺してやりたい」ってドンジェは言うけれど、それは最後の強がりで、
本当はウネに自分の弱い部分を見透かされた事が苦しくて、
不器用な男・ドンジェにはそういう風にしか表現できなくて・・・・
泣いてしまいましたよ・・・
ドンジェはウネを抱き締めて泣きました。
その頃、ハルにも変化が現れました。
ハルを良く思っていない医局の人達、ハルを噂する看護士達。
ハルと対立する研修医はハルに敵対心丸出しの行為を取ります。
そしてハルプロジェクトの医師のPCを届けるようにと嘘をつき、
プロジェクトチームの医師とも対立させようとします。
ハルの言葉より医局の医師の言葉を信じたプロジェクトチームの医師達。
その事実に傷つくハル。利用されているだけの存在。
「組織」と言う仕組みの中で正しい事が通らない現実。
「人が嫌いになりそうだ」と言うハル。
悲しかったです。どんな時でも人を信じて愛していたハルだったから・・・
ハルを心配したピルグがドンジェを訪ねます。
ハルはウネを訪ねます。
ウネはハルが元気が無いと気がつき、「笑わせ作戦」を実行するのだけれど・・・
ハルの心は晴れないのです・・・・
ピルグは院内で起きているハルを取り巻く状況をドンジェに話し、帰ろうとして
ハルの脳波検査の結果を見てしまいます。
そしてわずかに見て取れた「変化」に気がつきます。
ムルトンとミンジュの恋。
ミンジュの母が院長だと知ったムルトンは身を引こうとします。
でも、院長の前でムルトンを無視したのは、院長がムルトンを傷つける様な
言葉を言いそうで、だからミンジュはあえて無視したのでした。
二人の純粋な心が、純粋な恋がこのドラマの中で「ホッ」とさせてくれます。
ウネはお店の定休日に病院を訪ねます。
そこで看護士達がハルを悪く噂しているのを聞きます。
ウネはハルの元気が無かった原因が分かって、ハルの元へと急ぎます。
ハルもウネが自分を慰めてくれている事が分かります。
ウネの優しさが嬉しいハル。
そしてウネがあの医局の嫌な医師とぶつかり
ウネを侮辱された事にブチキレて医師と殴ります。
感情をコントロールできないハル、怒りがこみ上げてくるハル。
医局ではハルが起こした事で騒ぎになっています。
ドンジェはハルが医師にはめられた事実を明かします。
医師がハルにお使いを頼むと言ってPCを持ち出させた事を聴いていた患者に
証言をさせました。
ハルはそれでも怒りが収まらず、病院を出て行こうとします。
自分の言葉を信じてはくれなかった人への怒りが収まらないのです。
ドンジェに怒りをぶちまけるハルをドンジェは悲しそうに見つめていました。
ドンジェはハルに告げました。
「君の脳に問題が起きた。君が感情をコントロールできないのも、
その事に関係がある。」
聞きながらハルは・・・・・・
ハルに残された時間は残り少ないのでしょうか?
画像はこのドラマでいい味出している借金取りのオジサン(笑)
ドンジェの不器用さがとても辛かったです。
「おはよう神様」#10話
以下ネタバレレビューです。
学会での「ハルプロジェクト」の発表。
壇上で異常を感じた様なハルだけど、無事に発表を終えました。
その成功でドンジェが手にしたものは何でしょう。
ハルが手に入れたものは何でしょうか?
「これが君の人生をどう変えるかわからないが」と言った医師の言葉が
とても印象的でした。
「天才を作った天才医師」新聞記事の見出し、誇らしげなドンジェとハルの笑顔
でも、何故か心から喜べないのです。
学会を終えてハルは校長先生の家の住人達に沢山のプレゼントを買って帰りました。
ウネの帰りを待つハル。
ウネはドンジェと会っていました。
ドンジェが高価そうなモッコリをウネにプレゼントしました。
ウネはずっと気になっている話をドンジェに振ります。
「ドンジェシのオンマはどんな人だったのか?」と。
ドンジェは「母親はいない。最初から存在しない。」と厳しい言葉を返します。
「お母さんがあなたに会いたいと言ったら?」
ウネの言葉にドンジェは逃げる様に立ち去ろうとします。
ドンジェのオンマは家政婦をしていた医師の家に6歳だったドンジェを残して
医師の家からお金を盗んで逃げたのでした。
その医師に育てられたドンジェ。
「絶対に会ってやらない」涙を溜めて答えるドンジェ。
憎しみと同じ位に愛を捨てきれていないドンジェ。
愛しているから憎み、憎しみを捨てられないから辛いのでしょう・・・
不器用な心のドンジェです。
ハルはウネにソウルのお土産を渡せませんでした。
ウネの手にあったドンジェから渡されたモッコリの箱を見たからです。
ハルも不器用な心でしかウネを愛せません。
ウネはドンジェからのプレゼントをドンジェの母に渡します。
ハヌル病院は学会の発表後は評判も上がり、手術希望者が続出しています。
ハルは学会が終わればすぐにでも病院から出られると思っていたけれど
ドンジェは許しません。
ハルは病院の広告塔の様な存在で、報道陣や一般の人からも追いかけられます。
検査さえ出来ない状況でドンジェは苛立ちます。
オモニの件もありドンジェはいつもより苛立っています。
ウネからの電話もにべも無く切ってしまうドンジェ。
胃潰瘍の検査に来たドンジェ母とドンジェは偶然同じエレベーターに乗り合わせます。
ドンジェがウネにプレゼントしたモッコリをつけている女性・ドンジェ母の姿を見たドンジェ。
それが自分の母親だと気がつきます。
ドンジェから逃げる様に去る母の後ろ姿を見送るドンジェ。
言葉もかけずただ後ろ姿を見るドンジェが悲しかったです。
そして側にいても「母親」だとも名乗れず、息子を抱き締めることも出来ない母もまた悲しかったです。
ドンジェはウネの元へと行きます。
何も話さず、ただウネの側でため息をつくばかりのドンジェ。
「あのネックレスをあげたのは君か?」やっと口を開いたドンジェ。
ドンジェが母と会ったと喜ぶウネ。
「何故思い出させるのか?」とウネを責めるドンジェ。
ウネは「苦しい思いをしていて良かった。そんな感情さえ捨てたのかと心配していた。」と言う。
「俺の中にあの女の存在はない。消し去った」と言うドンジェにウネは「泣きなさいよ」と言います。
「6歳だったアナタに何が出来たの?母親の罪まで自分の罪の様に抱えこんできたから、
だから必死で耐えてきたのよね」
「もう耐えなくていい。今まで溜め込んできた悲しみや苦しみを吐き出せばいい」と言うウネ。
そんなウネに「君を殺してやりたい」ってドンジェは言うけれど、それは最後の強がりで、
本当はウネに自分の弱い部分を見透かされた事が苦しくて、
不器用な男・ドンジェにはそういう風にしか表現できなくて・・・・
泣いてしまいましたよ・・・
ドンジェはウネを抱き締めて泣きました。
その頃、ハルにも変化が現れました。
ハルを良く思っていない医局の人達、ハルを噂する看護士達。
ハルと対立する研修医はハルに敵対心丸出しの行為を取ります。
そしてハルプロジェクトの医師のPCを届けるようにと嘘をつき、
プロジェクトチームの医師とも対立させようとします。
ハルの言葉より医局の医師の言葉を信じたプロジェクトチームの医師達。
その事実に傷つくハル。利用されているだけの存在。
「組織」と言う仕組みの中で正しい事が通らない現実。
「人が嫌いになりそうだ」と言うハル。
悲しかったです。どんな時でも人を信じて愛していたハルだったから・・・
ハルを心配したピルグがドンジェを訪ねます。
ハルはウネを訪ねます。
ウネはハルが元気が無いと気がつき、「笑わせ作戦」を実行するのだけれど・・・
ハルの心は晴れないのです・・・・
ピルグは院内で起きているハルを取り巻く状況をドンジェに話し、帰ろうとして
ハルの脳波検査の結果を見てしまいます。
そしてわずかに見て取れた「変化」に気がつきます。
ムルトンとミンジュの恋。
ミンジュの母が院長だと知ったムルトンは身を引こうとします。
でも、院長の前でムルトンを無視したのは、院長がムルトンを傷つける様な
言葉を言いそうで、だからミンジュはあえて無視したのでした。
二人の純粋な心が、純粋な恋がこのドラマの中で「ホッ」とさせてくれます。
ウネはお店の定休日に病院を訪ねます。
そこで看護士達がハルを悪く噂しているのを聞きます。
ウネはハルの元気が無かった原因が分かって、ハルの元へと急ぎます。
ハルもウネが自分を慰めてくれている事が分かります。
ウネの優しさが嬉しいハル。
そしてウネがあの医局の嫌な医師とぶつかり
ウネを侮辱された事にブチキレて医師と殴ります。
感情をコントロールできないハル、怒りがこみ上げてくるハル。
医局ではハルが起こした事で騒ぎになっています。
ドンジェはハルが医師にはめられた事実を明かします。
医師がハルにお使いを頼むと言ってPCを持ち出させた事を聴いていた患者に
証言をさせました。
ハルはそれでも怒りが収まらず、病院を出て行こうとします。
自分の言葉を信じてはくれなかった人への怒りが収まらないのです。
ドンジェに怒りをぶちまけるハルをドンジェは悲しそうに見つめていました。
ドンジェはハルに告げました。
「君の脳に問題が起きた。君が感情をコントロールできないのも、
その事に関係がある。」
聞きながらハルは・・・・・・
ハルに残された時間は残り少ないのでしょうか?
画像はこのドラマでいい味出している借金取りのオジサン(笑)