さだまさしさんの
「道化師のソネット」
は実在の人物、
異色の道化師である栗原徹氏の生きざまを基にした
『翔べイカロスの翼』
の主題歌であることを最近、
私は、知った。
つぎに、
ひとことで道化師と言っても、
ピエロとクラウンがいて、
さださんが描かれているピエロの顔には涙がかいてあるが、
パッチ・アダムズふんするホスピタルクラウン(クリニクラウン)やマクドナルドのキャラクターの顔には涙がかいていない。
それは、役割に拠るところが大きい。
ピエロは笑われることに徹する、
クラウンはお節介をやいたりして笑いを取る。
ピエロは傷付くことによる涙を引き受けているのかもしれないし、
クラウンは傷を忘れさせながら涙を乾かし続けているのかもしれない、
と私は思う。
そして、
ソネットとは、
14行から成るヨーロッパの定型詩であるが、
さだまさしさんの「道化師のソネット」の歌詞もなんと14行単位の構成である。
やはり、というか、歌詞は勿論、
ここからも、さださんの緻密さを私は、感じた。
栗原徹氏自身の最終目標は道化師ではなかったようだ。
綱渡りの最中の事故で命を落とすことがなければ、
翌年から道化師をやめて、
もともとの写真家として、
写真を撮りに旅に出るはずだったそうである。
さだまさしさんの「道化師のソネット」には、
映画の主題歌versionのときから在る
「僕は道化師になろう」
というピエロではなく、
あえてピエロとクラウンのふたつの意味を持つ、
「道化師になろう」とかかれている。
そして、
映画の歌詞にはない
「いつか真実(ほんとう)に笑いながら話せる日が来るから」
という詞が最後のサビにシングル版では載っている。
道化師に限らず、
ひとりのひととして、
「いま、ここ」
で自分が発する
ことばや態度はひとを笑わせることが出来る類いのものなのか、
それとも、失笑より酷い意味で笑われるような類いのものなのかを考えながら行動したいと思った。
なかなか出来ないが。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
ネイルがとっても綺麗😄
明日もお互い、
ステキな一日に
なりますように☆★☆
テル
この実話はたまらなく悲しい出来事ですね。
戯けてお客を喜ばせながら、何となく悲しげにも見える表情のメイク・・・
プロ意識が凄く高いのがピエロだと思ってます。