もう何年前になるだろう。
高校生の時に、野外ステージで演奏したのが高槻まつりへの初めての出演でした。
それはあくまでも出演者として。
ボクが裏方として市民フェスタ高槻まつりと密接にかかわるようになったのは、ヤングフェスティバル(時代やなぁ:笑)から。
もう随分前なので、何年前だったか(^-^;
「次回から新しい形にしたい」というご依頼を事務局から受けて、最初にチャンスをいただいたのが、みずき通り(阪急電車高架沿い)でのストリートライブ。
この頃にはイベント名はありませんでしたが、道行く人が足を止め、手拍子をして楽しんでくれていました(^-^)b
翌年、その場所が確保できなかったことと、正式に予算を確保していただけたことから、市役所南側の自転車置き場のところで、アコースティック系の出演者を集めて2日間、イベントをさせていただきました。
「大理石に傷をつけるな」というのが最大のミッションでした(笑)。
イベント名は「エリアK」。
この名の由来は、(裏方は)「キツイ」、(財政が)「苦しい」、(でも)「かっこいい」の頭文字、だったかな?(笑)。
当時の写真が残っていますが、盛りだくさんに企画、運営させていただきました(^-^)
想像以上に盛況で、その盛り上がりと、出演者や来場者のマナーの良さなどを評価いただいたのか、翌年からは市役所新館2階の多目的ホールに場所を移し、予算も計上していただいて2日間、させていただきました。
この時、「高槻アートフェスタ」という名前に変更したのです。
この頃の出演者は、ロック、アコースティック、ダンス、ジャグリング、ピエロ、などなど。
その名にふさわしいアートなコーディネートで楽しんでいただいておりました(^-^)b
しかし、世の中に不況の風が吹く影響で各予算などの見直しもあり、継続が難しくなりそうになりました。
さすがにあきらめかけたその時、はたと気づいたのです。
「そうだ!メインステージを使わせてもらえないだろうか?」
メインステージは本編での使用が16時から。それまでは使われていなかったのです。
「設営はいつも、昼頃には終わっている。本編までの時間、使わないのはもったいない」と思い相談。
この案を後押ししてくださる方がいて、この策は実現されました。
所用時間は大幅に短縮された関係で、バラエティーさを出すのは難しくなりましたが、「市民フェスタの音楽の灯を消さない」ために限られた時間の中で、アートを表現する、というコーナーになったんです。
しかも、2日間続く、市民フェスタのオープニングイベントですからね(^-^)b
それが、今も続く「高槻アートフェスタ」。この名前になって12年目の夏を迎えます。
ただ、本編ではないので、広報にも大きくは掲載されません。
なので、意外と知られていないのです(^-^;
実はこの写真、まだメインステージで始めた頃の、本番中のステージからの写真。「お客さんは消防車」というタイトルがついています(^-^;
さすがにこれは・・・と、出演者に申し訳なく思っていましたが、その出演者に継続の後押しの声援をいただける、イベントでもあったのです。
なんといっても、音響スタッフが素晴らしい!音も最高!シチュエイションもGOOD!
やがて、地元で活躍されているフラダンス教室の方々をはじめ、ダンス部の学生さん、太極拳、などの皆さんとご一緒できるようになり、今ではかなり、知られるようになってきました。
昔から変わらず、ボクは今も、司会と進行を担当、出演もしています。
これが、今も続く「高槻アートフェスタ」。この名前になって12年目の夏を迎えます。
今年は8月2日(土)、高槻市役所西側、桃園小学校グランド内特設ステージ、午後2時半スタート(予定)です。
是非、多くの方にお越しいただき、長年大切にしてきたポリシーとルーツを感じていただければと思います(^-^)b