お城跡がある寒田地区は城井谷の一番奥に位置しています。 途中「あ、帰りに寄ってみよう」と思うところがたくさんありました。 車の中から見つけた「案山子」です。
動きがあって本当の人みたいでした。そのあと、田んぼで仕事をしている方を見つけては「案山子??」と思ってしまいました。失礼!!
一度は見たいと思っていた「棚田に彼岸花」の風景が広がっていました。私が育った地域にも棚田らしき場所はありましたし彼岸花も咲いていましたが、こんなにきれいに見えるのは歳を重ねてものの見え方が違ってきたからでしょうね。
途中のお寺で「白い彼岸花まつり」が開催されていました。 毎年テレビでも放映されてますが今年は気づいてなかったので、ちょうどいい機会でした。 このお寺は「知恵の文殊さま」と言われていて、私も小さいころ「お参りすると勉強ができるようになるよ」という話を聴いたことがありますが、行ったことはありませんでした。 連れ合いは今からでも遅くないとばかりにお参りしていた気がしましたが、私はひそかに「ボケ防止」のお願いをしました。やはり小さいころお参りしておくべきでした( ^^) _U~~
よく手入れされている白い彼岸花はとても綺麗に咲きそろっていました。 曼珠沙華と言われている真っ赤な彼岸花の突然変異と聞いていますが、園芸店で売っているリコリスとは違って花が繊細で色も微妙なクリーム色です。
今は合併して築上町となっていますが、その土地を現してきた地名は残ってほしいとつくづく感じました。 山城址がある一番奥の寒田地区は、母方のおばあちゃんが生まれたところで、小さいころからなじみの深い地名でしたが、覚えている限り一度も訪ねたことはありませんでした。 年をとってもとてもしっかりしていて聡明だったおばあちゃんが育ったところだと納得してしまいました。 城井谷は、谷も歴史も深い深い地域だと改めて思いました。