25日朝。一日雨を覚悟しながら8時出発。東北新幹線で一ノ関から郡山へ。郡山から快速会津ライナーという1日1本しか走らない(普通便はたくさん)という電車で、途中車窓から会津磐梯山を見ながら1時間10分で会津盆地へ。磐梯山には多くのスキー場が見える。このあたりは農業地帯で、区画整理した大きな田んぼが整然と山の中腹まで続いている。会津若松駅に着いたのがお昼前。駅のほぼ正面には白虎隊で知られた飯盛山が見える。昼食に本当においしいお蕎麦をいただいた。 そこでメニューに見つけたのが「天ぷら饅頭」。よほど食べたそうな顔をしていたらしく注文してくださった。餡入りの黒糖饅頭に衣をつけて揚げたものだった。この地の人たちはこれを肴にお酒を飲むそうである。なかなかおいしかった。
会津は「会津こしひかり」「会津ひとめぼれ」「あきたこまち」の産地。二日間にわたって広い農場と、刈り取ったもみを乾燥するカントリーエレベーター、玄米を保管する倉庫の見学をした。移動の途中(車窓からも)そば畑が多く見られた。減反政策での転作だそうですが、米ほどの収入は難しいらしい。途中そばを保管するための倉庫もあった。
会津二日目は猪苗代湖周辺の田んぼへ。右の写真は「あきたこまち」。 このあたりは猪苗代湖からの恵みで水は不自由しないそうですが、湖の水利権は東京電力となっていて、お金を払って水を利用しているそうです。そのわけは何代か前の人たちが一時金をもらって利権 を売り渡してしまったそうで、今の人たちが迷惑を被っていると話していました。湖の周囲を車で走って次の場所へ移動したものの写真を撮る余裕もなく猪苗代駅へ。ここから郡山へ出て、東北新幹線→東京→羽田空港。風の影響で福岡への飛行機は約1時間遅れ。待った!
めずらしいお土産品。ユニークな名前のお菓子はよく見かけるけれど、さんまの塩焼きにはびっくり! これが報告書だったら・・・忘れないうちに書かなくちゃ。