ミリオンダラー・ベイビー

旧作100円でストックしていたDVDもコンプリートです。

ラストは「ミリオンダラー・ベイビー」


監督：クリント・イーストウッド
出演：クリント・イーストウッド／ヒラリー・スワンク／モーガン・フリーマン　他

家族からすらも愛情を受けた事のない孤独な女性と、
家族にすら愛情を見せた事のない不器用な老年の男性の間に
きずなが芽生えながらも、非情な結末を迎える物語です。

この作品、全く予備知識なしで借りました。
女性版ロッキーかな？と思っていたのです。
が、が、全く思っていたものと違う
深い作品でした


尊厳死という選択を見ている人に投げかける終り方は
鑑賞後かなりブルーになりますが
時には立ち止まって考えなければいけない
テーマではあるかと思います。

CG満載のジェットコースター・ムービーが多い昨今
余分なものを究極までそぎ落とした画像は、
栄光と挫折という何の変哲もないストーリーと相まって
ダイレクトに心の中に訴えかけて来ます。

ここのところ、大はずしだったビデオ鑑賞ですが、
久しぶりにいい作品に出会えました