ぼけぼけ

いつかこの景色を思い出して、君は泣いてしまうかもしれない

仕事

2016年07月30日 | 日記

 

お掃除代行の仕事を始めた。


整理収納という分野でお金を頂くと考えたとき、
他人の価値観に仕事として踏み込むことが怖いと感じた。

掃除という切り口なら、それはないはず。
言うならば、整理は文学鑑賞に近く、人によって良いものは違う。
掃除は数学、必ず正解がある。

新築の誰も使っていない状態から、人が住めば汚れる。
それを取り除く作業が掃除。

だから"綺麗"は度合いは違っても、万人に共通の認識だと思っていた。 

だけど今日、どこの部分をどれだけ清潔にしたいかは人によって違うんだと思い知らされた。
私の優先順位とお客さんの希望が異なれば、満足度は低い。
どれだけ綺麗にしても、お客が気になる部分に髪の毛一本でも落ちていたらダメなんだ。

ありがたいことに、今までこちらがお客さんを選ばせてもらってお伺いしていたので、
ある意味事前に価値観の磨り合わせが出来ていたのかもしれない。

どこへお伺いしても合格点を取れるようになりたい。
自分の価値観では無い物も受け入れられるように。