ぼけぼけ

いつかこの景色を思い出して、君は泣いてしまうかもしれない

十六夜月

2013年09月21日 | 日記

 

一昨日は中秋の名月。

全国的に晴天に恵まれた日本列島、関東地方も雲ひとつない空でした。

なんだか明るすぎるくらいの月。

一日のうちでも月は若干の満ち欠けを繰り返しているそうで、

昨日のフル満月は午後8時13分。

こいつはそれから遅れること30分程の月です。

 

明けて9月20日もよい天気。

満月の翌日の月を十六夜(いざよい)と言います。

十五夜と比べると月の出が15分程度遅くなることから

ぐずぐずとためらっている様子を指す言葉だとか・・・

でも、全く迷うことなくあっという間にぐんぐんと東の空から昇ってきました。

 

写真は正に東に登り始めた月。

昨日の月と比べるとかなり光量は低いですが、

その分よーく見るとクレーターまではっきり写ってます。

 

立待月、居待月、寝待月とだんだん月の出が遅くなるのを示した日本の言葉。

壮大な宇宙の出来事をこんなにも繊細に言葉にした昔の人々に

日本人として共感と尊敬を感じます。

 

秋の夜長の文化的気分を満喫しているうーたんでした。