今朝の信州塩尻市は気温が20度、ほぼ快晴で梅雨の
陽気ではありません。家近くの隣りの部落の夏祭り
が賑やかに朝から花火や舞台のお囃子が聞こえてきて
暑さに更に拍車がかかりそうです。
今回の選挙では物価高対策が最大の争点になっていま
すが、各党も各候補者の多くが「物価を下げる」とか
「所得を上げる」ような物価高対策を訴えると思いき
その公約では皆さん給付や減税という言葉ばかり。
そもそもこの物価高は本当の必要な物価高なのか??
各企業収益が大幅に改善されて、各社決算は全て増収
増益で、我々消費する立場の者たちだけが、物価高に
混迷しているのでは・・この対策や政策に我々はどの
ような感覚で選挙に臨めばいいのか迷います。
先日のテレビ朝日の報道をお借りすれば・・
国内では消費者物価指数の分析に生鮮食品を除く指数
(コアと呼ばれる)が用いられるが、国際的にはすべ
てを含めた総合指数で比較できる。生鮮食品も含めた
総合指数の方が日々の生活に近いものだろう。
日本の物価上昇率“堂々上位”
日本はここ1年ずっと主要7か国中“Aクラス”で、去年
11月から半年以上イギリスと並んでトップか2位であ
ることがわかる。私たちが物価の値上がりペースを
急だと感じるのは世界的に見ても“正しく”、当然なの
だ。いまの物価上昇に賃金アップが追いつかず日本の
実質賃金は今年に入ってずっとマイナスになっている。
賃金アップはまだまだ足りていない。その分、生活
水準が下がり続けているということだ。
それは、エンゲル係数が 43年ぶり高水準となって我々
の貧困の生活が浮き彫りになっている。
その中で日本のエンゲル係数が高くなっていることが
注目されている。2024年は28.3%と1981年以来43年
ぶりの高水準になり、年ごとの上昇傾向が続いている。
エンゲル係数は家計の消費支出(生活費)に占める
食費の割合のことだ。食費には日常の買い物の食品
だけでなく、酒類や外食なども含まれる。この係数
によるエンゲルの法則は19世紀に提唱されたもので
世帯の収入が増えるにつれて食費の割合が下がって
いくことが分かっている。
リッチな家庭では高級食材を買ってもなお負担の割
リッチな家庭では高級食材を買ってもなお負担の割
合が小さく、カツカツな家庭では特売品でもさらに
切り詰める方向へ向いていても食費の割合は増える。
其の食品の高騰に決定打を示したのがお米なんでし
ょう。この日本のお米問題は農水省とJAそしてそれ
を陰でコントロールしている財務省、の仕業と思い
ます。いわば世界がそれほど物価上昇になっていな
いのに日本だけが突出して物価が高くなっている事
に評論家も、マスコミもその原因と理由を深堀して
いません。今回の選挙にもその物価高に対する対策
に我々国民は、どのように判断すればいいのかその
ヒントすら与えられないまま、選挙も後半になって
きました。この物価高、我々年金生活者にとっても
家計を直撃していて、お米の生産から流通の諸問題
についても何ら改善はしていません。備蓄米を放出
で一時しのぎは出来ても、備蓄米は限りがあります
ここ数カ月、高騰したお米問題も何の改善も方向も
見えませんそんな中で、今回の選挙投票したい人が
いないのは・・なんかこの国の貧困に拍車がかかっ
ている気がしてなりません。










コメント欄はお休みさせて頂いてます