日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

大暑の信州の朝は涼しかった

2019年07月23日 07時43分36秒 | Weblog
暦では今日は大暑とか、でも昨夜の雨が道路
をまだ濡らせていて、気温20度の朝は昨日よ
り歩きやすく大暑とは思えない朝でした。
先日のニュースから・・
最近、日本で起きた2つの出来事は、国際政治
のトランプ化が定着する可能性を示唆している
1つ目の出来事は日本が国際捕鯨委員会(IWC)
から正式に脱退し、小規模な船団が31年ぶりの
商業捕鯨に向け出港したことだ。
IWCは最重要の国際機関の1つではないかもしれ
ないが、IWCが直面する問題は多くの国際機関
を取り巻く危機を象徴している。
2つ目の出来事は貿易に絡むもので日本は曲がる
スマートフォン画面や半導体の製造に不可欠な
素材について、一方的に韓国への輸出制限を課
した。これは韓国の保護主義への報復ではなく
長期にわたる激しい政治的紛争に伴う動きだ!!
日本は主要な貿易国だが、国際システムにおい
て米国のような特別な影響力は持っていない。
このため、貿易に政治を絡ませる日本の決断は
国家戦略の劇的なシフトを意味する。
ここから明確に推測できることは日本がルール
に基づく国際システムの弱体化が続くとみてい
ること、そしてトランプ流としか言いようがな
い方法で自国の強みを最大化しようとしている
ことだ。とWSJが報じている
商業捕鯨の開始と、韓国への輸出制限と言う2
つの出来事を他国がどう見ているかの一例が上
記の記事です。日本も自国の利益を守る、ある
いは主張を通す為なら、自由貿易と言うルール
や国際機関による協調と言うルールを破る事は
厭わなく実際に実行に移す国だという評価です
この日本の2つの行為によって、IWCや韓国
と言う2つの当事者に対してはともかく、他の
外交・貿易相手や国際機関に対して、これまで
日本が示してきた姿勢は本音ではない、事によ
って態度を変えると伝え、今後日本が「国際機
関のもとで協調しよう」「自由貿易は誰もが守
るべきルールで、それに反する(トランプ米国
大統領の)ような事はダメ」と主張しても微塵
も信用されない事になります。
日本政府には、相手国からの日本への信用喪失
と、それに見合った対応を受け止める覚悟があ
ったのでしょうか。少なくとも、今後の対米貿
易協議において、日本は相当厳しい貿易条件の
提示を受け、日本の自動車産業がかなりの損失
を受ける話になったとしても反論材料を失った
ことになります。少なくとも米国は日本の反論
を受け流すだけでしょう。
そんな日米貿易交渉が選挙後に開催されますが
その殆どは秘密裏に決着していて、国民は知ら
されて無いだけでしょう。

信州の朝散歩での花




































コメント (8)
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