日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

参議院議員選挙 公示日

2019年07月04日 07時59分37秒 | Weblog
今朝は気温18度で、昨夜からの雨が少し小降り
になっています。昨夜のように音を立てて降る
雨ではありませんがシトシトと降り続いていま
す。なので今朝の散歩は無し、新聞を隅から隅
まで読み尽くしました。

いよいよ参議院議員の選挙、現職参議院議員の
渡邉美樹氏のBlogを紹介したい
「アベノミクス、あれ失敗でしょ?」
ある上場企業の有名経営者が私に言った。経営
者は経済の最前線にいる。任期満了を前に私
なりにアベノミクスの総括をしたい。
1~3月期の実質国内総生産(GDP)が過日
発表され、事前予測に反してプラス成長とな
った。輸出以上に輸入が落ち込んだことによ
る統計上のトリックが大きい「景気は悪くな
っている」と受けとるべきであろう。
私が参院議員になった6年前は「デフレ脱却」
と「経済再生」を目標に掲げたアベノミクスが
始まった時期だった。私は日本のデフレは「円
高こそが諸悪の根源だ」と考えていた。その点
円高を是正して、円安に振らせる点からみて、
アベノミクスは正しかったと思う。
「異次元の金融緩和」「財政出動」「成長戦略」
も正しいと思った。問題は、日本の財政が痛
むことだったが、経済成長を達成できれば財
政はカンフル剤(景気回復政策)によって健全
化できる。カンフル剤で円安になった後に実体
経済を高めていければと考えた。経済成長の
条件付きから考えれば、アベノミクスは日本
の国が打つ「最後のばくち」だと思った。
政治家は実体経済を知らない。経営者の視点を
生かし「実体経済を上げる一翼を担いたい」と
政治家になった。しかし現実問題としてアベノ
ミクスは想定外
1つは、円安にもかかわらず輸出が伸びなか
ったことだ。日本の製造業の多くは外国に出
ていってしまっていた。
2つ目は、大企業の収益は伸びたが、雇用の
7割を占める中小企業の収益が落ちた。円安
による仕入れコスト増分を大企業への卸値に
転嫁できず、多くの中小企業が業績を上げら
れなかった。
この状況で、労働環境も良くなるわけがない
し、マネーサプライが増えても利益が上がら
ないので、中小企業は銀行からお金を借りな
かった。市中に出回るお金が増えなかった。
私の得意分野は、アベノミクス3本目の矢で
ある「規制緩和」であった。しかし規制緩和
には既得権の抵抗が伴う。私も散々、提言に
反対され実質、貢献はできなかった。
一方、ビザを緩和して、外国人観光客数を増
やすなど、規制緩和が進んだ分野もある。
しかし進んだのはいずれも、反対の族議員や
特定票がない分野である。
アベノミクスの失敗は、「将来不安」を除く
ことができなかったことが大きい。私は将来
不安に対して「労働力の確保」「経済活性化」
「財政健全化」の3つを掲げた。まわりを見
ると高齢者ばかりで、近い将来に年間80万人
以上の人口が減るといわれている。GDPは
人口だ。その点、米国は移民で人口が増えて
いる。
まず、現状を国民に知らせて、リーダーシッ
プで指針を示すことが重要だと考える。冒頭
のアベノミクスへの問いには、「誤算を認め
て修正を期待する」が私の答えである。
ワタミグループ創業者・参院議員、渡邉美樹

この人がこの期に及んで以上の見解を述べた
が、私たちがこの政権に対して一番腹立たし
いのは、政治家ってのは、誰でもミスを認め
たがらないものです。特に政権を担っている
内閣は。ただ、6年も7年も政権を担えば、
当然上手く行かなかった政策は出てくる。
そしてただひたすらに失敗を誤魔化すだけの
政治姿勢。それが腹立たしくて仕方無い。

ドクターヘリって初めて身近に見ました













松本の市街












コメント (8)
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