日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

ブラジル リオ オリンピックが・・

2016年07月16日 08時32分06秒 | 日記
南米大陸初となるリオデジャネイロオリンピック
があと3週間後に開幕します。
競技場の工事の遅れが懸案でしたが、どうやら
全ての競技会場が間に合いそうです。交通イン
フラの整備も急ピッチで進められています。
施設は体裁が整いそうですが、今言われている
不安要素は2つあります。感染すると手足の麻痺
を起こすギラン・バレー症候群を発症したり、
母親が小頭症の新生児を産んだりする危険性が
指摘されているジカ熱そして一番肝心な治安です
最近でも、リオデジャネイロで合宿中のオリン
ピック代表選手などが強盗の被害に遭あったり、
大会期間中の救急患者の受け入れ先となる病院や
外国メディアのコンテナへの武装襲撃が相次いで
発生しています。リオデジャネイロ州内では1日
平均15人が殺人事件の犠牲になっているそうです
そのような状況を踏まえ、リオ五輪に向けて日本
オリンピック委員会(JOC)が最近策定した
「日本代表選手団 安全管理マニュアル」には
以下のようなことが書かれています。

【基本的な防犯対策】
・常に警戒心を持ち、その警戒心を態度に示す
・スマートフォン、カメラを公共の場で不用意に
 使用しない
・行動のパターン化を避ける

【強盗に遭遇した時の対応】
・相手の顔を直視しない(顔を覚えられたと
 認識されないため)
・抵抗せず要求された金品は素直に渡す
・他人が襲われているのを見ても、むやみに助け
 に行かない

その他、街中でのジョギングは禁止、選手の外出
は基本的に団体行動をとり、IDカードは外して、
「JAPAN」と書かれたものを身に着けたり、
街中での買い物もNGだそうです。「平和の祭典」
に出向く人向けとは到底思えない驚きの内容です。
最近は何でもスマートフォンで記録(写真)に残す
ことが当たり前のようになっていますが、スマホは
現地では50万円ほどの価値があるため、スマホを
外で利用するのは、強盗がたくさんいる中で「ここ
に50万円ありますよ」と言っているのと同じだ
そうです。
また、リオの空港では給与未払いに抗議した警察官
らが「地獄へようこそ。警察と消防には給料が支払
われていない。リオに来る人は誰も安全ではない」
と書かれた横断幕を掲げる始末です。
リラックスとは程遠い状況下で調整を強いられる
選手たちも大変ですが、観光や観戦で現地を訪れる
方も様々な事態を想定しつつ細心の注意を払う必要
があるようです。日本のこの社会とは全く異質な
土地であると覚悟して・・お出かけください。
テレビ観戦が一番安全かもしれませんね。

信州の路傍の 実・・

























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コメント (14)
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