goo blog サービス終了のお知らせ 

なんでもない日々の唄

なんでもないテンションで日々を語る。

でもきっとBUMPの話題ではヒートアップ。

NANO-MUGEN FES.2009 ~スピッツ~

2009年07月29日 00時09分35秒 | ライブレポ
行ってきました、NANO-MUGEN FES.2009 !!
実に3年ぶりのナノフェス。
横アリに向かって「ただいま!!」と叫びました。(心の中で)


さてさて、私は二日目の7/20のみの参加だったのですが、
前日にはアヤカンさん主催のカラオケ祭り(通称アジカラ)に参加させて頂きました。
ライブ後の皆さんは表情から充実した感じが滲み出てて、
いいライブだったんだなぁ~ってのが伝わってきました。
くそぅ、一日目にも行きたかったぜ…!!

タイムテーブルを見せてもらって、テナーがトリだったことに度肝を抜かれ、
嘘ワンやゴッチレイテナーに腰砕け&過呼吸に陥ったという熱い情報も頂き、(笑)、
次の日参加できる喜びを増幅させてもらいました!!

それと、歌えばどこからともなく普通にハモリが入ることに超感動した私。
アジカンファンはカラオケのクオリティも高い!!

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

今回、入場色が一番最初だったので、するっと入場してステージ正面の二階席に収まりました。
いきなりアリーナに突進してた3年前の若さはもう無くなってたわー。(笑)

さて、ここから一組ずつ感想いくぞ~!!



……

…………

…と思ったんですが、
すごい勢いで記憶が崩壊してます。(笑)
なんでだろ…いつもはもうちょっと覚えてるもんなのに。
盛りだくさん過ぎたから?

という訳で、細かいセトリや感想は他ブログさんにお任せするとして。

とにかく、スピッツとアジカンについて書かせてください!!

正直、この二組のせいで他の記憶が吹っ飛んだといっても過言ではないです。(笑)
偏ったレポでホント申し訳無い。

でも、レポに書かないだけで、心に刻まれた瞬間は他アーティストでもたくさんあったんですよ!!
脳の許容量を超えるほどに!!

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

スピッツ

始まる前、ものっすごいドキドキしました。
スピッツのライブは、3年前のロックロック以来。
またこうして生で見られる日をどんなに焦がれていたか…!!
(ちなみにスピッツのワンマンは何度もチャレンジしてましたが、当然のようにチケット取れなかったので…)

会場はもの凄い熱気。
その雰囲気だけで、スピッツがどれだけ多くの人に愛されてるバンドがよくわかります。


注目のセットリストは以下。



放浪カモメはどこまでも
チェリー
スパイダー
ガーベラ
8823
俺のすべて
僕のギター



『今』→『放浪カモメ』の流れが神…!!
実はこの日の朝、ハヤブサを聴きながら来てたので、嬉しくなってしまった。

そして、スクリーンに映されるマサムネさん。
これは私の妄想入りまくりですが、マサムネさんの歌ってる姿って何だか儚くて、見ててちょっと不安になるんです。
ふっと消えていなくなっちゃいそうな気がするというか。
でもそれと同時に、揺るぎない力強さもすごく感じるっていう。
儚さと力強さっていう、矛盾したものがすんなり成り立ってしまう不思議さ。
本当に、スピッツの楽曲そのままのような人だなぁ…と思うのです。


それにしても、なんなの!?マサムネさんのあの色気なんなの!!?(笑)
爽やかさと色気という最強装備だもの、そりゃ~やられるに決まってるさ!!

この日のマサムネさん、白Tに白シャツ、白スニーカーという出で立ち。
…白っ!!(笑)
私の後ろの席の女の子たちが、「白似合うね~」と話してたので、
激しくうなずいておきました。(不審者)


マサムネさん:「え~…みなさん、お元気ですか?俺らはライブ自体久しぶりなので、ドキドキしてます。今日はよろしくお願いします。」

こっちはドキドキしてるマサムネさんにドキドキするっつーの!!(何が何だか)


そして誰もが知ってる名曲、『チェリー』。
何度聴いても、胸をかきむしられるような切なさ。
きっと、会場にいる人全員が知ってる曲だったんじゃないかな。
それって冷静に考えると、とんでもなく凄いことだ。


スパイダーでは、みんな息ぴったりで手を左右に振り振り。
二階席から見るアリーナびっしりに振られる手の波は、
ちょっとナウシカのオームを彷彿とさせました。(笑)
や、綺麗だったんですよ?


マサムネさん:「でもスゴイね。こんな立派なフェスを主催するなんて。
俺らのこと呼んでくれないのかなーってずっと思ってたので、今回出られてすごく嬉しいです。」


そういや、前にJAPANのインタビューでもマサムネさん、ナノフェスのこと気にしてましたもんね。

マサムネさん:「洋楽勢も呼べるのが凄いよね。
だって俺、NADA SURFとか普通にipodに入れて聴いてて。今回生で聴けて嬉しかったです。
しかも、アジカンの皆さんが直接交渉してるって聞いたんですけど…。」


テツヤさん「それってアジカン、英語ペラペラってこと!?」

マサムネさん:「俺、前に外国のホテルでルームサービスを頼んだんだけど、
『チィーズヴァーガー?』とか言って。」
←『』内はえらくいい発音。(笑)
「でも『以上です』っていうのが何て言うのかわからなくて、『ジ・エンド』って言っちゃったもんね。」

ちなみにテツヤさんは指さして「それとって」で伝わるそうです。(笑)

スピッツのMCは、この日のどの出演者よりも可愛かったような。
40代が4人も集まってこの可愛さは罪だ。(笑)


『ガーベラ』は、大勢の人間が集まって曲に聴き入るってすごい幸せな状況だなぁー、と思わせてくれる貴重な瞬間でした。
マサムネさんの透きとおる声で、浄化された気分。

でもこの曲に引き込まれて静まった会場の様子を見たマサムネさん、

「…そろそろ皆さん涼しくなってきましたかね。あの…ここから盛り上げていくんで。」

いやいや、なにその「盛下げちゃってすみません」的な発言。(笑)
こっちは十分熱くなってるよ!!


そしてスピッツのライブでは絶対聴きたいこの曲、『8823』、『俺のすべて』!!
タンバリンなマサムネさんに、この日何度目かわからないキュン死をむかえました。(笑)

あと、リーダーの動きが超激しくて、目が離せなかった。
マイクスタンドなぎたおしてたもんね!!(笑)
マサムネさんのあの歌声の横で、めっさ暴れまわるベーシスト。その対比が面白いわ~。


そしてラストは『僕のギター』。
思わず泣いてしまいました。スピッツは涙腺の壊し屋だわー。

「かき鳴らしては かき鳴らしては 祈ってる」

この歌詞が、アジカンがこのフェスを続けてることに通じるなぁって思えて、じんわり。


曲の余韻をたっぷり残したまま、スピッツの時間は終了。
本当にあっという間だったなぁ…。
正直、もう一曲くらいくるかなーと思ってたので、若干拍子抜け。
4人が手を振ってステージを去るのを見て、「えぇ、終わり!?」って突っ込んでしまいそうでした。(笑)
曲数見るとそんなに少ない訳じゃないんだけど、やたら早かった気がします。
それだけ密度が濃かったってことかな。


いや~、でもまたライブでスピッツに会えて本当に嬉しかった。
アジカンよ、マジで感謝します。ありがとう~!!


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

ヤバい、ワンマン並みに長くなった。(笑)

私、この日からもう本当にスピッツ萌えが止まらなくて大変なんですが…!!
ナノフェスからの帰り、新幹線に乗る前にスピッツの自伝本買って、
横浜から秋田まで4時間ぶっ通しで読みふけったくらいに。(笑)

来月のロックロックで更に恋に落ちること間違いなし。
っていうかこのロックロック、ナノフェス二日目の再現のようなメンツだし。(笑)



では、アジカンについては次の記事で!!

ホームシック衛星@盛岡

2008年02月20日 02時30分16秒 | ライブレポ
BUMP OF CHICKEN
2008 TOUR「ホームシック衛星」@盛岡Club Change WAVE 1/21


早いもので、バンプのホームシック衛星が終了しましたね。
間もなくホームシップ衛星が始まります。
しかしその前に、かなり遅くなりましたが、私が参加したホームシック@盛岡のレポです。

盛岡はキャパ300人程度で、旭川に続いて少ない収容人数だったようです。
エルレでもアジカンでもこんなキャパのハコで見たこと無いのに、
まさかそれがバンプで実現されてしまうとは、正直想像もしてませんでした。

それでは、記憶は薄れてるけど興奮だけはMAXのレポをどうぞ。(笑)

■グッズ販売
早めにグッズ販売の列に並んでいたのですが、あまりの寒さに凍死寸前。
なので、友人と交替で靴底カイロ買ってきたり、缶コーヒー買ってきたりで凌ぎました。
気分は張り込み中の刑事。(笑)

なんとか生きて販売時間になり、無事にお目当ての品購入。
そしたらグッズ販売してるのが大学の友人だったのでビックリ。(笑)
その子とは教育実習先が同じだったので、何度かバンプ話に花を咲かせたことがあるのです。
彼女曰く、チケットが取れなかったので、何とかグッズ販売だけでも手伝おうとバイト見つけてきたらしい。
その真っ直ぐな情熱に感服しました。

そういや、グッズ買った後に鹿野さんとすれ違いましたよ。
鹿野さんがいるということは、盛岡ライブの模様が記事にされるということなので、
私の記憶を補うように頑張ってくれ、と心の中でエールを送っときました。(何様)

Change WAVEはロッカー無し・クロークのみの為、荷物を預けると入場に時間がかかるので、
近くのビルのコインロッカー(結構な穴場にある 笑)に預けてから行きました。
そしたらかなりスムーズに入場できて、奇跡の最前列確保…!!
…や、正確に言うと、最初はかなりステージに向かって鋭角な位置だったので最前とは言い難い場所でしたが、
始まった途端にぐいーんと押されて、前に躍り出たという感じです。ちなみにチャマの真ん前辺り。

■開演
始まる前、何故だかものすごく緊張しました。
今までたくさんのライブに行ったけど、この種の緊張を感じるのはバンプだけ。
思い入れが強過ぎて、目の当たりにするのが怖くなってくるんです。

そんな状態だったものだから、照明が落ちてThe Whoが流れてきた時は、心臓が飛び出そうでした。
SEに続き、星の鳥が流れて、メンバーが登場。

2年振りのバンプ。姿を見ただけで感極まって泣きそうでした。
しかし、最前の人間が演奏始まる前から泣いてたらメンバー引く…?とか余計な心配がよぎり、(誰も見てないっつーの)
グッと堪えました。視界は滲んでたけど。
というか、この時点で泣いてたらこの後やっていけねぇ…!!と思い、自分に喝を入れました(笑)

藤くんがギターを掲げて、曲が始まる。

「メーデー」→「才悩人応援歌」
序盤にふさわしく、テンションが上がる2曲。
メーデーは生で聴くと更にキラキラしてました。

「ハルジオン」
ライブ前に友人と、「昔の曲は何やるのかな。ハルジオンとか聴きたいよね。」みたいな会話を交わしてたのですよ。
ハルジオンは歌始まりなので、心の準備無しで「えぇ嘘、ホントにきた…!!」と半ば混乱しました。(笑)
この日一番興奮した瞬間だったかも。

「時空かくれんぼ」
イントロの藤くんのギターが力強くて、かっこよかった。その手元に惚れ惚れ。(笑)

「花の名」
この曲では、藤くんの歌声が本当に綺麗で、息を呑むほど。
升さんが口ずさみながら叩いてるのが印象的だったな。
チャマもヒロさんも、ところどころ目をつぶって曲に聴き入りながら演奏してました。
そういう力のある曲なんだということを、4人の様子で強く感じました。

「arrows」
この日のライブで、最も引き込まれたのがこの曲です。
生で聴いたarrowsはもの凄い力を持ってて、CDで聴くのとは印象がガラリと変わりました。
藤くんの声が、優しいんだけど切実な響きを持ってて、胸が締め付けられる思いがしました。
「一緒にここから離れよう」って歌詞が本当に深いなぁと。「一緒に行こう」じゃないんですもんね。
ラストに向かっていく部分では、目の前の景色が突然パッと開けたような感動がありました。

「fire sign」→「かさぶたぶたぶ」
この流れで、客席とステージがグッと近づいた気がします。
特に、fire signの前に挟んだMCで、一気に会場の緊張が解けたんですよ。
…すいません、その肝心のMCの内容は失念してしまったんですが。(ダメじゃん)
fire signではメンバーも超笑顔で、本当に楽しそうに演奏してて嬉しかったなぁ。
この時、チャマとヒロさんが顔を見合わせて笑ってたんだけど、あれは何だったんだろう?
目の前で内緒話された気分に近くて、非っ常~に気になりました。(笑)
最後は3人ともマイクを客席に向けて、「ナナナ」の大合唱。

かさぶたぶたぶは、本当に可愛い曲でした。
メンバーがちょっと照れくさそうに演奏を始めた姿も可愛かったし。(笑)
手拍子が気持ちよかったな。

「ダイヤモンド」→「天体観測」
この流れ最強。
やっぱり昔の曲は経験値が高いだけあって、特別です。
客席も、「何回転んだって~」と始まった途端、狂気乱舞。(笑)
ダイヤモンドで半端なく熱が上がったところに、天体観測だもの。
倒れそうでした。興奮で。後半なのに始まったばかりみたいな元気を発揮した自分に拍手。(笑)
メンバーも他の曲より構えてない感じで、すごくリラックスしてるように見えました。

「ガラスのブルース」
実はこの曲を聴くこと自体久しぶりで、「あぁ、やっぱりこれがBUMPだなぁ」ってしみじみ思いました。
最後の曲なのに、ここから始まるような、新鮮な気持ちになった。


今回、今までに感じたことがないくらい「歌」に集中することが出来ました。
吸い込まれるように曲の世界に入っていって、一曲終わるごとに呆然としちゃう感じ。
だから、拳を上げて身体全体で楽しむというよりも、耳を澄ませて立ち尽くしてしまった。
もしかしたら近くの人には「こいつノリ悪りぃな…。」とか思われたかもしれません。…違うんだよ~。(笑)

でも、盛岡のお客さんは曲を聴く姿勢が素晴らしかったと思う。
演奏前も演奏後も、ピンと張り詰めた空気を壊すような人が誰もいなかったし。
普通、曲が終わった途端にワッと拍手とか歓声が上がったりするもんだけど、
しばらくシーンとしてから遠慮がちに「…ォオ~」みたいな感じだったし。(笑)
もしかしたら他の人たちも、曲に入り込んで呆然としてたのかもしれないなぁ。

そんな感じで、小さいライブハウスだったけど、すごく広がりのある空間で静かに曲を聴いているような、不思議な気分になれました。
いつもBUMPが言っている「一対一」という言葉を、肌で感じることができたんです。
こんな最高のライブに出会えたことを、本当に幸せに思う。

■MC・その他
この日、ライブの雰囲気がすごく張り詰めてました。
前半はMCを全く挟まなくて、無言で静かに次の曲が始まるという具合。

特に藤くんの、歌う前の集中力は怖いくらいでした。
そして歌が終わった後は、もの凄く消耗している様子。
これは「疲れてる」とか「だるそう」という意味じゃなくて、
なんていうか…曲の深いところに潜ってきて、やっとのことで現実に戻ってきました、みたいな。(下手な表現でもどかしい)
だから、目をつぶって歌を歌っている藤くんを見てると、
「ちゃんと戻ってこれるのかな…」と奇妙な心配をしてしまいました。あれはちょっと変な気持ちだった。

でも、曲が終わった後に毎回、絞り出すような声で「ありがとう」とポツリと言ってくれて、
それを聞くと安心したし、嬉しくなりました。

ちなみに、私はメンバーの頭から爪先までガン見出来る位置だったのですが、
かなりの割合で藤くんの手元と喉元を見てました。
…骨が感じられる部位に無意識に目がいくんです。(笑)
えぇと…絶品でした、藤くんの骨。…ご馳走様でした。(黙れ変態)

あと、藤くんの足の細さと、腰の細さと、後ろを向いた時に見える角度の二の腕の細さに驚嘆しました。
あ~…すいません、視点が気持ち悪くて。これはもうね…矯正できない性分だから見逃して。(笑)
ちなみに私の友人は、チャマの肌の綺麗さに驚嘆してました。
ライブ帰りは、二人で美白とダイエットについて真剣に語り合ったほどに。(笑)

相変わらず藤くんは目が前髪に隠れてなかなか見えなかったのですが、
アンコール時は髪を分けてたので見えました。
いつも思うけど、よくあの視界で耐えられるな。(笑)

では、ここから覚えている限りのMC紹介。

★初めてのMC
藤「…無愛想な訳じゃないんです。みんながこの時間を大切にしてくれてるのがわかるので、僕たちも大切に歌います。」
藤くんはこの後も、何度か「無愛想な訳じゃないんですよ…。」と言ってました。(笑)
わかってるから大丈夫なのにねぇ。っていうか、普段からそんなに愛想ある訳でもないじゃん?(ひどい)

★藤くんビックリ
藤君が後ろに水を飲みに行って、マイク前に戻ろうとした時に
もの凄く大きな破裂音みたいなのが一回突然鳴ったんですよ。
藤君もかなりビックリして、自分を指さして「…え、今の俺?」ってオロオロしてました。(笑)
客からは大丈夫?の声が。「大丈夫」って言ってたけど、ホント何だったんだろう?
今思うと、バスドラの音だったような気も。犯人は升さんか…?(笑)

★かさむピック代
曲が始まる前、藤くんがピックを足元に落としてしまいました。
必死に拾おうとしてたんだけど、その時スタッフさんがギターの変更に来てたので、
ギターを肩にかけられながらのピック拾い。かなり無理な体勢になってました。(笑)
藤「ピックも一枚80円だからね。ライブの度に無くしてたら、案外馬鹿にならないんですよ。(笑)」
チリも積もれば山となるってね。そんな庶民派なとこも素敵です。(笑)

★客との掛け合い
MCの時は、お客さんはかなり果敢に話しかけてました。
でもメンバーが話そうとした時に、それを遮るように声を掛ける場面があったのはちょっとどうかと思いましたけど。
でも藤くんのいいところは、遮られて話を中断し、客の質問に答えても、
「…で、さっきの続きはね」と話しを続けてくれたとこです。
言葉を呑み込まないことって大事なんだなぁ。

客「わんこそば食べた?」
藤「わんこそば食べてない。ツアー中なのに、食で記録に挑戦しても…ねぇ?(笑)」
…ツアー中に記録に挑戦してた某庭バンドがいますけど?(笑)

客「雪だるま作った?」
藤「作んねぇよ。(笑)何、作らなきゃいけないもんなの?じゃあ盛岡いる間に作ります。」

客「転んだ~?」
藤「転んでない。…まぁ、人生とかは転んでるかもしれないけど。」
いやいやいや、そんなこと言わないで。(笑)

客「寒い?」
藤「いや、思ったより寒くない。一番寒かったのは帯広かな。」
客「おぉ~さすが!」(何故か歓声)
藤「いや、“さすが”の意味がわかんねぇ。(笑)」

客「升好きだ~!!」←男性の声
これを聞いた升さん、藤君に「俺も好きだよ」って伝言してました。
この時、秀ちゃんの生声が聞こえたので得した気分。(笑)

★白金豚
チャマ「白金豚(プラチナ豚)食べたよ!まぁ俺も白豚みたいなもんだけど。共食い的な。(笑)
あれってここ(盛岡)に関係してるの?」

白金豚は岩手県花巻市の名産です。…さすが、高級品食べてんなぁ。いいなぁ。(笑)

★ヒロさんMC
ヒロさん、藤くんに喋ってと言われ、「俺はいいよ!」みたいな顔で嫌がってたけど、
ちゃんと喋ってくれました。
増「こんなふうに離れたところでも待っててくれる人がいて、聴いてくれる人がいて、
熱を持って…気持ちを昂ぶらせて演奏できるので…本当にありがとう。
…ここから見るとみんなテッカテカだけどね。(笑)や、嘘嘘。みんなスゲーかっけぇよ!」

いいこと言ってる風なのにグダグダな感じが、ヒロさんらしくて微笑ましかったです。(笑)

★遅い自己紹介
(ライブ中盤を過ぎた辺りで)
藤「盛岡の皆さんこんにちは、バンプオブチキンです。…もっと早く言えよって感じだね。(笑)盛岡は初めてです。」
MCも結構した後だったのに、唐突に始まった自己紹介。律儀だなぁ。(笑)

こんな感じで、まだまだ色々と喋ってくれてたんだけど、記憶の限界が…。
距離が近いせいか、ポンポンと気軽に話してくれていた気がします。
曲に集中して鬼気迫る表情をしていても、一度口を開くと気さくなバンプの姿に、
なんだかホッとしたのでした。


なんだか、こんなに満足感を得られたライブって久しぶりだった気がする。
一生忘れられない時間がまたひとつ出来ました。
私は盛岡を離れるけど、またこの土地に来て欲しいと心底思った。
幸せな瞬間をありがとう、バンプ!!

そして、長ったらしいレポをここまで根気強く読んでくださった方にも、ありがとう。(笑)


【セットリスト】
01.星の鳥
02.メーデー
03.才悩人応援歌
04.涙のふるさと
05.ハルジオン
06.ハンマーソングと痛みの塔
07.時空かくれんぼ
08.ギルド
09.花の名
10.arrows
11.飴玉の唄
12.fire sign
13.かさぶたぶたぶ
14.ダイヤモンド
15.天体観測
16.supernova
17.星の鳥(reprise
18.カルマ

en1.スノースマイル
en2.ガラスのブルース


チャットモンチー生命力みなぎりツアー

2007年12月29日 01時19分07秒 | ライブレポ
溜めてしまったライブレポシリーズ第二弾。
11月23日に行われたチャットモンチー生命力みなぎりツアー@盛岡。

近くのライブハウスだというのに、入るのは初。
ここのはことごとく取れたことが無かったので…。
卒業間近になってやっと縁が出来ました。
1月にはバンプで再び訪れるので、開演までとりあえずキョロキョロ下見。

■対バン・つばき
昨年の耳鳴りツアーの時も対バンがつばきだったので、
私の中ではチャットとつばきがワンセットになりつつある。(笑)

一年振りに見た一色さんは男前度が上がってました。
前髪が長くて、その間から時折見える綺麗な目にドッキドキ。
去年見たときも思ったけど、歌ってる姿がなんか色っぽいんですよねぇ…。

つばきは初めての盛岡だったそうです。
ワンマンでまた来てくれるといいな。

大好きな『昨日の風』を聴けたのが嬉しかった!

<セットリスト>
1.ブラウンシュガーヘア
2.青
3.昨日の風
4.花火
5.新曲
6.GOBUTAMA
7.バタフライ
8.今日も明日も

あ、今回も終演後にメンバー自らがグッズ販売してました。
なんて気さくな人たちなんだろう。
チキンな私は、遠くから「かっちょええなぁ…」と眺めてただけでしたが。
握手とかサイン求めるなんて、私の中ではハードル高過ぎます。
影から見るだけで満足。基本ストーカー気質なので。(怖いって)

■チャットモンチー
ドッと前に人が押し寄せてきました。
前方の男率の高さにビックリ。デカいんだから少しは遠慮してくれりゃいいのに。
しかし、私はあっこちゃん側の比較的安全なポジションだったので問題無し。

一曲目は『真夜中遊園地』。
今回のアルバムの中で一番好きな曲なので、初っ端から盛り上がりました!!
こういう疾走感のある曲を聴くと、やっぱロックバンドなんだと強く感じます。
この時ばかりは「かわいい」じゃなくて、ひたすらかっこよかった。

『とび魚のバタフライ』はやっぱり、
間奏の手拍子&えっちゃん・あっこちゃんのダンスにメロメロ。(笑)

『橙』は生で聴くと鬼気迫るものがありました。聴いててゾクッとした。
アウトロのギターが激しくて切ない。

でも鬼気迫るという意味では、やっぱり『恋愛スピリッツ』がすごかった。
アカペラ部分では、息をするのも憚られました。
しかし、この歌詞は何回聴いても怖いな…。

『手のなるほうへ』では、会場をえっちゃん組、あっこちゃん組の半分にわけて、
冒頭のコーラスをチャットの合図に合わせて一緒に歌いました。
これが結構難しいんだ…!!あんまり歌ってない人も居て、
あっこちゃんが「見えてないと思ってサボってる人!!ステージからは丸見えなんだよ!!」
と喝を入れてました。
私は2列目であっこちゃんの目の前だったので、怒られないよう必死に参加しましたとも。(笑)

今回、生で聴いてもっと好きになった曲は、『バスロマンス』と『モバイルワールド』。
どちらも間奏がすごく好き。なので、主に演奏に見入ってました。
『バスロマンス』は、えっちゃんの声の表情が本当に豊かです。
耳鳴りツアーでも思ったけど、チャットは生音で聴くと一層曲の良さを感じるなぁ。
「あ、こんないい曲だったんだ!?」ってライブで気付くので、
ライブ後の方がCD聴く回数が増えます。

アンコールは何と、『素直』と『サラバ青春』をアコースティックバージョンで演奏してくれました。
『素直』はピアノとクラリネット、『サラバ青春』はピアノとピアニカ。

特に『サラバ青春』がすごく心に沁みて、聴いてて泣きそうでした。
このアコースティックバージョンは是非とも音源化して欲しいなぁ。
あの…私はどのアーティストの曲でもバージョン変えって正直あまりピンと来ないのですが、
これは本当に凄かったんです。

一年ぶりに見たチャットは去年よりもずっと頼もしく見えました。
武道館でもきっと彼女たちは大きく見えると思います!!

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

ちなみに、この日はチャットの二周年記念日でした!!
外には関係者からお祝いの花束も。

あっこちゃんが「チャットの3年目は盛岡から始まります!!」って言ってくれて、
その場に居合わせられたことを嬉しく思いました。

ライブの後半、サプライズでスタッフの方々から二周年おめでとうケーキがメンバーに贈られました。
3人は「いつの間に用意してたの~!?」と本当にビックリしてる様子。
ケーキの上に乗ってるチョコにはチャットのアー写が書いていて、とっても凝ってました。
すると、会場の誰からともなくハッピーバースデーの曲を口ずさむ声がして、最後には全員での大合唱に。
チャットの三人が本当に嬉しそうな顔で「ありがとう!!」と言ってくれたので、
こっちまで幸せな気分になりました。
三年目もついて行きます、姉御!!(お前誰だよ)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

では、こっからはMCを思い出せる限りで列挙。

・この日、盛岡では「みちのくプロレス」というのが開催されていて、
あっこちゃんが「メッチャ行きたかった…!!」と心底残念そうでした。

・普段の打ち上げではえっちゃんが肉を食べれないので周りも遠慮するそうなのですが、
前日の打ち上げはえっちゃんが来なかったので、くみこんはここぞとばかりに焼肉を食べに行ったらしい。(笑)
肉はご飯と食べたい派なくみこんはご飯を早めに注文したのに、
きたのは肉が無くなりかけた時。しかも遅くなったからサービスだとやたら大盛りだったそう。
そこの焼肉屋、かなりKYですね。(笑)
でも意地で全てたいらげたそうです。

・ホテルでの怖い話。
あっこちゃんとマネージャーさんが二人でホテルのエレベーターに乗った時、
押してもいない階で止まって扉が開いたそうです。
しかもそこは現在使用していない階で、真っ暗な中に「立ち入り禁止」のテープが貼られていたという。
これ、本当にちょっと怖かったです。
帰りは一人だったんだから止めてくれよ、あっこちゃん。(笑)

・上記の怖い話に続いて、えっちゃんが「私も怖い話あるで!」と乗ってきました。(笑)
ツアー中はギター演奏の為に爪がボロボロになってしまうというえっちゃん。
マネージャーさんと二人で盛岡のネイルサロンを調べて行ったそうなのですが、
なんと目的地に着いたらそこは廃ビル…。
数分前に電話をかけたら従業員らしき人が出たのに、何故!と震え上がったそうですが、
単純に場所を間違えただけだったというオチ。
…どこが怖い話じゃ!!(笑)

・岩手公園の石垣が立派で驚いたと話してました。
街中にあんな立派のが残ってるは珍しい、とも。
この石垣のふもとにバイト先がある私としては、「今日バイト入ってりゃ会えたかも…」みたいに思ってしまいました。(笑)

チャットはMCも話題豊富で、楽しいです。多少グダグダでも。(笑)
歌とともに、また色んな話を聞かせて欲しいな。

<セットリスト>
01.真夜中遊園地
02.Make Up!Make Up!
03.とび魚のバタフライ
04.橙
05.親知らず
06.手のなるほうへ
07.ハナノユメ
08.ウィークエンドのまぼろし
09.恋の煙
10.さよならGood-bye
11.世界が終わる夜に
12.おとぎの国の君
13.恋愛スピリッツ
14.小さなキラキラ
15.バスロマンス
16.モバイルワールド
17.ミカヅキ
18.東京ハチミツオーケストラ
19.コスモタウン
20.女子たちに明日はない
21.シャングリラ

E1.素直
E2.サラバ青春
(E1、2 アコースティックver)

クロマニヨンズ CAVE PARTY 07-08

2007年12月07日 05時06分25秒 | ライブレポ
溜めてしまったライブレポシリーズ第一弾。
10月29日に岩手県民会館で行われたクロマニヨンズのライブについてです。


実はライブ当日、かなり焦る事態が。
なんと私、日程を一ヶ月間違えて覚えてて、11月の29日だと思い込んでたんです…。
なので、その日は頭の中にライブのラの字も無く、普通に友人と遊んでました。

しかし、一緒に遊んでた友人のお兄さんがクロマニヨンズファンで、偶然話題が出たんです。
「今日クロマニヨンズのライブがあるんだ」と。
それでも初め気づかなかったバカな私は、「へ~、私も来月行くんだよ」なんて呑気に話してました。
でも、同じ土地に一ヶ月置きにツアーで来るなんておかし過ぎるとしばらくしてから気づき、
手帳を確認したところ、正しい日時をしっかり書き込んでました。
そしたら、あと2時間後にはライブだということが判明。

その日はどしゃぶりの雨だったのですが、すぐにチャリを飛ばしてライブ会場に駆けつけました
無事に開演には間に合ったので、本当に良かった…!!
これが仙台とか遠くだったら、確実にアウトだったな。恐ろしい…。
話題出して気づかせてくれた友人にはマジで感謝です

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

会場は座席付きのホールだったのですが、
集まっている人たちは見るからにライブハウス常連組という感じ。
なんかパッと見、屈強な男性が多かったです。(笑)

私の席にはじめ、ガタイのいいモヒカンのお兄さん二人組みが座ってて、
非っ常~に声掛けにくかったのですが、私がオロオロしてるのに気づいたのか、
「あぁ、ここ?ゴメンね!!」と謝って速やかにどいてくださいました。
…いい人!!やっぱ音楽好きに悪い人はいない!!(笑)

開演ギリギリに行ったので、席に着いたらすぐに客電が落ちました。
そしたら、ステージにははじめライブの注意事項なんかを喋るお兄さんが登場。
何故か黒マントをまとって喋ってました。…何で?(笑)

満を持してクロマニヨンズ登場!
前述したような屈強なお兄さん方からの「ヒロト~!!」「マーシー!!」という熱い声援が飛び交う。
ものっすごい男臭い空気にちょっぴり気圧されましたが(笑)、
それだけ二人が心酔されている存在なのだと実感。

一曲目は『ギリギリガガンガン』。初っ端からドカーンと会場があったまりました
きょ~お~は最高の気分だ~♪

続けて『東京ジョニーギター』。
ラジオで聴いて一発で好きになった曲なので、私のテンションはここで急激にアップ

この後もほぼアルバムの曲順に進んでいきましたが、
『CAVE PARTY』のみならず、『ザ・クロマニヨンズ』からもたくさん披露してくれました。
『タリホー』はイントロのギターが好きで、とにかくマーシーをガン見。(笑)

楽しかった曲は、『むしむし軍歌』と『クロマニヨンストンプ』。
やっぱ、合いの手を入れられる曲ってのはアガりますね。
むしむし軍歌では、みんながとびっきりイイ声で「ワワワ~」と歌ってておかしかったです。
や、私も持てる限りのイイ声出させてもらいましたけど。(笑)
そして、やはり『クロマニヨンストンプ』を聴かないと帰れない!
宵越しの金持たねぇとか、ヒロトが言うからかっこいいんだよな~。

アンコールでは、ヒロト以外の3人が上半身裸で颯爽と登場。(笑)
この「ヒロト以外」ってのが意外で不思議だったのですが、
後から考えてみると、ヒロトはこの時病み上がりだったので、仕方無かったのかも。

アンコールで歌ったのは4曲。

『くじらなわ』をやる時は毎回即席で3文字の歌詞を3つ加えるみたいなんだけど、
岩手にちなんだものを…とヒロトが考えた結果、「けんじ」「わんこ」「りんご」で決定。(笑)
客が「りんごは青森だよ~」と突っ込んだところ、
ヒロトは「バカヤロウ、岩手のりんごも美味しいんだよ。俺は何度も岩手来てるから知ってる!」
と断言してました。うんうん、ヒロトが言ってんだから間違いない。(笑)
実際、北東北のりんごは青森に限らずおいしいですよ。

クロマニヨンズは一曲が短いので、ライブは怒涛のごとく進みます。
2時間が本当にあっという間に感じられて、終わった後はちょっと呆然としちゃった。
もっと聴きたい!!と心底思いました。

クロマニヨンズの曲は、歌詞もメロディも本当にシンプルで、
誤解を恐れずに言ってしまえば、すごく単純に聞こえる曲ばかりだと思います。
でもそこには、とんでもない量のエネルギーが詰まってるんですよね。
ゴチャゴチャ考えてねぇで楽しめ!!みたいな。
有無を言わせない力を感じました。
歌詞やメロディがどうのこうのとか、細かい批評精神一切無しで、
真っ直ぐに「音楽」を楽しめた気がします。
こんな感覚は初めてだったかもしれない。

もうとにかく楽しかった!
こんな気持ちを教えてくえれたクロマニヨンズには大感謝だ!!


■□■□■□■□■□■□■□■□■


では、こっからはヒロト&マーシーについて。

ヒロトはやっぱり驚くほど細かった。(笑)
岩手公演の少し前に、急性疾患でライブが延期になるという事態があったので、
「もう少し肉つけてくれ、頼むから…!!」と失礼な心配をしてしまいました。(笑)
でも私のそんなおせっかいをよそに、
ヒロトは最初から最後までず~っと元気に飛び跳ねまくってましたけどね。

本当にエネルギーの塊みたいな人です。
全身全霊で音楽を楽しんでるんだなってのが伝わってきました。
ヒロトの細さって、ロックに身体持ってかれたからなんじゃないか…とか、
アホみたいなことを本気で思わせてくれる迫力があります。

最前で激しく盛り上がってた男性客をやんわりいじったり、(笑)
ヒートアップする客席をさらりとなだめすかしたりとか、ヒロトは終始マイペースでした。

「他人の心はわからない男ですが、自分の気持ちはわかります。今日は最高に楽しいよ。」
さり気なくこんなこと言っちゃうんですよ、ヒロトという人は。
当然、腰砕けだっつーの。

それと、
「人生ってのは暇つぶしだよ」
っていうことを言ってて。
学校行くのも、働くのも、音楽聴くのもやるのも、君らがこうしてライブに来たのも、
楽しいことも悲しいことも、全部生まれてから死ぬまでの暇つぶしでやってることなんだよ、と。
まさに目から鱗。こういう考え方もあったんだなぁ。
この言葉を聞いた時、胸がスーッとしました。何か楽になった。

ヒロトはメチャクチャ暴れたあとに、ふわっと優しい声で喋ったりするから、
なんかもう…堪らんのですよ。ぞっこんラブだ。(言葉選べよ)

そしてマーシーは何か…セクシーでした。セクシーコマンドー。(違)
もの凄くかっこいいんですよ!!ギター弾く姿が!!惚れ惚れ。
ライブに行くと、私は何だかんだ言ってボーカルに注目してしまうので、
ギタリストに目を奪われることって実は稀だったのですが、マーシーには釘付け。
目を離すのが惜しいくらいカッコイイんだもの。
これは男女問わず惚れるだろ。とんでもなく魅力ある人です。
や~まいった。

何となく、マーシーはあんまり喋らないんだろうなぁという印象があったし、
実際ライブ中は一言も発しませんでした。
しかし!!退場する時にポツリとつぶやいたのです。
「またね」、と。
もうおわかりでしょう。当然メロメロです。

すごいなー。45歳二人に一瞬にして心奪われたぞ。(笑)

この二人が出会って、ずっと一緒に音楽を続けているのは、
奇跡みたいに凄いことなんだと、ライブを見て改めてわかりました。

ライブ前にはどしゃぶりだった雨も、終演後にはすっかり晴れて月がぽっかり。
上機嫌でチャリを漕ぎつつ家路に向かっていたら、
追い越していった車からギリギリガガンガンが流れてきました。
本当に、どこまでも幸せな夜だったなぁ。

セットリスト
1:ギリギリガガンガン
2:東京ジョニーギター
3:メガトンブルース
4:はさんじゃうぜ
5:レフュージア
6:悲しみのロージー
7:ゴーロマンス
8:ワハハ
9:うめえなもう
10:むしむし軍歌
11:こたつねこ
12:土星にやさしく
13:エレキギター
14:グレート
15:ゼロセン
16:弾丸ロック
17:キラービー
18:夢の島バラード
19:タリホー
20:紙飛行機
21:クロマニヨンストンプ
EC
1:いきなりくる
2:くじらなわ(2回目はけんじ、わんこ、りんごで)
3:歩くチブ
4:あさくらさんしょ

the pillows ライブ@Zeep仙台

2007年10月05日 19時38分00秒 | ライブレポ
9月29日に行ってきたピロウズのライブをレポりたいと思います。


the pillows ~Wake up! Tour@zepp仙台~

開演前、ステージには薄い幕が張られていて中が見えないような仕様に。
それだけで何が起こるのかドキドキでした。

客電が落ちて、ステージにはメンバーが。
そして一曲目は『Wake up!dodo』。
曲の始まりと一緒に幕がはらりと落ちて、メンバーが鮮明に現れました。
…なにこの超テンション上がる演出!!

ステージセットが面白くて、ドラムが物凄く高い位置に。
その高すぎるドラムセットに、最初宙吊りになってるのかと思いました。(笑)
一番後ろでも十分見える位置でしたよ。
是非アジカンにもこのセットを取り入れて欲しい。キヨシを天高く上げちゃいなよ…!!(黙れ)

そしてピロウズの凄さを改めて感じました。
何が凄いのかというと、「全てが」としか言いようが無いんだけど。
6月から続いてる長いツアー、しかもこれだけのキャリアの積んでる人たちなのに、
「こなしてる」感が全く無いんですよね。
すごく楽しんでライブをしているのが伝わってきました。

それと、客からの愛され度!!これがホントに素晴らしかった。
客席のピロウズT率の高さもさることながら、
待機中、周囲からは静かに熱のこもったピロウズトークがいくつも聞こえてきたりして、
会場全体が終始あったかい雰囲気でした。

実はアルバムをあまり聴きこんでいない状態で参加したので知らない曲も多かったのですが、
でもそんなの関係ねぇ!!(※さわおさんもこのネタ使ってました 笑)

「生で聴いて好きになる→CD屋に駆け込む」って図式、
とっても理想的だなぁと思いました。ピロウズにはそういう力があります。

一番盛り上がったのが、『YOUNGSTER』のハンドクラップ。会場の素晴らしい連携プレイ!
アンコールを待つ間にもう一度曲が流れて、再びみんなで手拍子しました。

そしてライブ中盤辺り、突然ステージ上にバスター君の巨大なバルーンが3体出現…!!
いや、これ本っ当~にとんでもなく大きかったんですよ!!
ゼップのステージがギュウギュウになるくらい。
でも終盤でしぼむ時にはドラムが巻き込まれそうになって、慌てて避難してましたが。(笑)

私の中であの巨大バスター君は、記憶に残るステージランキングベスト3内にランクインされましたよ。
可愛くてかっこよかった!!
でもさわおさん曰く、「儲からないから、もうこんな大掛かりな事は当分やらない!!」だそうです。(笑)

ラストは『ハイブリッドレインボウ』。
昨年の荒吐のラストもこれで、雨の中飛び跳ねて喜んだことを思い出しました。
もう一度聴くことができて、本当に嬉しかったです!!

<セットリスト>

01.Wake up! dodo
02.Skinny Blues
03.I know you
04.Dead Stock Paradise
05.プロポーズ
06.空中レジスター
07.Ladybird girl
08.シリアス・プラン
09.プライベート・キングダム
10.つよがり
11.Swanky Street
12.MY FOOT
13.Black Sheep(New arrange Ver.)
14.BOAT HOUSE
15.GIRLS DON’T CRY
16.その未来は今
17.サード・アイ
18.Century Creepers(Voice of the Proteus)
19.プレジャー・ソング
20.LITTLE BUSTERS
21.YOUNGSTER(Kent Arrow)
22.ROCK’N’ROLL SINNERS

(EN 1)
01.Ride on shooting star
02.スケアクロウ
03.Sweet Baggy Days

(EN 2)
01.ハイブリッドレインボウ


意外にも(?)MCが多かったピロウズ。
印象に残ったものを書きます。

ベースの淳さんのご両親がこの日ライブを見に来ているというお話。
淳:「仙台生まれ千葉育ちの鈴木淳です。
この前ここでライブした時に両親を招待したのですが、勿論今日も来てます。(両親に手を振る)。」

※客が一斉に二階席を振り向く
「見るなよ!!俺の親見てどうすんだよ!!」
照れてる淳さんは面白かったです。(笑)

「今日昼間“外に60、70位のおじさんが立ってるんですけど、 お父さんじゃないですか”ってスタッフに言われて、
ピロウズTシャツ着てた?って聞いたら“着てました”って。
うちの父はたまに実家帰って朝ご飯食べる時、「淳、おはよう」ってピロウズTシャツ着てくるような人だから。
そんな日本一ピロウズTシャツが似合う68歳の父です。」

素敵なお父さんですよねぇ。
その後もメンバーがステージ上から淳さんのご両親に挨拶したりと、
と~っても微笑ましい光景でした。(笑)

さわおさんが仙台を気に入っているという話と、ミスチルとの対バン時のエピソード。
さわお:「前回ここ(ゼップ仙台)に来たのはミスチルとの対バンツアーだったんだけど、その時も来た人いる?」
※結構な数の手が挙がる
「お、結構いるねえ。いやね、仙台はあの時もいい夜だったんだよ。
仙台は個人的には、あのツアーの中で最もいいライブが出来た!
いや、場所によっては『桜井さんまだかなー』みたいな皆さんばかりのところもあってさ……。
もう俺、『桜井じゃなくてごめんなさい…』みたいな気持ちになったりして。
あ、まさか今日も“桜井さんまだ出てこないの?”って思ってる人いねーよな?(笑) 」

そんなこと言わないでくれ。切ない。(笑)

「悲しいかな、ファンクラブチケットで双方のファンのバランスを取ろうとしているんだけど、
ピロウズ側はその枠がなかなか埋まらないし……。
でも仙台はそんなことは無くて、ファンも半々くらいでした。関東辺りはひどかったもんなぁ。(笑)
でも今日は敵もいないし、強がる必要無いよな!!」

ミスチル及びミスチルファンは敵だったのか。(笑) 
しかし、このMCの時のさわおさんは可愛かったです。

あとは、「去年までジャンクボックスだったのに、今年はゼップで1000人も増えて、
去年までその1000人はどこに隠れてたんだよ!?」とも言ってました。
…すいません、私もその1000人の内の一人です。(笑)


『スケアクロウ』の前には長めのMCがあって、曲名を借りた映画の「スケアクロウ」の話。
主役の2人が出会ったばかりのシーンで、「信頼してるぜ」とか「裏切るなよ」とかいう感じで3回も握手を交わしていたのに触れて、
「俺たちは握手なんかしたことあったかなって考えたんだけど、15周年の時、ステージの上で一回しただけなんだよ。
それも、『これからもよろしくな』じゃなくて『今までお疲れ様』って意味の握手。
でも、ピロウズを結成した時は握手してない。
それは、3人が見ているものが、目指すものが同じだってわかっていたから。
改めて確かめる為の握手なんて俺たちには必要なかったんだ。
だから、今日は『スケアクロウ』をメンバーの為に歌いたい。」

この話の後の『スケアクロウ』は、凄く染み入りました。

改めて曲とメンバーの魅力に気づいた、素敵なライブでした。
ありがとう、ピロウズ。



<おまけ>
仙台駅前のHMVで見つけた、ピロウズのポップ

『どうしてこんなにいい曲なのに、ピロウズは売れないのか…!!
しかし、このNEWアルバムはそんな神話を覆すようなバカ売れっぷり!!』

若干失礼な感じはありますが(笑)、書いた人の熱い思いが伝わってきて私は好きです。
さわおさんも「おっさんになるほど売れていく不思議バンド」って自虐的に言ってたしな。(笑)

歌の翼

2007年09月16日 02時38分49秒 | ライブレポ
リーダーと同じく、大泉さんのコーヒーのCMが頭から離れません。
ひきたてー♪ひきたてー♪

そういえば、安田さんが出演した『歌の翼~』の感想を書きそびれてました。
タイミングを外し過ぎて今更上げるのもどうかという気がしますが、
自分用メモも兼ねて、やっぱり書いておこうと思います。

~『歌の翼にキミを乗せ』7月19日観劇感想~

安田さんの本来の持ち味を存分に生かした演出がされてて、
ファンとしては見てて嬉しくなる場面がいくつもありました。
暗い好青年かと思いきや、おバカでちょっと変態という、
「それってまんま安田さんじゃん!」みたいな。(笑)

戦時中の悲恋物語ということで、全体的にすごくシリアスな話なんですが、
安田さんは笑いをとる場面も多くて、
中心人物ながら、物語の緩和剤にもなってたと思います。

私が好きだったのは、安田さんが一気飲みする場面!!
あの素晴らしい飲みっぷりを舞台でもやってくれましたよ。
牛乳じゃなくて酒でしたけど。
でも内輪ネタに止まらず、知らない人が見ても感心する飲みっぷりだったようで、
客席からは拍手&笑いが起きてました。(笑)

西村雅彦さんとの掛け合いもすごく面白かったです。
もう笑いの部分はほぼ安田さんの独壇場だった気がする。(笑)

そしてそして衝撃の…観月ありささんとのキスシーン!
ものっすごい照れました。何でお前がという話ですが。
安田さんのラブシーン…新鮮だったなぁ。

ただ、前半が良かっただけに、後半部分はちょっと物足りない感が否めませんでした。
兵隊さんたちの感動的なモノローグや、
回想シーンで別れを告げに来る兵隊たちの場面などがあるのですが、
そういう部分に一切安田さんが出てこないんですよね。
観月さんと西村さん二人に焦点を絞っていこうとする意図はわかるんですが、
それにしては他の兵隊たちの感情面が前に出過ぎだった気がする。
前半の3人が中心だった流れからすると、
安田さんの役柄のパーソナルな部分だけが尻すぼみになってしまった気がして、
そこは正直残念でした。

そうは言っても、一番泣けたのが後半だったということも確かなんです。
目の前で繰り広げられる役者さんたちの迫真の演技の前では、
流れなんかどうでも良くなるんですよね…。
ですから、上記のように何やかんや書けるのは時間が経って冷静になった証拠。
実際の場ではこんな面倒くさい批判精神は全部かなぐり捨てて見てます。
やっぱり素直に笑って泣けることが、「ライブ」のいいとこなんだと思うので。

あ、安田さんのことしか書いてませんが、他の役者さんも素敵な方々ばかりでした。
観月ありささんはもう、本っ当~に綺麗!!
顔が小さくて腰が細くて、お人形さんみたいでした。
同じ人間とは思えない。(笑)

西村雅彦さんは存在感が圧倒的。
ウチの母も一緒に観劇したのですが、
芝居が終わった頃にはすっかり西村さんに惚れ込んでました。(笑)

あとは席がメチャクチャ舞台と近くて、臨場感が凄かったです。
やっぱり新国立の小劇場でやるというだけで、私には価値がありました!


とにかく本当に素晴らしいお芝居で、見れたことを幸せに思います。
思い切って東京に行って良かった~!!
今年の夏の一番の思い出になりました♪

宝塚BOYS in 仙台

2007年07月01日 03時34分49秒 | ライブレポ
27日に仙台市民会館で行われた舞台、『宝塚BOYS』を見てきました!

もう本っ当に素晴らしいお芝居で、感動しました。
こんな作品に出会わせてくれたシゲさんに、心から感謝です。


以下、激しくネタバレを含む感想なので、反転にします。
ちなみに、やたら長いです。
※終幕した後は反転処理を外すつもりです。



見る前は、漠然と「きっと切ない話になるんだろうなぁ」という予感がありました。
だって、かつて実在した「宝塚・男子部」が題材だってことは、
結局彼らは陽の目を見ず、消えていった存在なのだということは今の宝塚を見ればわかるから。

でも夢に向かってひたむきに頑張る彼らの姿は、
結果がわかっていても、決して虚しいものではなかったです。
「結果が全て」って言葉を否定は出来ないけど、
その過程が重要じゃないなんてことは決して無いと思いました。
そういや、ラジオで細美さんもそんなこと言ってたなぁ…。

劇中の言葉ですごく心に残ったのは、吉野圭吾さん演じる星野のセリフ。
『努力したって必ず報われるとは限らない。もちろん、努力しない奴には最初から何のチャンスもないがね』

すごく耳の痛いセリフだなぁ、と。
「努力する」ってのは、結果を出すためだという以前に、
スタートラインに立つ為の最低限のことなんだと、改めて気付かされました。
それが中々出来なかったり、「こんなの意味ないんじゃないの」ってつい疑いたくなるから、
基本とも思えるこんなことがすごく難しかったりするんだけど、決して忘れちゃいけないことだと思いました。
自分への戒めとして心に留めときます。
『無駄なことなんて一つも無いんだ』って、山路さんのセリフと一緒に。

そして、戦争が人々に落とした影についても改めて考えさせられました。
基本的に明るくて無邪気な彼らなんだけど、ふとその影を見せるシーンが何度もあって。
生き延びたことを素直に喜べない、喜んではいけない、壮絶な時代背景を感じました。


ま、こんな風に書きましたが、じゃあ終始しんみりした芝居なのかというと全然そんなことはなくて。
8割くらいは思いっきり笑わせてもらいました。(笑)
7人の宝塚BOYSが本当にみんな個性的で、愛すべき人物たちでした。

宣伝素材や出演者表示からいって、葛山さんがメイン人物になるのかと思ったら、そうでもありませんでした。
どちらかというと、お話を引っ張っていったのは柳家花緑さんだったかな。
柳家さんのことはNHKの「にほんごであそぼ」でしか知らなかったので、
あんなにも素晴らしい演技を見せてくれる方だったとは!驚きでした!!

でも、結局は誰がメイン、ということではなく、
7人全てにキチンとスポットが当てられていて、一人一人にドラマを感じました。

葛山さんは、温厚だけど誰よりも熱い人物で、
雰囲気がもう役柄そのままなのような素敵な方でした。

吉野さんのことは今回初めて知ったのですが、
身のこなしが信じられないくらい優雅で、同じ人間か!?と思いました。(笑)
7人の中でも、踊りやスタイルはズバ抜けていましたね~。
惚れ惚れです。

そして、猪野さん。
この方がほとんどの笑いを独占していた気がする。(笑)
動きや言動、全てが面白かった!
それも狙った感じじゃなくて、この人天然なんだなぁ…って自然と思わせてくれる演技というか。
何となく、一番可愛い人だったと思う。人間的に。

そしてそして。佐藤重幸さん!!
登場した途端に平常心を失いました、私。
…かぁっこいい~!!テレビで見るより数倍!!…チクショウ!!(何で)
今回の「昭和版・佐藤重幸」に心底惚れました。
短髪バンザイ!!質素な服バンザイ!!
いっそのこと、普段からそんなんでいてくださいと思いました。(笑)
演技もシゲさんらしさが全開だけど、周りの方々ともとても息が合ってて、
見ていてすっごく頼もしかったです。
シゲさんが演じた役どころは、真面目過ぎず、かといって軽過ぎず、
7人の中でも中立的立場の人でした。
だからこそ、観客としては一番感情移入しやすい人物だったかも。
「NACSの佐藤重幸」じゃなく、「役者・佐藤重幸」として見れたことがとても新鮮でした。

そして、このお芝居で最も心がゆさぶられるのは最後のレビューシーン。
華やかだけど、だからこそ切なくて。
あのシーンは、彼らが憧れていた世界で、決して叶うことのない夢の舞台。
そんな夢の中で誇らしげに踊る7人の姿は、本当に綺麗でした。
このシーンで初めて涙がこぼれた。

全員がタキシードで登場した瞬間、卒倒寸前です。(笑)
そして、これぞ宝塚!!っていう、羽を背負って大階段を降りて来るシーンは、
まさに鳥肌もんでした。
しかし、恋心と親心で、目は主にシゲさんを追ってたんですが。(笑)
相当頑張ったんだろうなぁ~。
安田さんが言ってた通り、拍手しすぎて手が痛くなりました。(笑)

そして、カーテンコール。
役者さんたちのやりきった顔が、本当に素敵だった!!

でも観客の熱は覚めやらず、いつまでも鳴り止まない拍手。
結局、4回もカーテンコールをしてくださいました。
疲れている中、何度も出てきてくれて、ちょっと申し訳なく思っちゃった。
でも、メチャクチャ嬉しかったです。ありがとうございました!!
最後はスタンディングオベーションでしたよ
あ、シゲさんははける時に必ず客席に両手でブンブンと手を振ってくれて、
どこまでも私の心を奪っていきました。(笑)

もう本当に本当に素晴らしいお芝居でした。
色んな事を教えてもらった気がします。
役者さんたちに、もう一度大きな拍手を送ります!!




音速ライン 「TOUR ネギオ&ネギコ 2007」 @仙台

2007年05月18日 19時31分15秒 | ライブレポ
音速ライブ、行って来ました!!
もう~、最高。

念願の『スローライフ』、『街風』、『夕凪の橋』を聴けたのが何より嬉しかった!!
6月に出る新曲『恋唄』も聴けました。
やっぱり音速の曲は沁みるなぁ…。

『上昇気流』のラストを会場全員で歌ったのですが、(藤井さんの誘導で)
「きっといい日になる」って言葉が、心がヘタレてる今の私には嬉し過ぎました。
ありがとう、音速!!元気もらいました。

そして、仙台のラジオ局「Date fm」が開局25周年らしく、
その25周年のための曲を作ってくれ、というオファーが来たそうです!!
どんな曲になるんだろう?楽しみ!

あと、即興で「ずんだ餅の唄」をやってくれました。
すごくいいメロディなんだけど、歌詞はひたすら「ずんだ餅」と「みどりの餅」。
メチャクチャ盛り上がりました。ずんだなのに。(笑)
でも「さすがにコレDate fmにもってったら怒られるだろうなぁ…」と藤井さんがつぶやいてたのがおかしかった。
コレにするつもりだったんかい!!(笑)

そして、音速はMCがグダグダ過ぎ(笑)
あんなにMCが多いライブは初めてかもしれない。
みなさんすごくシャイボーイでした。
曲紹介をお互いになすりつけあってましたから。(笑)

で、そんなグダグダMCでしたが、(ひでぇ)
改めて藤井さんの声に惚れこんでしまいました。
あの…、歌声はもちろんなのですが、喋り声に。
爽やかなの、すごく!!
そして優しそうな喋り方なのに、大久保さんをいじりまくる鬼畜っぷりが素敵!(…)

何だかライブに行くたびに、ボーカルの喋り声に惚れて帰ってきてる気がする。(笑)
歌はたくさん聴いてても、喋り声ってやっぱり新鮮なんですよね。
これからは手フェチに加えて、声フェチも名乗っときます。(笑)
顔は良いけどダミ声な人と、不細工だけど良い声の人がいたら、迷わず後者を選ぶ!!(アホか)

あ、そして藤井さんが面白い企画を考えてました。
それは何と、「サシ飲みDVD」(笑)
画面にはこっちを向いて飲んでる人(藤井さん)が映ってて、
それを一人で部屋で飲んでいる時に見ると、一緒に飲んでる気分になれるという…。
うん、すごく欲しいです。(笑)
冗談だろうと思ってたけど、「結構本気でレコード会社にプレゼンしてるとこだから!!」と力説してたので、
期待して待ってます。これホント良いアイディアだと思うよ?(笑)

う~ん、書きたいことはたくさんあるんだけど、
あまりのMCの多さに、全部書くと大変なことになりそうです。
印象に残ったものだけ、ちょこっと箇条書き。

・フジロックならぬ、フジイロックを開催したい。でも自分らはフジロックに出たい。(笑)
・トロロ&夕涼みフェスに出演予定
・カラオケでは大久保さんと肩を組んでチャットモンチーを熱唱している。(聴いてみたい…)
・氷室京介のキメポーズを藤井さんが物真似。爆笑。
・大久保さんは「ナースのお仕事」が好き。
・藤井さん、初めてのピック投げに挑戦。…が、3列目までしか飛ばず。
・音速主催のイベント「ビールナイト」開催決定。

とにかく、曲も喋りも満載で、密度の濃い時間でした。
『ありがとうの唄』は、私から音速への気持ちそのものです!!


会場で配られた、『ありがとうの唄』の歌詞カード。
くちばしが開くようになってて、凝ってます。かわいいなー。

エルレ幕張ライブ ②

2007年03月30日 17時55分45秒 | ライブレポ
■いよいよエルレ

ドワッと前に人が押し寄せましたが、そんなに無理な押し方をする人は居なかったので安心。
もう会場の熱気がスゴイんですよ。
まだエルレは出てきてないのに、その迫力だけでちょっと泣けた。

Openingが会場に響き渡り、メンバーが登場してFire Crackerへと繋がる。
もうこの流れは神ですよ!!シビれる…

正直、あまりの会場の広さに初めは圧倒されてしまって、途方に暮れました。
だってステージがチラリとも見えない。
「あぁ…やっぱりすごく遠いんだな…」って、始まってから実感したんです。

それで、初めはどうしてもメンバーの姿を肉眼でひと目見たくて、
思いっきり後ろに下がったんです。
そうすれば、なんとかステージが見えました。
もちろんそこから見えるメンバーは米粒ほどでしたけど。

ただ、そのうちに「別に姿は見なくてもいいなぁ」って思えてきたんですよね。
だって、せっかくガンガンに気持ちいい音が鳴ってるのに、
米粒の姿を追うなんて、もったいないしつまらない。
それよりだったら、音を全身で感じて、周りとグチャグチャになって楽しんだ方が良い。
そう思ったら何だか吹っ切れて、また揉みくちゃになってる前方に突っ込んでいきました(笑)
ちょうどその時の曲はPizza Manだったな。
多分、頭のネジを取り除いてくれるには最適な曲だったんだな。(笑)

ライブに参加する意義って、生の音を聴いて、メンバーの姿を見て、ってだけじゃないんですよね。
それ以上に、全く見ず知らずの人と一緒に踊って飛び跳ねて、
盛り上がれるという点が一番スゴイんじゃないかと思うんです。
それが3万人ともなれば、ちょっと有り得ない光景だよね。
そりゃ~もう、異常に楽しいに決まってる。(笑)

細美さんは凄く後ろを気にしてくれて、それがやっぱり嬉しかった。
「後ろのヤツラのも、すごい伝わってくるんだ」って何度も言ってくれました。
だから、後ろだけど置いていかれてるって気分には全然ならなかったな。
周りも、細美さんが「後ろはどうだ~?」って声掛けてくれるたびに、
メッチャクチャ嬉しそうに手あげて喜ぶもんだから、何か…可愛いんだよね。(笑)

後ろは前に比べてすごい冷めてる、ってことは他のライブで何度か経験したことあるけど
エルレではそういう前後の激しい温度差って感じなかった。
後ろの空いてる空間でも、みんながそれぞれ自由に楽しんでるんだよね。
それこそがライブの有るべき姿だよなぁ、と今回強く感じました。

最終的にはスクリーンもほとんど見ないで飛び跳ねてたんだけど、
時々ふっと目を移すと、細美さんの満面の笑顔が映ってて、
もうそれだけでお腹いっぱいでした

「周りに何度も“大人になれ”“現実を見ろよ”って言われ続けてきたけど、
今お前らとここに居る、これこそが現実だろ」


細美さんのこの言葉が、この日のMCで一番心に刺さった。
夢の様な空間だけど、これは紛れも無い現実。
当たり前のことだけど、細美さんの口からそれを肯定してもらったことが、
私にとっては凄く大きいことでした。

「今日で旅が終わるってことは、明日から新しい旅が始まるってことなんだよ」

この言葉に物凄い勢いで頷いてた人間を見たならば、それは私です。(笑)
細美さんの言葉って、当たり前なのに忘れちゃってることを、いつも思い出させてくれるんだよなぁ。
もう何か…どうしようもなく大好きです。(笑)

一番最後に聴いた金星は、きっと忘れない。
細美さんの感極まった表情も一緒に。

最高のライブを本当にありがとう、ELLEGARDEN!!

【セットリスト】
01.Opening
02.Fire Cracker
03.Acropolis
04.Can You Feel Like I Do
05.The Autumun Song
06.虹
07.Pizza Man
08.Lonesome
09.Gunpowder Valentine
10.(Can't Remember)How We Used To Be
11.Supernova
12.Space Sonic
13.風の日
14.Missing
15.Salamander
16.Middle of Nowhere
17.Sliding door    
18.Surfrider Association
19.Marie
20.No.13
21.高架線
22.ジターバグ
23.Red Hot

En
1.Winter
2.Make A Wish

En2
1.スターフィッシュ
2.金星

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

こぼれ話。
ウチの兄は、エルレのDVDや細美さんのラジオを聞くたびに、
「クサくてちょっと恥ずかしい」ってなことを言ってたんですよ。けしからんことに。(笑)
でも今回初めて生で細美さんのMCを聴いたら、
「何か全く恥ずかしくなかった。むしろすげぇ感動した。…全然有りだな、あれ。」
とか言ってました。…よしよし、今頃わかったか。(笑)

しかも、「細美さんに向かって“可愛い!!”とかって声が上がらないのが意外だった。」
などと変なこと言うもんだから、「は?どういう意味?」と尋ねたところ、
「いや、男の俺でさえ、ちょっと細美さん可愛いなぁ、と思った場面があったからさ。」だそうで。
…えぇ?マジでか。大丈夫かな、ウチの兄(笑)

ま、色々と貴重な意見が聞けたのでした。(笑)

エルレ幕張ライブ ①

2007年03月29日 17時29分49秒 | ライブレポ
遅くなりましたが、エルレの幕張ライブについてです。
しかし今回はどうも記憶が曖昧…。
なので、細かい曲感想やMCレポはしません。
それは他の色々なサイトさんが頑張ってくれているので…。(他力本願)
今回は本当に“レポ”ではなく“感想文”です。
それでも読んでやるよ仕方ねぇ、という心の広い方はどうかお付き合いください。


今回は兄と参加。
というのも、一緒に行く予定だった友人がドタキャンしたためです。(…)
既に二人ぶんのJR券やホテルも予約していたので、急遽誰か別に誘わなければいけないことに。
しかし、一週間前に「幕張行かない?」と突然誘ったところで中々行ける友人はおらず…。
そこで丁度卒業して暇な兄に声をかけたところ、
まさに私の貸したFire Crackerにハマっていたので、快諾の返事をもらえました。
いや~、持つべきものは兄弟ですな。助かった。

しかし、ナノムゲンの時もそうだったけど、
遠征するという時にドタキャンやらかされるのは、本当に困るんですよね…。
う~ん、みなさんライブは計画的にね。ハァ…。

おぉっと。いきなり愚痴はじまりですみません。
では、こっからが本編!!


■東京駅に11時着。気温の高さに驚く。
そしてその日泊まるホテルを探したのですが、道に迷って右往左往。
何とか辿り着いて、チェックインには早かったので荷物だけ預ける。

都内をウロウロしている間も、じゅんさんからメールで幕張の様子を教えて頂きました。
右も左もわからなかった私達にとって、物凄く助かりました。ありがとうございます!!
でも物販の行列の写メを見た時は、さすがに青ざめましたが。(笑)

そしていざ、幕張へ。
初めてでしたが、やっぱり結構遠いんだなぁ、幕張って。
でも行きの車窓から見える工場群に胸がときめきました。
…実は密かに工場マニアなので。(嫌なカミングアウトだな)
しかし、途中から窓の外はどしゃぶりの雨。
ちょっぴり不安が頭をもたげましたが、こればっかりは仕方ないので静観。

■海浜幕張駅に15時頃到着。
駅はもうエルレTでごった返してました。思えばスゴイ光景だったよなぁ…。

駅前のビルでトイレに寄るも、女子トイレは信じられないくらいの行列。
あの時ばかりは男になりたいと切実に思いました。(笑)

そして、予定時間よりかなり遅くなってご迷惑をおかけしましたが、
遂にじゅんさん&マルチさんとご対面!!
テンションが急激にアップ!!

じゅんさん&ご友人さんとは1月のエルレ以来の再会だったので、
何だかお顔を見た瞬間、物凄い嬉しかったです~!!
また一緒に生でエルレを聴けるだなんて…。感動です。
あの時の飲み屋のお姉さんは幕張に来れたんでしょうかね?(笑)

そして、マルチさんとの初対面!!
私、緊張してしまって挙動不審でした…。すみません!
でもバンプストラップが同じ運命を辿っていたことを知って、嬉しかったです。(笑)

■じゅんさん&マルチさんたちと離れて、物販に並ぶ。
しかし、開演が迫っているのに長蛇は相変わらず。
兄の買い物に付き合って並ぶも、(私は仙台で既にツアーグッズは購入済みだったので)
クロークに荷物を預ける時間を考慮すると二人一緒に並んでいるのは得策ではないということで、
私はクロークへ向かうために、列を離れる。
その時、荷物を預けるからと無理矢理兄のコートや服をひっぺがして“早く脱げ”と強要していた姿は、
今考えるとちょっと恥ずかしかったな。(笑)

そこでまたもやじゅんさんにお世話になりました。
クロークの袋を先に購入してくださっていた上に、電話で場所を案内して頂きました。
あの広さ、しかもどこもかしこも人・人・人で途方に暮れていたので、
もう本っ当~に助かりました!!ありがとうございます!!

何とか無事にじゅんさんたちと合流し、クロークに荷物を預ける。
そこで解散となり、その後はライブの混乱で再会は叶いませんでした。…無念!!
またいつかゆっくりお話したいですね!!

■入場。
メッセの広さに度胆を抜かれる。
一番後ろのブロックだったので、まったりと入場。
待機している方々も何だかみんなまったり。

■ライブ開始。
アリスターが登場!!
いや~、すっごい良かった!!
勉強不足だったので曲名は詳しくわからなかったのですが、
どれも好きな雰囲気の曲ばかりでした。
正直、声や音の通りはエルレより良かったしな。
近いうちにCD買いたい!!

そして、スコットは本当に日本語上手ですね。
そして盛り上げ上手!!
まさかロックなドラえもんの歌が聴けるとは!!(笑)
「ハイ!タケコプター!!」は多分、この日一番の声で叫びました。(笑)
その後の島唄やチェリーも大盛り上がり。
もっとたくさん聴いていたい!!と思わせてくれるステージでした。
ありがとう、アリスター!!


思ったより長くなったので、続きは次で!!