一番ホテルに近いトラムヴァイの駅スルタンアフメットまで戻り、何を食べようかもう一度考えました。
この辺は食べ物から買い物までなんでも便利な場所です。
日本にいるときにぜひ行きたいなと考えていたお店があるのですが、どうも昨日のお店がやはり気になるのです。
日本で目星をつけていたお店はボスポラス海峡の近くで歩いてすぐのとこですが、足はそっちに向いてませんでした。
昨日と同じ路地を入っていきました。
昨日と同じウェーターが迎えてくれます。
あいかわらずの低姿勢で、外見トルコ人で中身が日本人のようです。
一回しか来てないのにとても居心地よくしてくれ、昨日と同じ席に座りました。
注文はわたしは無難に昨日と同じトリで、友人はちょっと高めのゴージャス版ケバブにしました。
それでもふたりで1500円くらいだった気がします。
(さすがに安過ぎだったかなと姉妹店みたいなとこの値段を「地球の歩き方」で確認しましたが、たぶん一人千円はならないですね。)
ネコがいるかなと周りを見ましたが、まだ集まってないようでした。

再び無料のナンとつけあわせが登場。
昨日は片方がハーブ入りの酸っぱいヨーグルトのようなものでしたが、ゆるいマカロニサラダのようなソースが付いてきました。

わたしは昨日と同じのですが、ご飯の盛りが気持ち多く、つけあわせも微妙に違ったようです。
サービスしてくれたのか、適当なのかは分かりません。
これ(←クリック)が1日目の写真です。
2回くらいなら飽きずにおいしく食べられます。
チキンはややスパイシーですが他はそうでもないのでバランスがいいです。
サバサンドを我慢してよかった。
友人も昨日と違う味に満足してました。
チーズがのったケバブのようでした。
ケバブの方が味はマイルドだったかな。

さて、ブレてますが再びネコの登場。
昨日のネコのようです。
一匹で登場。
で、ヒザに乗ってじゃれているなと思ったら。

すぐにこんな感じ。
完全にわたしたちはなめられてました。

好きなのはさっき紹介したソース。
これが好きとは意外でした。
マイルド系が好みなのね。
ウェーターさんがどかしたか友人が持ち上げてどかしたか、あまり覚えてないのですがウェーターさんが見てないときに乗ってきたのでたぶん友人がどかした気がします。
その後もすぐ隣に乗ったりはしましたが、テーブルには乗らなかったと思います。
少し長くなりましたが、書き忘れたこともあって、あと2つお話があります。
2日連続で来たのですが、2日目に来たときは誰もいなかったのですが1日目に来たときにおばさんが一人先に座ってました。
おばさんというと失礼なのですが、そんな年の人です。
雰囲気はやや丸めのゴージャスおばさんという感じです。
いい宝石とかをしているわけではないのですが、全体からなにか自信にあふれたオーラのようなモノがでています。
髪はしっとり整えてました。
ちょうどわたしからよく見える位置に座っていてなんとなくみていたのですが、わたしたちが座ってからしばらくすると、チャイなどを運んでいたウェーターが隣に座りごにょごにょ話ながらお金を渡しているのです。
「ん!」。なんだろうあのお金は。お釣りの感じはありません。
なぜならその人はウェーターにお金を渡してないからです。
わたしたちが座って10分くらい経ってから、ウェーターがお金を渡してました。
ひっそりと渡すその雰囲気にふたりとも結構興奮。
「サクラじゃない?」と。
その後この話題で旅行中何度も楽しみました。
近所のおばさん説、親戚の人説、もしかしたらお姉さん説など。
真相はわかりませんが、別にウェーターさんに悪い印象は持つことはなく、あやしい魅力が増しました。
これが一つ目。
二つ目はぜんぜんお手軽な話です。
1日目にそのおばさん以外結局誰も来なかったのですが、2日目には隣に日本人の女性が二人きました。
きっかけを見つけ、話しかけてみるとイスタンブールは初めてだけど、他にいろいろと旅行しているようです。
ひとりはヨーロッパが多く、もうひとりは南米などによく行くそうです。
イスタンブールは来たばかりでよくわからないけど、もっとほこりっぽい感じかと思ってたそうです。
南米の遺跡の話などをしてくれました。
お互い食べながらですが短い時間にたくさん話ができました。
やはり日本語でたくさん話せるのは楽しいですね。
おまけの話。
2日目にこのウェーターのよさを改めて確認しました。
なのでチップをあげたくなったので帰りに渡しました。
300円くらいです。
もっとあげようとも考えたのですが、もともとトルコはチップ制ではなかったはずなのであげてもいいのかよくわからないのでこのくらいにしました。
安い一品の半分くらいの値段ですね。
喜んで受け取ってくれました。
さすがに人気があり、もらい慣れているのか、とってもスムーズに受け取ってました。
以上です。
もしかしたら興味を持った人がいるかもしれないので一応お店を書いておきます。
「09-10 地球の歩き方」176ページにある「カラデニズ」(Karadeniz Aile Pide ve Kebap Salonu)の向かいにあるお店です。
名前は1日目の写真にある「Karadeniz Pide & Kebap」だと思います。
最初の「カラデニズ(Karadeniz)」が同じなので姉妹店かなと勝手に考えました。
地下にテーブルもあるようですが、座ったのは外の席です。
細かいことですが「地球の歩き方」の86ページの地図の位置がちょっとおかしいかなと思ってます。
行った方のお店が「山の頂上」のようなブロックの先の方のイメージで地球の歩き方に載っているお店がこの位置になっています。
トラムヴァイを背にして右手が掲載の方、左手が行ったお店なので間違えているかなと。
この写真に2つのお店の看板が一緒に写ってます。
間の道をまっすぐ行くとトラムヴァイの通りです。
もう1年以上経っているのであのウェ-ターさんはいないかもしれませんねぇ。
細くて背が高く、腰の低い感じでフランス語を交ぜた英語を話す人が目印です。