女性に生まれてよかった

私には二人の子供がいます。

子供を生み、育てることができて、私は本当に幸せです。

もともと私は、子供が好きではなく

結婚はしたかったけど、子供は要らないと思っていました。

子供の可愛さを知らなかったから、かもしれません。

でも、私の娘を見ていると

子供好きというのは、どうやら生まれつきの才能みたいなので

私は本当に子供に興味がなかったのだと思います。

けれど、私も大人になって、子供を見てかわいいと思うようになりました。

最初の妊娠は流産してしまい、とても悲しくなりました。

かわいい子供を産みたかった、と心の底から思いました。

ありがたいことに、その後娘を産み

本当に本当に、子供ってかわいいんだなあって

幸せな気持ちになりました。

自分が産んだから、というよりは

毎日毎日、愛情かけてお世話して育てるから、かわいいんだなとわかりました。

自分よりも大切な存在ができたことも、とても大きなことでした。

離婚したので、もう子供産めないな〜って諦めていたんですが

娘が再婚を望んでくれたので、結婚して、息子を産むことができました。

男の子と女の子、それぞれ特徴があって、それもとても面白くて

私はやっぱり、とても幸せです。

子供を育てるという、こんなに大変で面白くて、貴重な経験をできるのだから。

女性って、本当に損だなー、社会では不利だなーなんて、若い頃は思っていたのです。

けれど、出産ができるのは女性だし

私は子育ても、主婦も、どちらもやりたくてやっているので

とても幸せなんですよ。

若い頃は、自分には合わないフィールドで、無理をして、男性と同じことをしようとして苦しんでいました。

それが分かってから、私は女性に生まれてきて良かったんだと気づきました。

今は多様性の時代なので、性別によって、どうこうすべきだなんてこともないし

みんなそれぞれが、それぞれに合った選択をすればいい

という考えになってきていますよね。

それがとても素晴らしいことだなと感じています。

私は、子供を産んで育てて、主婦をするという

昔からある日本女性の生き方をしていますけど

これが自分にあっていただけ。

これからまた変わるかもしれません。

若い頃みたいに、片意地張らないで

女性らしさを活かしつつ、柔軟に生きていこうと、今は思います。