今日は土用の丑、夏バテにならないようウナギを食べる日と世間はなっている。 ２７～２８日と私の退職祝いと孫と遊びたいのを兼ねて浜名湖舘山寺へ行ってきた。 浜名湖と言えば当然ウナギ！ 浜名湖へ行く途中で人気のウナギ屋へ電話を入れてみる。 人気ＮＯ1の店はもう予約で一杯。午前１１時だというのに何時に食べられるかわからないとのこと
じゃあランクを下げてＮＯ５の店へ電話を入れる。 すんなり予約ＯＫ。１２時半に予約。久々のウナギはやっぱり美味い！ただこの日宿泊の旅館でもウナギが出たがそんなに感動はなかった・・ ウナギというのはこってりとした味なので、食べたら暫くは食べたいと思わないとこの日気付いた。
うな吉。
（上）４０００円
浜名湖のもう一つのうなぎと言えばウナギパイ。 旅の途中このウナギパイの工場見学をしてみた。みんなに見られて働く社員のみなさん御苦労さまです。 お土産にウナギパイを仕入れて見学終了。
昨日はいつものＫ君とアユ釣りに行った。 朝５時に我が家を出発。 目的地は馬瀬川下流漁協管内の和良川。馬瀬川下流だから馬瀬川だろうと思うが実はここは和良川なのである。 よく言う馬瀬川は金山ダムにそそぎそこで終了。金山ダム下流域を管轄してる漁協が何故か流れている和良川下流域を管轄しているという．．．おそらくその昔金山ダムが無かった時代は馬瀬川が流れてきていたのだろう。 そして和良川と合流し飛騨川へ合流していたと思われる。 オトリ屋に寄りオトリを買うが、ここの親父さんが大した男だった！ 朝６時半だというのに缶ビール片手に飲みながら真っ赤な顔で現れた
後で監視員が来て言うには「あのおっちゃんはアル中だから」との事。 でも夜明けから缶ビールは大したもんだ！ 人に迷惑さえかけなければ何をしてもいいとビートルズが言ったがその通り！
釣りの方はというと午前中はボウズ
なんとおとりアユ３匹まで根掛かり等でマイナス．．．その日は釣果無しを覚悟した。 ため息をつきながらお昼のおにぎりを食べ場所変更をした。 飛騨川への流れ込みへ移動し釣り開始。 これが良かった！ 良型アユが七連チャン。 竿が「う」の字に曲がりアユとの格闘。 たまらない！
飛騨川への流れ込み大成功
庭の木に生まれたばかりのセミがいたので軽くつまんで眺めていたら、近所のおばさんが通りかかり、「抜け殻はどこにあるの？」と言ってきた。「なんで？」と返事すると、「セミの抜け殻は痛みによう効くんやで、食べるとええよ。あんた痛いとこがあるなら食べてみや！」と言ってきた。実際このおばちゃんは夏になると近所の神社などでセミの抜け殻を探し集めて保管してあるらしい。 半信半疑でインターネットで調べてみると確かにセミの抜け殻は痛みに効く漢方薬として存在する 結構昔からその道では有名みたい。 近所のおばちゃんは抜け殻を電子レンジで２０秒位チンしてそのままパリパリと食べるとの事。 膝の痛みで悩んでいる自分としてはこれは試してみるしかない。 これからは庭の木にうるさい程セミが出てくる。 ただで漢方薬が手に入る訳だ
抜け殻は漢方薬
毎日が日曜日となった今あせるように土曜日や日曜日に釣りに行く必要もなくなった。川には釣り人も少ないし、魚も警戒力が薄れているだろう．．． と思いお目当ての場所へアユ釣りに出かけた。 しかし現場に着くと１台の軽トラックが止まっている
二人の釣り師が準備を済ませ川へ入ろうとしている。「こんにちは、僕も一緒に釣らせてもらっていいですか？」と挨拶する。「いいですよ、どうぞどうぞ。 どこからみえたんやな？」と下呂の地元の調子で返事が来る。「・・・からです」と言うと「ほうかな、たくさん釣れるとええがの」と笑顔。 気分良く支度を済ませ、川へ入る。
二人は川の下流（瀬）の方へ、僕は上流（流れが緩い）へ入って釣り開始。 ９時頃から釣り始め１時間、２時間と時間が経つがなかなか釣れない。 下流の二人は１１時頃には帰ってしまった。 釣れて良し、釣れなくて良し。自然との一体感を楽しむ気持ちで３時頃まで釣りをした。 釣果は写真のとおり。 まあそこそこ釣れたので良しとするか！
退職して主にやることは釣りと畑の野菜作り。道を挟んだ家の前の畑が仕事場となる。通勤時間５秒！スーツもネクタイもいらない
鞄のかわりに鍬を持ち、車の代わりに耕運機を押す。革靴の代わりに長靴、ハンカチの代わりに手ぬぐい。労働時間は殆んど午前中。疲れたら休憩。会話をする相手はモズやヒヨドリや寄ってくるカラス等の野鳥。通りがかりのおじさん、おばさん、御爺さん、お婆さん
「よ～やりゃあすの～」とか「△□？‘＠・・・」何言ってるのか分んない。
●スイカは順調、ナスもなりはじめた（めずらしい白ナスも）
●山芋、サトイモ、生姜も順調、トマトもなりはじめた
●初めて作ったタイガーメロン（出来るのかなあ？）オクラは順調 しし唐、ピーマンも出来始めた
●ゴーヤが車庫に伝い始める ズッキーニも出来始めた トウモロコシは今いち
●今年のキュウリは豊作 豆も牛蒡もみょうがも育っています
昨日釣り具屋でアユ用のウエーダーとシューズを新調した。５万円程
まあこれも退職祝いなら安いもんだ！併せて益田川の鮎の年券（１万円）も購入。 なぜ益田川かというと、この川の流域に中山七里という場所がある。ここで釣れる鮎は何故か大きい！ 過去にいい思いがした記憶がしっかり残っていて、どうしても竿を出したい衝動にかられてしまった。時期的にはまだ早い。しかし今の僕は何時でも釣りができる。なら迷う必要はない。と言う事で現地へ走った。 この川は一言で言うと太い激流が多い。鮎が掛ったら即抜くなんてチョット僕の技量では無理・・・
掛った鮎はこんな感じ。 写真と実物とでは雰囲気が違う
流芯を流した瞬間、グイ～ンと竿が垂直に引き込まれた。そのまま下流へ走る！竿がのされないよう僕も走る（膝の痛みは忘れている）。竿を上流側へ倒し糸を体の方へ寄せてきてその糸を掴んで鮎を持ち上げタモへヨイショと入れる。エラの側の黄色い追星が美しい皮膚がヌメヌメとした天然鮎。鮎は食べても美味しいが釣りの醍醐味も美味しい。
退職して六日目、何処へアユ釣りへ行こうと思い川を検討した。木曽福島へ行きたかったが確認すると７月９日が解禁となっている。残念
家から１時間程度の場所ということで美濃の板取川へ行く。 場所へ着きおとり鮎を買いその日の入河券を買う。日付をみて「ん？」７月６日。そうか今日は自分の誕生日なんだと気づく
鮎釣りというのはリズムが大事だ。おとり鮎を流す、掛る。そしておとり鮎を交換する。流す。このリズムがうまくいった時は好釣果に繋がる。 今日は・・・ 残念だがこのリズムがうまくいかなかった。 もう１匹で二桁・・・これが今日の釣果。晩御飯でビールを飲んでいると携帯に電話。２歳の孫がいきなり「はっぴばーすえデエトウユー ハッピバースデーおじいちゃん
」とお祝いの電話が入る。よく歌えたねえ～とお礼を言うお爺さんになっている自分に気づく！
川の表情はいい、川の音はいい。なごむ。これからはいつでも川へ行ける。６０歳になった今日あらためて後何回川へ行けるだろうと思う。
今日は７月１日の金曜日。 いつものように６時前に起床。トイレへ行って顔を洗う。新聞を見ながら嫁さんの用意した朝食を食べる。歯を磨く．．．そこまで。 昨日まではパジャマからＹシャツに着替えカバンの中を確認し会社へ行く準備にかかる。が、今日からそれがない。テレビに映る時計や腕時計を見て電車に間に合うようあせって動いていた。もうそれも今日から無い．．．あせらなくていいんだ。今日も会社であんまりやる事ないなあ、とか、いやな問い合わせやりたくねえなあなんて考えなくていいんだ。このブログを書きながら外の景色をのんびりと眺める。これからはこうなんだ。
昨夜、一昨夜と連日の送別会をしてもらった。もうそのみんなと一緒になって飲む事もないだろう。握手してハグして笑顔で別れた。終わりは賑やか、スタートは静か。昔僕は100ｍの選手だった。毎日々スタートダッシュの練習をしていた。ゴールすると息を切らしていた。もうあせってゴールを目指す事はやめよう。よく言ったもんだ人生はマラソンに似ている、100ｍ走とは違う。第２の人生のスタートラインに立っただけ。それが今日、７月１日金曜日、スタートラインに立っただけの日。 みんながくれた素敵な贈り物を大事にし思い出は胸にしまっておこう。
２０１６年７月１日金曜日、第２の人生スタートラインに立っただけの日．．．晴れ
