釣り!つり!ツリ! つりはロマン(;一_一)

好きな釣りの事を中心に気ままに書いてみようと思います。

荒川にサケ釣りに行ってみた

2016年11月12日 | 釣り

新潟県村上市に日本でもトップクラスの美しい川で荒川という川が流れている。この時期サケも遡上してくる。日本ではいくつかの河川で漁獲調査という名目でサケを釣ってもいい川がある。この荒川もその一つとなっている。誰でも釣っていいわけではなく、漁協に申請して釣っていい日にちの許可をもらわないといけない。当然全国からの申し込みがあるのであっという間に受付終了となってしまう。私も申し込もうと思ってHPを見たら時すでに遅く釣り期間全てが申し込み終了となっていた。仕方ない、ダメ元で事務局へ電話をしてみたらキャンセルがありますとの事。11月10日ならOKですとなった。早々に手続きをとり宿を予約し荒川へ向かった。中央道~長野自動車道~日本海東北道と目的地までは約500キロ弱!6時間近くかかる。

11月10日は今年1番の寒い日となった。よりによって今日じゃなくてもと思いつつ川へ行き釣りを開始する。すでに20人程の釣り人が釣っていた。久々の本流竿(シマノHHH)に3号の糸。餌はサンマの切身。竿を振り餌を流す。久々の感触だ...上流の釣り人が大声をあげた。水面が水しぶきを上げている。サケが掛ったのだ。強引に河原へ引きずり上げ、その大きな魚体をくねらせて跳びはねている。よし俺も...寒さに耐えながら竿を振る。が一向に当たりが無い。場所を下流へと移動。周りは誰もいない。静寂が耳に響く。あきらめが頭を支配する。目印が無意識に流れる。意識が薄れたその時竿を引き込む強い当たりが来た!竿をグッと溜めた...が奴は水底で嘲笑って消えた。餌のサンマを針に掛け竿を振り静かに流す。冷たい川に立ちこみひたすら同じ事を繰り返す。釣り人は孤独との戦いでもある。緊張はいつまでも続かない。ふと途切れる時がある。そういう時を見計らって奴は戦いを挑んでくる。一瞬だった。グングンと糸を伝い手元を通し脳髄へ激震が走った。来た!腰を沈め臨戦態勢に入った。本流竿がヒュンヒュンヒュンと唸る。我慢に我慢を重ね後ろへゆっくり下がったその時...全ての視界がこの世から消えた。奴は自分の命を守るため渾身の力を振り絞って釣り糸という凶器を引きちぎったのだ。緊張を失った竿先がだらしなく揺れている。何とも言えない後悔にも似たやるせない気持ち。川の一部と化しながら寒さに耐え戦いを挑んだ体力、気力はもう無い。遠く新潟まで来たサケ釣り一人旅の釣果は無かった。

一人泊ったホテルで冷えた体を温泉で温め夕食で一杯やって心を癒した。本来なら嫁さんも同行の予定だったが事情があり一人旅となった。瀬波温泉という風光明美な場所だったので残念ではあった。

帰りに岩船港へ寄り海で上がった雌サケを買うこととする。三枚におろしてもらい、袋一杯のイクラもゲットした。

釣師は心に傷があるか・・・釣師は心に傷があるから釣りに行く。しかし、彼はそれを知らないでいる


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タマネギの苗植え

2016年11月07日 | 釣り

11月の畑仕事はとりあえず玉ねぎを植える事。今年は早々に耕していたのでもう植え付けも済んでしまった。今年はいつもより少なく苗は400本。全部育ってくれればいいと願いつつ1本々丁寧に植え付けた。

白菜も虫にやられたりして葉っぱに元気がなかったがなんとなく勢いが出てきたように見える。


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