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水村美苗 「日本語が亡びるとき-英語の世紀の中で」

2009-02-18 | 読書(芸術、文学、歴史)
読書好きで、言葉に少しでも関心を持つ人間にとって、この本のタイトルが興味をそそらないはずはない。とりわけ、最近日本語で書かれた小説に興味が持てない、どれを読んでよいのか分からない、と不満に思っている向きにとってはそのはずだ。 水村美苗の名前は知っていた。日本の近代小説の一つの到達点ともいうべき漱石の未完の小説「明暗」の続編を書く、という大それたことをする女性の(当時は)若手作家となれば尚のことである。  . . . 本文を読む
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