小学校時代からプロレスファンです。
かれこれ50年以上になります。
昔、力道山が全盛期の頃61分3本勝負が主流でした。
(・-・)・・・ん?
61分? なんで60分じゃないの?
その疑問が解けたのは私が30代の後半でした。
作家の村松友視氏の本を読んで「え~・・・・・・そうだったんだぁ!」
つまりこういう意味です。
「61分三本勝負の1分とはなにか?
なぜキリの良い60分勝負ではないのか?」
と尋ねたところ
「試合が始まって、相手と組み合うまでの時間に
どうしても20秒ほどのロスタイムが生じる。
3本勝負なら合計で1分ほどのロスタイムになる。
そこを加味しての61分なのです。」
と答えた、とのこと。
村松氏はこのことについて
「組み合うまでの間にロスタイムがある、と言うことで
逆に、 残りの60分は真剣勝負なんだぞ、とアピールした。
流石は力道山だ」
と賞賛していました。。
凄いプロ意識ですね。
力道山は北朝鮮出身。
近代プロレスの発祥の地はアメリカ。
米朝首脳会談の成功に期待しています。