「頸部食道がん」闘病記 (鬼嫁yappiの日記)

夫が「頸部食道癌」になって8年。
苦しい時こそ明るく笑って!・・・奇跡の8
年間を綴っていきたいと思います。

事の始まり・・・。自覚症状 ('03.9)

2009-12-28 02:21:53 | 回顧
2003年9月22日(月)
ここのところ、ずっと咳が続いて、最近とうとう声がれもしてきた。
ちょっと病院に行ってみよう・・・。

と、普段は病院なんて行ったことがない旦那が、珍しく病院へ行ってみようかな?と言う。

私が時々行く、街の耳鼻咽喉科を伝え、そこに行った模様。
お互い仕事から帰って来て結果を聞くと、「喉の炎症」ということで、咳止め・炎症止めの薬をもらってきたらしい。

その錠剤の薬を飲みながら、「あっ、また引っかかった・・・。薬が途中で引っかかる!・」と言う旦那。
「ご飯を丸飲みしてん!」(鬼嫁)
「そんなことしたら余計詰まって息が詰まる!!」(旦那)
「んじゃ、知らん(わからん)。そのうち溶けて入っていくやろ・・。」(鬼嫁)


*事後録
声がれや咳は食道がんの自覚症状の主たるもの。自覚症状が出てからではかなり進行しているらしい。
旦那の咳は半年ほど前から続く。声がれも1ヶ月くらい続く。
会社の健康診断は毎年受けるが異常なし。
1年くらい前から薬の錠剤(バッファリンくらいの大きさ)が「喉に詰まって降りていかない」と薬を飲む度に騒いでいた。
恐らくこの1年以上前からガンが蝕んでいたのだろう・・・。


2003年9月29日(月)
1週間経っても、症状は変わらず。再度その病院へ・・・。

女医さんは「おかしいわねぇ?」と、喉を見るだけで首をかしげる。
「何だったら。大きい病院へ行ってみる?」といぶかしげに言われる。
旦那は、せっかく今日は休みを取っているから・・・、と紹介状を書いてもらう。

その日は偶然、私も休み。

「紹介状を書いてもらった・・。11時までに着けば今日診てもらえる」と言って帰ってきた旦那に
「へぇ、何やろうねぇ?じゃあ、今から行こうか!」と即効紹介してもらったY市民病院へ2人で向かう。

実は私達は病気には縁がなく、大きな総合病院で診察・・・なんてしたことがなかったので、ちょっと興味半分ってのもあって紹介してもらったY市民病院へ行ってみた。
行く途中に「どうするぅ?ガンです・・とかって言われたら・・!?」「フンっ!(笑)ありえんやろ!!」「何かいろいろ検査とかするとかいな?」なんて話しながら・・・。

本当にこの時はこんなに長い闘病生活が待っているとは想像もしなかった・・・。

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