おす!黒歴史製造機です!
ここ数日で計三回、無記名無言コメントを頂きました。恐くておトイレいけなくなっちゃうので勘弁してください(´・ω・`)
さてさて!今回紹介するのはガラスの技法の一つ、キルンキャストです。キルンは窯のことで、キャストはcast、色々な意味がある単語ですが、この場合は「鋳造する」の訳でいいと思います。
今回の課題は、次の課題のいわば実験段階といいますか、とにかく色々試してみようぜというものです。
与えられたテーマは「無意識の意識化」。何かを形作るというより、自分の中の形を引っ張り出すといったかんじでしょうか。
手を動かし、思うままに形を作ります。
…あの、言い訳していいですか!
この日めっちゃ体調崩してたんすよ。なんかこう、内臓が裏表ひっくり返ったような気分だったんです。それでなんかこんな((
次の日作り直しました。一つ型なので、型に引っ掛からずに抜ける抜け勾配を意識しなければいけません。
イメージとしては、いつもぼけぇっとしてた小学生中学生の頃にノートに無意識に描いていた幾何学模様です。三角と四角がどんどん広がって増えて、気付くと教科書のあるページが半分埋め尽くされていたりするアレです。
でもパッと見何かの結晶みたいだな。原型のエッジを出すのに苦労しました(なお成果はイマイチ)もっと広がりのある形態にできたかも。
まずは「焼石膏」で型を取ります。
今回二種類の石膏を使いますが、この焼石膏は「強度が高く」「高温に弱い」
もう一種類の「耐火石膏」は「高温に強く」「衝撃に弱い」という特徴があります。もちろん他にも特徴はありますが。
そして型取りの方法は「搔き上げ」。…お腹空くなぁ(´―ω―)ー3
原型に溶いた石膏を上からかけて、スプーンで搔き上げます。なんとなくですが焼石膏のほうが成形がきれいにできる気が?
空気穴を空ける為に針金を刺しています。
上に置いてあるガラス板は水平器を使って水平にする必要があります。逆さにした時にそっちが底になるんでね。
さて!石膏が固まる間に使うガラスを選んでいきませう。
これはキャスティングビレットといって、饅頭みたいな形をしています。これ使うと空気の泡が入りにくく、かつこれは色がとても好きです。
今回はブルーグレーと水浅葱を購入。
他にもこんなかんじの色が。
この辺が気になるな(´ω`)
こっちはパウダー状の色ガラスの10%見本で、これを好みの大きさの粒上のカレットに混ぜて使います。
さらに暇人は「ガラスふるい」をやります。吹き場で作ったFAスキガラスをカレットにして粒の大きさごとにふるい分けます。
丁寧にやらないと、手にガラスが刺さりますw目をこすらないように注意!
こっちはミルタンk…間違えた。ミルホッg…じゃない、ミルポットです。あ、違う。ポットミルだ。
機械にセットしておけば自動でガラスを粉々にしてくれます。写真撮り損ねたので詳しいことは次の課題で。
お、石膏が固まりました。粘土を掻き出して重量を測り、型の内側をキレイにします。
終わったら離型剤としてカリ石鹸を塗り、ドライヤーで乾燥。
また焼石膏を溶いて…
型に流します。取っ手として紐も入れ込みます。
できた!
周りを木槌でガンガン叩いて外します。
作業中に訪問者が。
すぐ逃がしたけど、こんなカミキリムシ初めて見た気がします。調べたところ、どうやらホシベニカミキリという種で、千葉(実家)ではレッドリスト入りしてるそうな。カミキリムシはかわいいですね。ゴマダラが一番馴染み深いですが(´ω`)
さて、この焼石膏原型にカリ石鹸を塗り、今度は耐火石膏で型取りします。
下の粘土は鋳込み口です。カレットやパウダー等のガラスは焼いている間に溶けて体積が減るので原型の1.4~1.6倍ほどのガラスを盛って焼く必要があり、この鋳込み口が無いとガラスがあふれてしまいます。
なんかウ〇コみたいですが、最初はみんなこんなもんです(`・ω・)b
慣れるとこうなります。これは六型目。
石膏を溶く量もちょうどよし!慣れるとものすごく楽な型取り方法ですな。
今回は二度、釜入れできるので、一度目の窯入れでは透明なスキガラスの「大粒」と「パウダー」を詰めて焼きました。
焼けたのがこちら!
加工していきましょう!
バリを削り…
平盤で底面を削ります。
ハンドリューターで表面加工。
後編では残り四つの焼成と加工を行います!
ここ数日で計三回、無記名無言コメントを頂きました。恐くておトイレいけなくなっちゃうので勘弁してください(´・ω・`)
さてさて!今回紹介するのはガラスの技法の一つ、キルンキャストです。キルンは窯のことで、キャストはcast、色々な意味がある単語ですが、この場合は「鋳造する」の訳でいいと思います。
今回の課題は、次の課題のいわば実験段階といいますか、とにかく色々試してみようぜというものです。
与えられたテーマは「無意識の意識化」。何かを形作るというより、自分の中の形を引っ張り出すといったかんじでしょうか。
手を動かし、思うままに形を作ります。
…あの、言い訳していいですか!
この日めっちゃ体調崩してたんすよ。なんかこう、内臓が裏表ひっくり返ったような気分だったんです。それでなんかこんな((
次の日作り直しました。一つ型なので、型に引っ掛からずに抜ける抜け勾配を意識しなければいけません。
イメージとしては、いつもぼけぇっとしてた小学生中学生の頃にノートに無意識に描いていた幾何学模様です。三角と四角がどんどん広がって増えて、気付くと教科書のあるページが半分埋め尽くされていたりするアレです。
でもパッと見何かの結晶みたいだな。原型のエッジを出すのに苦労しました(なお成果はイマイチ)もっと広がりのある形態にできたかも。
まずは「焼石膏」で型を取ります。
今回二種類の石膏を使いますが、この焼石膏は「強度が高く」「高温に弱い」
もう一種類の「耐火石膏」は「高温に強く」「衝撃に弱い」という特徴があります。もちろん他にも特徴はありますが。
そして型取りの方法は「搔き上げ」。…お腹空くなぁ(´―ω―)ー3
原型に溶いた石膏を上からかけて、スプーンで搔き上げます。なんとなくですが焼石膏のほうが成形がきれいにできる気が?
空気穴を空ける為に針金を刺しています。
上に置いてあるガラス板は水平器を使って水平にする必要があります。逆さにした時にそっちが底になるんでね。
さて!石膏が固まる間に使うガラスを選んでいきませう。
これはキャスティングビレットといって、饅頭みたいな形をしています。これ使うと空気の泡が入りにくく、かつこれは色がとても好きです。
今回はブルーグレーと水浅葱を購入。
他にもこんなかんじの色が。
この辺が気になるな(´ω`)
こっちはパウダー状の色ガラスの10%見本で、これを好みの大きさの粒上のカレットに混ぜて使います。
さらに暇人は「ガラスふるい」をやります。吹き場で作ったFAスキガラスをカレットにして粒の大きさごとにふるい分けます。
丁寧にやらないと、手にガラスが刺さりますw目をこすらないように注意!
こっちはミルタンk…間違えた。ミルホッg…じゃない、ミルポットです。あ、違う。ポットミルだ。
機械にセットしておけば自動でガラスを粉々にしてくれます。写真撮り損ねたので詳しいことは次の課題で。
お、石膏が固まりました。粘土を掻き出して重量を測り、型の内側をキレイにします。
終わったら離型剤としてカリ石鹸を塗り、ドライヤーで乾燥。
また焼石膏を溶いて…
型に流します。取っ手として紐も入れ込みます。
できた!
周りを木槌でガンガン叩いて外します。
作業中に訪問者が。
すぐ逃がしたけど、こんなカミキリムシ初めて見た気がします。調べたところ、どうやらホシベニカミキリという種で、千葉(実家)ではレッドリスト入りしてるそうな。カミキリムシはかわいいですね。ゴマダラが一番馴染み深いですが(´ω`)
さて、この焼石膏原型にカリ石鹸を塗り、今度は耐火石膏で型取りします。
下の粘土は鋳込み口です。カレットやパウダー等のガラスは焼いている間に溶けて体積が減るので原型の1.4~1.6倍ほどのガラスを盛って焼く必要があり、この鋳込み口が無いとガラスがあふれてしまいます。
なんかウ〇コみたいですが、最初はみんなこんなもんです(`・ω・)b
慣れるとこうなります。これは六型目。
石膏を溶く量もちょうどよし!慣れるとものすごく楽な型取り方法ですな。
今回は二度、釜入れできるので、一度目の窯入れでは透明なスキガラスの「大粒」と「パウダー」を詰めて焼きました。
焼けたのがこちら!
加工していきましょう!
バリを削り…
平盤で底面を削ります。
ハンドリューターで表面加工。
後編では残り四つの焼成と加工を行います!