【ツカナ制作所】きまぐれ日誌

ガラス・金工・樹脂アクセサリー作家です。絵も描いております。制作過程や日常の話、イベント告知等。

【ガラス】フュー!ジョンッ!ハッ

2018-04-10 20:42:22 | 大学
おっす!実は最近、ブログ開設から1500日を更新してました(´▽`)ノ

ってもこのブログは二本目なんで、正確には五年ちょいブログやってますね。ってなわけで、これからもよろしくお願いします!




さて!今回ご紹介するガラスの技法は「フュージング」「スランピング」の二つ!

文字通り、高温でガラス同士を溶かして融合させるのがフュージングで、型にフュージングさせたガラスを乗せて沿わせるように溶かすことで変形させるのがスランピングです。



まずはテストピース作成ガラス板に別の種類のガラスを乗せてみたり、自分だったら金属が好きなので金属をいれたり。

板ガラスに挟むのか、それとも上に乗せるかでも大分表情が変わります。そんなに複雑な技法じゃない分実験のしがいがありそうです。





エッジが無くなるので、ガラスですがやわらかい雰囲気出ますね。




では、本番の様子!





板ガラスは三角に。





モミジの葉と切った紙に銅粉をまぶして挟みます。

焼成温度は860くらい…もうちょい下かな?なので当然紙は焼けてしまいますが、おそらく紙と葉の形の銅粉が残るであろう!と予想して挑戦してみました。













銀色のはPD科のゴミ箱からパクってきたアルミ板です。

以前キャストで使ったらいいキモさになったので、うまいこと原型が無くなってくれればいいなと思って入れました。





焼成後は…!





もみじがなかなかカッコイいですが、なぜか魚は膨張(◎-◎;)

これはこれで・・・あり?




ではでは、スランピングの準備を進めていきましょう。

型は石膏で作っていきますね。



自分は板と粘土を使いましたが、ここは人によって全く色々で面白かったです。







ここだけ見るとレアチーズケーキみたいでおいし…そうでもないわ(´・ω・`)





まだそこまで硬くならないうちにスクレーパーでざっくり削って、さらにスパチュラなどを使って模様を掘りこみました。

そこにガラスが入りこんで模様が出るってな算段です。








完成!!





焼成中に型から滑り落ちてしまったそうで、微妙に狙ってたのと違う形に…でもこれはこれで?w





アルミが茶色であまりキレイでなくなったのが以外でした。前のキャストではブルーグレーのガラスがベースだったので、なんとなく黒くなると思い込んでたんですよね。いい勉強になりました。









紙に銅粉をまぶした部分がやたら気泡になった理由はナゾです。

失敗といってしまえばそれまでですが、これはある意味いいキモさです。狙って作れるようになれば表現の幅が広がりそうです(`・ω・)b

金箔はさすがと言ったところか、きれいに金色のままでした。ガラスと高相性ですね。





今回かなり実験めいたことができたのがよかったです。金属はほんとに遊びがいがありますね(´ω`)

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。