【ツカナ制作所】きまぐれ日誌

ガラス・金工・樹脂アクセサリー作家です。絵も描いております。制作過程や日常の話、イベント告知等。

【自作台本】コント:なぞのおにぎり屋さん

2018-04-25 18:53:53 | 自作台本
※おっす!今日も自作台本でお茶濁していきます!これは二、三回やったかな。ラップの部分は後から付け足したので省略してもいいと思います(`・ω・´)bかなでさんの作者さんのパクリスペクトです。コントの王道らしい客と店員のやり取りというスタイルなのでいくらでも付け足せますねw




『謎のおにぎり屋さん』コント

店員
彼氏
彼女

店員「はーいいらっしゃいまっせー」
彼氏「あの・・・味噌ラーメンください」
彼女「あたし塩がいいー」
店員「はい了解~!(厨房に引っ込む)へいお待ち!」
彼女「え・・・」
彼氏「ちょっと、これおにぎりじゃん」
店員「もちろん!」
彼氏「いやいやいや!なんでそんな開き直ってんの?ここラーメン屋でしょ?」
彼女「ラーメン屋って看板でてんじゃーん」
店員「はいー、ですがあの、最近始めたばっかりで看板掛け替えるの面倒くさくて。アハハ」
彼氏「アハハじゃないよ」
店員「まあー、いいから食べてみてくださいよ」
彼氏「え?うーんまあ作ってもらっちゃったしな・・・って、味噌ラーメン入ってんじゃん!」
店員「ご注文通りです」
彼氏「いや、そうだけど・・・なにそのキリッとした顔、なんかイラッとするなあ」
店員「いえ、これはドヤ顔です」
彼氏「どうでもいいわ」
彼女「わー、あたしぃ、塩って言っといてよかった!いただきま~す!・・・ぶへっ、ぶっ、塩!」
店員「塩です!」
彼女「全部塩じゃん!塩の塊じゃん!塩の塊にノリ巻いただけじゃん!ご飯どこいった!?」
店員「ふう・・・甘いですねお嬢さん。そのおにぎりはしょっぱいのに」
彼女「やかましいわ」
店員「いーいですか、そもそも『おにぎり』なる単語のどこにも、『飯』あるいは『ライス』、『米』といった、一種の稲科植物あるいは穀物の語彙は付随しないのです。つまりですね、握られたものこれ即ちすべておにぎり!」
彼氏「なるほど・・・って、納得できるかっ!」
店員「うふふ・・・はーっはっはっは!はい論破~!」
彼氏「なにこいつ」
店員「YO!shaken baby シャケシャケベイベー/ノリがイイ奴海苔がイイ/粒が立ってりゃこれぞ飯ウマ/昆布ぶっ込みコンボキメてけ/迷ったらツナマヨ安定俺妻/うめーの欲しいなら梅干しあるぜ/来いよ海苔巻きマイていこうぜ」
彼女「ええ・・・」
彼氏「王道なだけじゃつまらねーだろ?/にぎり屋なら潜在意識まで掌握/これぞマジなおにぎり屋に昇格/アイディアならアタマに潜伏/飯に合うならにぎれば天国/アサリ酒蒸しメザシ一夜干し/切り干しぶり照りエビフライ」
彼女「え、ちょっと!」
彼氏「ハッ!しまったつられた!」
店員「いいリリック、持ってんじゃないすか」
彼女「この人やばいよ。帰ろ?」
彼氏「う、うん」
店員「ふう・・・いいんですか、本当にお帰りになられるのですか・・・」
彼氏「はい?」
店員「あなた・・・さっきのおにぎりどうでした?」
彼氏「どうって・・・ふつう」
店員「えええええぇ~?まじでぇ~?いやそこはさぁ、空気読んで『おいしかった』って言ってくれるとこでしょ?で、そこで僕がすかさず『ご注文とあればなんでも握りますよ』って言って、二人が感動する場面だったじゃん!」
彼女「そうかなぁ」
店員「そうです。」
彼氏「例えば?」
店員「例えばって・・・政権とか、弱みとか」
彼氏「にぎるってそっちかよ」
店員「頼みます!私にはお二人のご協力無しにはにぎれないものがあるのです!お願いします!」
彼氏「わーかった!わかったから足離して」
彼女「で?なにをにぎるの?」
店員「た・・・」
彼女「たらこ?」
彼氏「たこわさ?」
店員「た・・・大金がにぎりたい!」
彼女「帰ろっか」
彼氏「うん」

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