【ツカナ制作所】きまぐれ日誌

ガラス・金工・樹脂アクセサリー作家です。絵も描いております。制作過程や日常の話、イベント告知等。

広告の小並コメントが気になりすぎた…『驚きの明治工芸』展

2016-10-19 21:10:17 | 美術館・博物館系
おっすおっす!やー、行ってきましたよ~『驚きの明治工芸』展!!なんと写真撮影可!ブロガーに優しい(´ω`♪)



実は行くか迷ってたんですけどね。ちょっと入場料が高めで(´ω`;)

でも見ないと後悔するなーと思ったので。結果的には行ってよかったですよ!





東京藝術大学の美術館にて。










今回の目玉は「自在置物」。

金属で作られた生き物ですごくリアルなんだけど、すごいのは名前の通り「自在」に動くということ。





この竜も間接部分を動かすことができます!








このヘビは、週代わり?で形を変えて展示をしているそうです。なるほどなぁ






苦手な人がいそうなレベルのリアリティーw











すごいのは、こういうことやってた人が一人じゃなかったってことなんですよね。自在置物を作ってた人は何人かいたようで。














これが分かりやすい仕組みの解説。





こうしてあると私にもできそうな気がして…はこないけど、でもやってみたいです。








これもリアル!だけど木でできてるんだそうで。こういうの作るの楽しいだろうなぁw









裏まで精巧なセミ。



水牛の角を材料に使うって発想が無かった!しかし現代ではどうやって手に入れるのやら…と思ったらアマゾンで売ってましたw







これ燃えました(∩´∀`)∩いいないいな、こういうのがやりたいんだよ!!





これら、それぞれ作り手が違って、比べてみるのも面白い。




事前に知らなかったんですが、宮川香山の作品も何点かありまして。釉下彩のとか。





これは高浮彫?でも、あのごつごつしたリアルな感じより、もっと落ち着いた雰囲気ですよね??ちゃんと製作がいつごろか見ておけばよかったなぁ。

平日の午前中、授業前に見たのでちょっと駆け足気味でした。もう一回見るかw









これも気になったやつ。片切彫?ってのは始めて知ったんですが、銀地に黒のラインがかっこいい!






あと!なんと!七宝焼きがあって!!ヽ(´▽`)ノ







三番目のはパッと見陶の絵付けみたいですが、無線七宝です。私が始めてやった七宝も無線でした。七宝らしさにはちょっと欠ける気がしますが、淡い表現が美しいです!

ちゃんと明治期の七宝の歴史についての説明書きがあったのもありがたい(´ω`♪)





そして、私が今回一番感動したのはコレ。



…ただの絵じゃないか、と思っちゃいけませんよ!




これ、刺繍なんですよね~!もちろん絹糸なので、光の反射の加減でキラキラして、刺繍の良さがガッツリ出てて素晴らしい!画面じゃ伝わらないから、ぜひ本物を見てもらいたい!


日本刺繍は前に学校でやったので、これを完成させるのにどれだけの労力と時間が掛けられたかを想像するとすごいな。





まだまだ紹介していない素晴らしい作品があります!確か30日までだったかな?気になった方はぜひ(・ω・)ノ

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