平成２２年３月１３日(土)

無事に東京へ帰りました






《旧暦 1月28日》危ないよッ！それでも追っかけて来るッ！

★３月８日に東京の竹芝桟橋を出航してから26時間かけて小笠原の
二見港へ着きましたが、途中大揺れで弱りました＼(>。<)／ギャ-
嵐を呼ぶ男・柳家小袁治の旅はやっぱり多難であることが、この段
階で分かってしまった。



★小笠原島の公演予定は３月９日に父島の小中学校の体育館で１回
行い、11日の夜に母島で行うことになっていた。ところが海が大荒
れで渡ることが出来なかった。だから‥‥、ず～っと父島に滞在し
てしまった。天気が良ければまだ良かったが、雨にたたられて、外
出も満足に出来なかったんだ(´ω｀*)



★村役場のＪさんの庭でバーベキューをしていた時は寒さに驚いて
しまう。寒いといっても17度程度だったが、今まで20度以上あった
のだから寒く感じてしまう。東京は10度以下だったらしいから贅沢
なことだよな(笑)、半ズボンじゃ寒くても文句は言えない(^_^;)



★考えてみたら小笠原島に出てくるのは大変なことだ、だって船賃
が安くない。我々が乗った船室は１等の２人部屋で片道の船賃が、
46,500円となっていた。往復で約10万円近く掛かるんだよねぇ。
一番安い２等でも23,250円だから大変だよ、学割が18,610円だ。



★我々が着いた９日は父島の人たちが待ちに待った小笠原丸なんだ
ねぇ、船と一緒に新鮮な野菜とか魚などの生鮮食品が大量に入荷す
る。島民は待ってましたとばかりに、スーパーで買い物をする。
一週間分の食料を買い込むんですよ。パンなんか飛ぶように売れる
んだ。観光客と物資を下ろした小笠原丸はシーズンオフは次の航海
まで二見港に接岸したままで居る。12日の午後に我々を乗せるまで
小休止といったところだね。



★船の旅で気が付いたことはＤＶＤを持参すると退屈しないこと。
もっともこれは個室でなければダメだが、ＤＶＤのデッキが設置さ
れていた。テレビはＮＨＫの衛星第１チャンネルと第２チャンネル
が見られた。画像があまり乱れなかったのだが…、内容がつまらな
かった(笑)。であるから、あまり見なかった。



★携帯はドコモが大丈夫で、ソフトバンクは全く使えない(^_^;)
愚生のブログはすべて携帯でやったが‥‥、なんだか面倒で困った
よ、推敲なんて出来ない、非常に苦労した。インターネットはダメ
といって良いほど環境が悪い(´ω｀*)



★最終日は晴天だ、皮肉なくらい天気が良いのだ＼(`o'") こら-っ
雨男としてはラストの太陽をしみじみと受けることにした、あゝ、
神さまッ！たった一日だけど十分な太陽を私に下さったのですね？
たった一日ですか？しみったれですなぁ～ッ！けちん坊～ッ！



★二見港から出航するときはちょっと大変だよ、皆さんが見送りに
来てくれるんだ。村役場の皆さんとかさまざまな人が来てくれる。
小笠原の都立小笠原高等学校の生徒たちが上京する仲間たちにエー
ルを贈っていた。そして圧巻なのは、桟橋を離れた小笠原丸をボー
トで追っかけて来るんだ。クルーザーの若人は多分高校生だろぅ、
太鼓を叩いて「がんば～れッ！がんば～れッ！がんば～れッ！」と
、繰り返し、くり返し、追いかけてくるんだッ！



★危ないよ、大丈夫かな？本当に猛スピードで追いかけて来るッ！
ラストに海に飛び込むパフォーマンスを見せてくれた＼(＾▽＾)／
自然と目頭が熱くなっていた、島の人たちの姿が涙でにじんでしま
った、愚生がほろっとしている隣で、若いお嬢さんが大泣きしてい
た。感動している。船の別れって良いもんだネ～(^з^)-☆



≪追伸≫

★帰りの船で、小笠原漁業協同組合長のお父上と一緒になって新鮮
な魚をいただきながら色々と小笠原の話を聞かしていただいた。
昭和シングルの会長さんのお話は痛快であり、硫黄島での話はしん
みりする有意義な話だった。小笠原島では病気は出来ないとも言っ
ていた。お産も大変だが、子供はどんどん増え続けているそうだ。
小笠原は子供が増えているなんて、希望に満ち溢れた土地なんだ、
大したものだ。これから先が楽しみなところであります＼(^o^)／






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　　第79回　柳家小袁治の会in池袋演芸場　2010年3月22日(月)

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